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合計で604,680円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

トルコ・シリア地震 / シリアでの活動にご協力ください
支援の届きづらい地域の人々を支えたい
(日本国際ボランティアセンター)

寄付受付開始日:2023/03/27

  • 領収書なし
[トルコ・シリア地震 / シリアでの活動にご協力ください 支援の届きづらい地域の人々を支えたい (日本国際ボランティアセンター)]の画像
被災者用テントの中の様子。多くの人々が今も支援を必要としています(2023年2月7日、アレッポ)

特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)

プロジェクト概要

更新日:2023/07/04

現地の団体と連携して支援を届けます

2023年2月6日未明、トルコ南部のガズィアンテプ北西を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。死者は5万人を越えたと報じられ、被災した人々は、厳しい寒さに加え、食料や医療サービス、水へのアクセスが難しいなど非常に困難な状況に置かれています。また、被災地の中でも、シリアは内戦や複雑な政治情勢により、国際援助が入りづらい状況が続いています。

支援物資の配布の様子(2023年2月26日、アレッポ)

JVCは現地で活動する団体との連携に向けて調整を行うなかで、シリア国内での活動経験があり、当団体も設立に関わったJIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)と協働し、クルド赤新月社を通じて、シリア北西部のアレッポ周辺で支援を実施することを決めました。

倒壊した建物(2023年2月26日、アレッポ)

シリア・トルコ大地震では、すでに多くの団体が活動し支援を行っています。それでも、シリアでは2011年から続く紛争によるダメージ、治安悪化、経済制裁、国内の政治的分断などにより、人々の暮らしは地震前からすでに非常に苦しく、安全な飲み水を手に入れるのも困難な人々がいるほどに悪化していました。

地震後のアレッポ市内の様子(2023年2月26日、アレッポ)

この複雑な情勢下で、国際社会の支援が入るまでに時間を要したシリア北西部にも、今やっと本格的な支援が入り始めていますが、水、食料、電気、テントなど、支援はまだまだ足りない状況です。

倒壊した建物の一部に座る子どもたち(2023年2月26日、アレッポ)

寄付金の使いみち

トルコ・シリア地震の被災地シリアでの被災者への支援活動のために、大切に活用させていただきます。

シリア国内での活動経験があり、当団体も設立に関わったJIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)と協働し、JIM-NETのパートナー団体であるクルド赤新月社を通じて、シリア北西部のアレッポ周辺で支援を実施します。

クルド赤新月社は、地震発生直後から避難民にテントを提供するなど、迅速に活動しています。アラブ人とクルド人、そして地震発生以前から、紛争によってシリア各地から逃れてきた国内避難民が暮らしているアレッポ北部のシャハバ(Al-Shahbaa)地域で、風邪やぜんそくの薬などの医薬品や、ベッドマット、毛布、調理器具、水容器などの生活用品の支援を行っています。

状況を注視しながら、現地団体との新たな連携を模索し、食料支援や被災者の精神的ケアに関する活動の可能性を探ってまいります。最新情報はウェブサイトをご覧ください。

※ご寄付の一部は10%を上限に、現地に支援を届けるための管理運営費にも使わせていただきます。

活動情報

更新日:2023/07/04

避難民への食料パッケージ配布を行いました(2023年7月4日更新)

2023年6月半ば、シリアの市民団体「SEWAR」との協働で、地震によって生活の基盤を失ってしまった避難民の方々に食料パッケージを配布しました。

シリア北西部・ジャラブルスの避難民キャンプに暮らす 200世帯、1,000人を対象に配布したのは、約40米ドル分のフードパッケージ。中にはお米や豆、パスタ、トマトペーストなどが入っています。

支援物資の配布前に登録確認を行う(2023年6月14日、アレッポ 写真提供 SEWAR)
食料パッケージを受け取る避難民女性たち(2023年6月14日、アレッポ 写真提供 SEWAR)
支援物資配布の様子(2023年6月14日、アレッポ 写真提供 SEWAR)

地震から4カ月がたちましたが、人々は元の町に戻れないまま、避難民キャンプで過ごしています。写真と一緒に送られてきたビデオの中で、子どもたちは「ここで暮らしているけれど、学校に行けないんだ。遠過ぎる」と避難所の生活を教えてくれました。

避難民キャンプの子どもたち(2023年6月14日、アレッポ 写真提供 SEWAR)

安定した暮らしとは言い難く、現地はまだまだ国際社会のサポートを必要としていることを痛感します。引き続き、現地に思いを寄せていただけたら大変幸いです。

シリア国内で活動する現地NGOと連携し支援を実施します(2023年5月18日更新)

JIM-NETとの協働によりクルド赤新月社を通じた支援を行うと同時に、より支援が入りにくい地域で活動する現地団体との連携の可能性を探り、第2次支援として、トルコに拠点をおきシリアで女性支援を行う現地NGO「Supporting and Empowering Women’s Advancement and Rights(SEWAR)」との協働による支援を決定しました。

支援の対象地は、地震の発生より前にシリアの紛争避難民のために設置され、今回の地震による避難民も受け入れているアレッポ北部の避難民キャンプです。現在、約160世帯が暮らしていますが、食料支援やその他の支援はほとんど入っていません。地震の被害がより大きかった地域から避難してきた人々を中心に、食料支援を行うとともに、災害後の精神的ケアを行う計画です。

SEWARは、2014年に設立されて以降、シリア国内で女性への暴力防止、女性の保護や生計向上のための活動を行っている現地NGOです。また今回の大地震の直後には、シリア国内で最も地震の被害が大きかった複数の地域で、食料やテントなどの緊急支援を行っています。

SEWARによる地震直後の緊急支援の様子(2023年2月13日、アレッポ 写真提供 SEWAR)
SEWARによる食料支援の様子(2023年3月14日、アレッポ 写真提供 SEWAR)
SEWARによる燃料や暖房用品支援の様子(2023年3月19日、アレッポ 写真提供 SEWAR)

地震から数カ月が経過した今も、厳しい状況は続いています。引き続き募金にご協力をお願いいたします。

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寄付人数
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プロジェクトオーナー

特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)

JVCは、1980年の設立以来、アジア、アフリカ、中東、日本で、その地に生きる人たちとともに活動を続けてきました。現地で当事者が発する声を大切に聴きながら、歩みを進めています。
目の前の課題を解決するだけでなく、上下や貧富をつくる社会構造をこの世界からなくすために、志を同じくする人々の力、思いを結束し活動しています。

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