タイ・カンボジア国境紛争:カンボジア国内避難民支援(AAR Japan)

寄付受付開始日:2025/12/18

  • 領収書あり
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戦闘を逃れ、避難所に身を寄せるカンボジア国内避難民(コッコン州、2025年12月18日)

認定NPO法人 難民を助ける会

プロジェクト概要

更新日:2025/12/24

タイ・カンボジア国境紛争から逃れたカンボジア国内避難民への緊急支援を開始します。

タイとカンボジアの国境地帯で、両国の軍事衝突が激化しています。一部の報道によるとこの紛争により60万人以上が避難を強いられています。カンボジアの国家災害管理委員会(NCDM)は国内避難民が33万人に上り、うち約24万人が臨時に設置された避難施設で生活を送っているとしています。

AAR Japan[難民を助ける会]は2025年12月16日、カンボジア側で緊急支援を行うことを決定しました。日本人駐在員2名を含む4名を現地に派遣し、避難所でのニーズ調査や必要物資の調達を開始します。AARは40年以上にわたりカンボジアで活動を継続しており、そのネットワークを活用して緊急支援を行います。

タイ・カンボジア国境では、一部地域の領有権をめぐって2025年5月から緊張が高まり、7月には本格的な軍事衝突に発展。米国が停戦を呼び掛けているものの、攻撃の応酬が続き、市民の生活に大きな影響が出ています。AARのカンボジア紛争緊急支援へのご協力をお願い申し上げます。

AAR職員によるカンボジア国内避難民支援報告

■領収書の発行について
・難民を助ける会(AAR Japan)は、東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当法人へのご寄付は税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。

・1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。

・お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。

※当法人からの領収書発行時期:寄付手続き日から約2か月~3か月程で発行いたします。
※領収書の日付は、お客様が寄付手続きを行った日、またはプロジェクトオーナーに入金された日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)のいずれかになります。具体的な日付については、プロジェクトオーナーにご確認ください。

詳しくはヘルプページをご参照ください。

領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
認定NPO法人 難民を助ける会(AAR Japan)
メールアドレス:info@aarjapan.gr.jp
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寄付金の使いみち

2025年5月に発生したタイ・カンボジア国境紛争によるカンボジア側の国内避難民の緊急支援活動に活用させていただきます。

<想定している使い道・支援活動の例>
・食料、飲料水、衛生用品などの物資配布
・貧困世帯や障がい者など特に支援が必要とされる世帯への支援
・現地調査など支援調整費

※調査の上、支援現場で必要とされることに基づき、支援を届けていきます。
※指定された緊急支援活動に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合は、次なる緊急支援などに活用します。
※約5%を支援を届けるための管理運営費に活用させていただきます。

最新の活動情報は随時AAR公式ウェブサイト、SNSをご覧ください。

#グッドギビングマーク認証団体
"#Donationdeduction"

活動報告

更新日:2025/12/24

食料や衛生用品を配布:カンボジア国内避難民支援(2025年12月24日更新)

タイ・カンボジア国境で激化した軍事衝突によって、両国合わせて70万人以上、カンボジア側では50万人以上が避難しています。AARは長年活動するカンボジア側で国内避難民への緊急支援を開始し、非常食や衛生用品を届けています。

スン・キアンさん(右)から状況を聞き取るカンボジア駐在員の荒井大地(ポーサット州の避難所、2025年12月20日)

「政府軍兵士の息子(32歳)は前線で戦っています。戦闘が続いて食うや食わずらしく、とても心配です」。国境から60キロ余りのカンボジア西部ポーサット州の避難所で、スン・キアンさん(47歳)は不安な表情を見せました。

両軍の戦闘が激しくなった2025年12月8日、キアンさん夫婦は6人の子どもを連れて友人の車に乗せてもらって避難しました。「夫は息子を心配して国境方面に様子を見に行っていますが、爆撃の音が聞こえてとても危険だと言っています」。避難所ではコメや麺類が配給されますが、その他の食材は自分たちで買わなければなりません。

