寄付受付開始日:2025/03/29
![[ミャンマー地震:緊急支援にご協力をお願いいたします(AAR Japan)]の画像](https://donation-pctr.c.yimg.jp/dk/donation/projects/1774253959/fd4241c0-2690-11f1-ad8a-cd3501d382f5.jpeg?q=75&w=1100)
更新日:2026/03/27

2025年3月28日にミャンマー中部のマンダレー、ザガイン、首都ネピドーなどの都市を中心に、甚大な被害を出したマグニチュード7.7の大地震から1年がたちました。死者は3,800人以上、負傷者は5,000人を超え、50,000棟以上の建物が倒壊もしくは損壊しています。ミャンマーでは、2021年2月の政変以降、各地で武力衝突が激化、政治・経済・社会の混乱が続いており、地震はその混乱に拍車をかけています。

AAR Japan[難民を助ける会]は、地震発生直後より現地の協力団体と連携し、緊急支援を開始しました。
マンダレー、ザガイン、ネピドーの3都市では、飲料水・食料パッケージ・応急処置キット・衛生用品・ソーラー電球・蚊帳などを4,734世帯に配布。障がいのある方がいる94世帯には、車いすなどの補助具もお届けしました。
また、家屋が損壊した1,764世帯には、修繕を目的とした現金給付を実施しました。
さらに、災害時の行動や備えをまとめた防災リーフレットを制作し、1,445世帯への配布とAAR職員による防災啓発セッションを行いました。

被災地では、世帯収入の低下などにより、今なお多くの被災者が困窮した生活を強いられています。特に障がい者は、必要なサービスの利用や補助具の購入ができず、さらに厳しい環境に置かれています。障がい者を支えるはずの福祉施設は、資金難から建物の修繕が進まず、活動の中止や縮小を余儀なくされているところが少なくありません。さらに、支援の不足と武力衝突の影響が重なり、特にザガイン地域では被災者の苦境が深刻化しています。
AARは今後も、紛争の影響で支援が届きにくい地域の被災者や、障がいのある方・貧困層など社会的に脆弱(ぜいじゃく)な立場にある方々への支援を継続してまいります。あわせて、こうした方々を包摂した、住民主体の災害に強い地域社会づくりを支援していきます。
AARのミャンマー地震被災者支援に引き続きご協力くださいますよう、お願い申し上げます。
ミャンマー地震 緊急支援を開始します(公式サイト)
<寄付受付期間延長のお知らせ>
ミャンマー地震の被災地では、現在も多くの方々が、収入低下により困難な生活を余儀なくされています。また、資金不足により福祉施設の活動が中止・縮小され、障がいのある方々はより厳しい状況に置かれています。こうした社会的に脆弱(ぜいじゃく)な方々への支援を継続するため、寄付受付期間を延長いたします。(2026年3月25日更新)
■領収書の発行について
・2026年3月25日(水)以降の新規ご寄付分より、領収書の発行が可能です。
・難民を助ける会(AAR Japan)は、東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当法人へのご寄付は税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。
・1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
・お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。
※当法人からの領収書発行時期:寄付手続き日から約2か月~3か月程で発行いたします。
※領収書の日付は、お客様が寄付手続きを行った日、またはプロジェクトオーナーに入金された日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)のいずれかになります。具体的な日付については、プロジェクトオーナーにご確認ください。
詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
認定NPO法人 難民を助ける会(AAR Japan)
メールアドレス:info@aarjapan.gr.jp
お問い合わせフォーム
2025年3月に発生した地震により被害を受けたミャンマーの被災者への緊急支援活動に活用させていただきます。
<想定している使い道・支援活動の例>
・食料、飲料水、衛生用品などの物資配付
・貧困世帯や障がい者など特に支援が必要とされる世帯への支援
・現地調査など支援調整費
※調査の上、支援現場で必要とされることに基づき、支援を届けていきます。
※指定された緊急支援活動に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合は、次なる緊急支援などに活用します。
※約5%を支援を届けるための管理運営費に活用させていただきます。
最新の活動情報は随時AAR公式ウェブサイト、SNSをご覧ください。
#グッドギビングマーク認証団体
"#Donationdeduction"
更新日:2026/09/25
2025年3月28日に発生し、マンダレー、ザガイン、首都ネピドーなどミャンマー中部に甚大な被害をもたらした大地震から、まもなく1年半。死者は3,800人以上、5万棟以上の建物が倒壊・損壊しました。AARは発災直後から現地団体と連携し、障がい者や高齢者など、支援が届きにくい方々を中心に支援しました。
食料・日用品および現金の配布を実施
発災直後から2026年9月まで、被災地域で、現地の協力団体と連携して、のべ6,876世帯に食料品や飲料水、生理用品、衛生用品、ソーラー電球や蚊帳などの防災用品を配布しました。また、多くの被災者が自宅の修繕を希望していることを受け、現金給付を実施しました。2025年5月~6月には1,000世帯に1世帯当たり10万チャット(約3,900円)、7月~8月には764世帯に1世帯当たり30万チャット(約1万1,700円)を届けました。

防災知識の普及
ミャンマーでは地震への知識が乏しく、備えが十分とはいえませんでした。そこで、2025年10月から2026年3月にかけて、ザガイン地域で1,545世帯へ防災リーフレットを配布するとともに、防災専門家の研修を受けた支援チームのスタッフによる防災啓発セッションを実施しました。
また、障がい児施設でも157人を対象に、同様の防災啓発セッションを実施しました。2026年4月~9月には、被災したコミュニティーセンターの建物修繕のほか、被災した地域住民1,900人に対して防災研修・障がい啓発研修を行いました。

