寄付受付開始日:2019/05/31
更新日:2019/06/26
2019年3月中旬に南部アフリカを直撃したサイクロン「イダイ」。
国連・世界食料計画(WFP)が、その規模と緊急度を、紛争下のシリアや南スーダンと同じ「レベル3」と認定するほど、非常に甚大な被害がでています。
約200万人の被災者の9割以上がモザンビークの住民と言われています。
農業を主要な産業とするモザンビーク。今回の災害は収穫期直前に発生しました。
作物が表土ごと流されたり、種子や農具を失うなど、農業生産に対するダメージが非常に大きく、中長期にわたる食料・栄養不足が懸念されています。
6月には乾期が始まり、農業ができなくなる時期が到来します。
人々が生活を再建するために、避難先から自宅に戻った人々がすぐに農業を再開できるよう、JVCは「種子と農具」の緊急支援を行っています。
最も生活の困難を抱える200世帯の小規模農家に対し、耕作準備のための農具や、生育の早い在来品種の作物の種を配布、畑作りのサポートを実施していますが、いまも支援を必要とする人々へさらなる支援を届けるため、Yahoo!ネット募金での支援呼びかけを開始しました。
緊急事態の際には、たとえ善意であったとしても、支援にまぎれ込む物資により、現地に悪影響が及ぶ恐れがあります。たとえば生活になじまない食料が大量に持ち込まれたり、人々が本来守りたい種子とは異なる「F1種子」などが入ったりすることで、その後の人々の暮らしは望まない形に変えられてしまうこともあります。
JVCは、これまで現地の農民たちの「支援と言うならば、まず何が必要かを私たちに聞いてほしい」という声を社会に届けるために彼らと協働してきました。
今回の支援においても現地の人々の声に耳を傾け、栄養価の高い在来種の野菜種子や農具、畑づくりへのサポートを行い、人々が元の暮らしを取り戻せるように支えてまいります。
ご支援をお願いいたします。
・農具(くわ)の購入
・在来品種の種子の購入(メイズ(トウモロコシ)やトマトなどの野菜類)
・活動実施、モニタリングに必要な旅費交通費など
日本国際ボランティアセンター(JVC)モザンビーク復興支援サイト
#アフリカ南東部サイクロン緊急災害支援募金
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日本国際ボランティアセンター(JVC)は、1980年にインドシナ難民の救援を機に発足し、現在11カ国(アジア、アフリカ、中東)で活動している国際協力NGOです。
JVCは2013年からモザンビークの農民たちのアドボカシー活動をサポートし続けてきました。現地の農民たちと関わり続けてきたつながりをもとに、彼らが必要としている支援を届けるために今回の支援を実施します。
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