インタビューを受けるドン・ソーンさん(左)と子どもたち(コッコン州、2025年12月18日)

南隣のコッコン州にある避難所では、ドン・ソーンさん(32歳)は「村から5キロほどの所で大きな爆発があり、家族5人と親戚でトゥクトゥク(三輪タクシー)に相乗りして2時間かけて避難して来ました」と話します。避難所では最低限の食料配給やシャワーはあるものの、「テントがなく床にマット1枚を敷いて寝ています。赤ちゃんがいるので病気が心配です」。それでも家族の安全が確保され、少し気持ちが落ち着いたようでした。

行政当局者によると、避難民の中には下肢などに障がいのある住民もおり、AARは障がい者や子ども、貧困世帯の支援に取り組む現地NGOとも協議して情報収集を進めています。食料や衛生用品に加えて、仮住まいのテントや子どもたちの学習用品のニーズが多く、これらを調達して届ける準備を急いでいます。

現地では多数の避難民が不安の中で支援を待っています。AARのカンボジア国内避難民緊急支援へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

レポートはこちら

緊急支援を開始しました:カンボジア国内避難民(2025年12月22日更新)

AARのカンボジア国内避難民支援関連地図(2025年12月)

タイ・カンボジア国境では、2025年12月初旬から両国軍の軍事衝突が激化しています。AARは、長年活動を続けてきたカンボジア側で国内避難民への緊急支援の実施を決め、12月18日現地調査に入るとともに、支援物資の配布を開始しました。

避難所として設置されたテントで、所在なげに座る国内避難民の人々(コッコン州、2025年12月18日)

「2025年12月13日の午前2時半ごろ、ものすごい爆音が聞こえてきて、家族みんなで慌てて逃げました。タイとの戦闘はこれからどうなるのか、何もかも置いて出てきた家が今どうなっているのか、とても心配です」。国境近くの町に住み、コッコン州スラエ・アンベル(Srae Ambel)郡の避難所に逃げてきた53歳のピッチ・ティエンさんはそう言って、顔を曇らせました。

カンボジア・プノンペン事務所代表 大室和也(左)の聞き取り調査に応じる避難民のピッチ・ティエンさん(コッコン州、2025年12月18日)

カンボジアの国家災害管理委員会(NCDM)によると、2025年12月12日現在、国内避難民は33万1,158人に上り、うち約24万6,210人が234カ所の避難施設に、残る8万4,948人は親族宅に避難しています。

避難民のために食事の準備をする地元のボランティア(コッコン州、2025年12月18日)

国境から約80キロのスラエ・アンベル(Srae Ambel)郡の避難所には、2025年12月18日時点で292世帯1,629人が避難していました。スペースが足りないため、屋外にテントを張り、そこで寝たり、食事をとったりする家族もいます。

床はシートを張っただけで座ると石があたって痛いほどで、服や日用品を詰め込んだ袋などがあちこちに置かれています。食事は地域のボランティアが作ってくれていますが、小学校は遠いため通うのが難しく、多くの子どもたちが一日中避難所にとどまっています。

コメ、食用油など支援物資を引き渡すAAR職員ら(左)(コッコン州スラエ・アンベル郡事務所、2025年12月18日)

AARは、今回調達した水やコメ、食用油のほか、非常食用のビスケット・スナック類、ティッシュペーパーや衛生用品を避難所の管理者である郡事務所に届けました。今後隣接するバッタンバン州でも調査を行い、支援を本格化させます。AARのカンボジア国内避難民支援にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。

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認定NPO法人 難民を助ける会

AAR Japan[難民を助ける会]は1979年に日本で発足した国際NGOです。
自然災害などでの緊急支援、難民支援や、障がい者支援、地雷対策などを、世界18の国と地域で実施しています。

特に困難な状況にある方たちに迅速に支援を届けることをモットーとしています。世界各国での緊急支援の経験を生かし、いち早く現場に駆け付け活動しています。

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