• イラク・モスル南部、戦火から逃れる家族

  • 概要
  • 活動情報 2017年7月10日 更新

戦闘の犠牲となるイラクの人々をご支援ください

2016年10月、武装組織ISが支配するイラク第2の都市、モスルの奪還に向けた政府の軍事作戦開始により勃発したイラク国内での対立と、情勢不安に乗じた武装勢力の拡大、そして暴力の応酬。
その矛先はイラクの人々とその暮らしに向けられ、今も一人、また一人と、家を追われ、避難を強いられています。

命の危機から逃れるため国境に詰めかけたイラク人は難民キャンプへ向かいます

長く続く紛争は、一般人とその暮らしの基盤であるインフラを狙い、人々から日常の生活を奪い去りました。子どもの徴兵、女性への残虐行為など、さまざまな問題を引き起こし、各地で多発する戦闘により度重なる避難を強いられる人も多くいます。

治療を受けるイラクの子どもたち。紛争の最大の犠牲者は子どもたちです

時と共に過酷さを増す避難生活と、その日々に終わりが見えないことに、イラクの人々は今、何を思うのでしょう。― 私たちは見捨てられてしまった ― そう思う人もいるかもしれません。どうかUNHCRとともに、イラクの人々を支えてください。皆様からのご支援はUNHCRの活動を通じて、紛争で故郷を追われたイラクの国内避難民と難民を危機から守り、厳しい避難生活を支え、そして「世界はあなたたちを忘れていない」というメッセージとなります。

イラクにおける状況はこちらでもご覧いただけます。

動画出典:国連UNHCR協会

私たちの難民援助活動は、日本をはじめ世界中の人々によって支えられています

2016年、国連UNHCR協会にお寄せいただいたご寄付は、総額28億4603万2789円に達しました。そのうち実に87%は、個人の皆さまからのご寄付です。

国連UNHCR協会 活動・会計報告はこちら

UNHCRの供給したテントで避難生活を送るイラク人の家族

2016年10月に開始されたイラク・モスル奪還作戦で、これまで63万人の市民が避難を強いられました。UNHCRは逃れてきた人々を受け入れるキャンプを新設し、緊急援助活動を開始。2016年モスル奪還作戦開始以降、モスル近隣での援助活動として、1万1,000人以上へシェルターを、そして5万4,000人以上に毛布や就寝用マット、調理器具ををはじめ、避難生活に不可欠な物資を配給させていただきました。

一方で、モスルは未だ不安定な状況が続き、依然として多くの人々が避難を強いられています。2017年4月に新設したキャンプには3万人、そして5月に完成したばかりのキャンプには9,000人の居場所を用意しましたが、多くの人がつめかけ、両キャンプではこれ以上人を受け入れることができない状態です。

避難してくるイラクの人々のために、難民キャンプを整備するスタッフたち

今後もモスルの中心地から多くの国内避難民が逃れてくることが予測されることから、UNHCRはさらに6万人が避難できるキャンプを急ピッチで建設するなど、イラクの人々を支える援助活動を続けています。今後も温かいご支援をいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

国連UNHCR協会では、難民問題解決のための署名活動も行っております。
#WithRefugees #難民とともに キャンペーンにぜひ参加してください。詳しくはこちら

寄付金の使いみち

皆様からのご寄付は、UNHCR本部(スイス・ジュネーブ)へ送金され、世界各国で実施される難民援助活動に役立てられます。
皆様からお寄せいただいたご支援は、難民が我が家を追われた日から始まる長い避難生活の間、水・食糧の支給から住居、医療そして教育にいたるまで、すべてにわたり彼らを支えます。

参考:国連UNHCR協会・皆様のご寄付でできること
http://www.japanforunhcr.org/donate/use/