ラオス農村部で自然とともに生きる人々の暮らしを支えたい!

寄付受付開始日:2022/06/24

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[ラオス農村部で自然とともに生きる人々の暮らしを支えたい!]の画像
村共同で保全する森を設定する式典の様子

特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)

プロジェクト概要

更新日:2022/06/24

村の森や川を使いながら保全する村人の活動を支援します

ラオスでは人口の6割以上が今も農村部で生活しています。農村部では多くの人々が、キノコやタケノコなどの林産物や魚などを身の回りの森や川から自らとってきて日々の糧とする、豊かな暮らしを送っています。

森でキノコを採る女性たち

ただし、これら豊かな自然も近年はゴムなどのプランテーションやダム建設といった開発や向こう見ずな伐採、換金作物栽培などで失われつつあります。

開発のため伐採された木

JVCは、農村部の村人たちがよりどころとする自然環境が村人自身によって持続的に守られ、利用され、暮らしが損なわれないよう、支援しています。

例えば、コミュニティー林と呼ばれる村の共有の森を保全する仕組みや、魚保護地区と呼ばれる川の食料となる魚などを保全する仕組みをつくったりしています。

また、土地や森、川を守るのに役立つ村の地図や村の歴史、川や森からとれるものリストなどをまとめた冊子づくりや、住民が持つ自然環境に対する権利について理解を深めるための研修も行っています。

土地、森を保全するのに役立つ村の地図について話し合う村人とJVCスタッフ

これらの活動により、村人たち自身が身の回りの森や川を持続的に使い、さらに行政機関や企業など、さまざまな人々に村の自然がどれだけ大切かを伝え、奪われることのないよう訴え、守ることにつながります。

「開発と暮らしのはざまで揺れるラオス」presented by 8bitNews (ジャーナリスト堀潤さん主宰「8 Bit News」にて活動をお伝えした配信)

寄付金の使いみち

開発が進み自然環境が失われつつあるラオス農村部で、暮らしのよりどころとする自然を守るため、大切に活用させていただきます。
・住民自身による自然環境を保全
・管理する活動や住民の意識啓発など

例えば、
・1,000円で村人が森や川の恵みを使って生きる権利があることを伝える研修に必要な“法律カレンダー”を10部購入できます。
・20,000円で村の地図やコミュニティー林の地図や規則の内容を示す大型看板1枚を作成できます。

活動情報

更新日:2022/06/24

活動地や活動の詳細、スタッフ紹介についてはこちら

2020年度は、活動村10村のうち3村でコミュニティー林や魚保護地区の設置を完了し、7村で村境などのデータを村人に共有しました。また、自然資源に対する住民の権利について学ぶ法律研修やジェンダー研修を実施して、合計1,281名の村人の参加を得ました。
詳細についてはこちら

水辺で漁をする女性
川で食料となる魚などを保全するための禁漁区「魚保護地区」

ブログでは現地の活動の様子をお伝えしています。
現地ブログ「ラオス通信」

活動地のストーリー
アラン村村長ブンター氏(40代)の話

「ドンプライの森」は多くの村人がキノコやタケノコを採ったりして長く利用してきた森で、私たちの生活のよりどころです。これまでも村では森の木を切ることを禁じてきましたが、水力発電ダム用の土石採掘のために森が取られてきました。境界があいまいで、どこからどこまでが共有の森なのかを示すことが難しかったためです。

JVCとともにこの森をコミュニティー林として行政登録し、規則や範囲を示す看板を設置したので、外部者にも「伐採してはいけない」ということがよく伝わるようになりました。開発事業などが来ても反対しやすくなり、これからは相手のなすがままにならないようにします。コミュニティー林の樹木や林産物のリストをつくり、木が一本でいくらになるのかを明示できるようになったこともよかったです。

森の中でのコミュニティー林の設置式典

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プロジェクトオーナー

特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)

インドシナ難民の大量流出をきっかけに、1980年2月タイのバンコクで主に日本の市民により設立された国際協力NGO。
ラオスでは1989年から活動を続けています。

あらゆる人々が自然と共存し、安心してともに生きられる社会を目指して、人道支援、地域開発協力、復興支援、政策提言をアジア、アフリカ、中東、日本などで実施。
2005年より認定NPO法人。

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