障がい者支援
震災直後には現地提携団体を通じて障がい者がいる94世帯に、2026年2月~3月にはマンダレー地域の障がい者・障がい児55人に、車いすや歩行器、松葉づえなどの補助具を配布しました。また、障がい児施設で学ぶ13人に学用品や教材を届けました。2026年4月~9月には、障がい者94人に補助具を配布、84人に病院など関係機関につなぐ照会支援を実施しました。

ミャンマー地震緊急支援に温かいご寄付をお寄せいただき、心より御礼申し上げます。本支援への寄付募集は、これをもちまして終了いたします。
ミャンマーでは、2021年の政変以降、武力衝突や社会の混乱が続く中、今回の地震によって人々の暮らしはさらに厳しい状況に置かれています。AARは今後も、ミャンマーで困難な状況に置かれた方々への支援を続けてまいります。
2025年3月、巨大地震に襲われたミャンマー北西部のザガイン地域は、内戦が続く同国でも最も激しい紛争地域の一つです。紛争と震災という「二重苦」に直面する被災者へのAARの支援活動を支えてくれたのは、社会から疎外されてきたLGBTQ(性的少数者)らでつくる現地団体でした。

ミャンマーでは、性的マイノリティーは「前世の罪の報い」や「道徳的な欠陥」と見なされることも少なくありません。学校でのいじめや家庭内での疎外、教育や就労機会の制限など、厳しい差別にさらされています。そのような環境に置かれてきた彼らが、今回の震災で「被災者の力になりたい」と真っ先に声を上げ、AARの理念に深く共感してくれました。
「痛み」を知るからこそ
協力団体は、普段は差別によって医療アクセスを阻まれているHIV/エイズ陽性者の支援を中心に活動しています。今回の支援では、配布物資の梱包や運搬、会場案内、受益者確認などをAARスタッフとともに担い、炎天下でも黙々と作業を続けました。

当初は戸惑いを感じていたスタッフもいました。しかし、ともに活動する中で、その印象は大きく変わりました。ザガイン出身の女性スタッフは、「最初は不安もあったが、皆明るく、頼もしかった」と振り返ります。からかわれても「それが何か問題なの」と笑い飛ばしながら、人々のために汗を流す姿が強く心に残ったといいます。
被災地における「希望」に

被災地では、支援を必要とする人にとって、支援する側の属性は関係ありません。必要なのは、目の前の苦しみに寄り添う想像力です。拒絶や孤立の痛みを知る彼らだからこそ、被災者の苦難に深く共感し、行動に移しました。その姿は、泥濘(ぬかるみ)と硝煙に覆われた被災地に生まれた確かな希望であり、多様な人々が支え合う社会の力そのものだと感じています。
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ミャンマー地震の発生から1年がたった今も、十分な支援を受けられない障がい児が多数いるなか、被災地のマンダレーでは、保護者や施設関係者らが必死に子どもたちを支えています。

マンダレーを拠点に障がい児教育支援施設を運営する現地団体「NICE Foundation」は、インクルーシブ教育(障がいの有無にかかわらず、すべての子どもたちがともに学べる教育)への移行をサポートするだけでなく、障がい当事者やその家族とのネットワークを有しており、AARは同団体と連携し、被災した障がい者への支援を実施してきました。
NICE Foundationのマンダレーの施設には現在、発達障がいや自閉症、身体まひなどのある13人の障がい児が在籍しており、それぞれに応じた学習支援の方法や教材が用いられています。一人の先生がつききりで対応しなければならない子どももおり、AARスタッフが訪問した際も、泣き出す子や突然走り出す子、座ることが難しい子など、さまざまな様子が見られました。先生たちは、辛抱強く優しく子どもたちに向き合っていました。

AARはこの施設に、障がい児用教材や点字用教材、けがを防止するためのマットを届けました。また、大地震により困窮する家庭が多いことから、子どもたち一人ひとりに必要な文房具や水筒、リュックを配布しました。
同施設を卒業した後、インクルーシブ教育を実践する一般の学校に進学する子どももいます。教員の一人は「子どもたちの変化や、障がいに対する理解の広がりを実感し、この施設の一員であることに誇りを感じています」と話します。
障がい児の息子がいる施設の代表は、「日本からの支援は、ここにいる障がいがある子どもたちの未来にとって大きな意味があります。いただいたご支援を子どもたちのために、地域のために大切に活用することをお約束します」と力を込めて話してくれました。
AARは今後も、ミャンマーの地震被災地での支援を続けていきます。引き続き皆さまのご支援をお願い申し上げます。
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AARは、ミャンマー地震の被災地で、特に経済的苦境に陥りやすい「障がい者世帯」に補助具や物資を届け続けています。

ウーカンさん(仮名、78歳)は、激しい腰痛と神経の損傷などで、ここ5年は寝たきりの生活でした。娘の1人はビンロウの実を売り、もう1人は公衆衛生局で仕事をしていますが、収入が少なく、父のために補助具を買ったり、栄養のある食事を用意したりする余裕はまったくありません。
AARは、ウーカンさんに車いすを提供しました。家族とスタッフで、車いすを押して、屋外へ出ます。「ヤービー、ヤービー(いいよ、気持ちいい)」と、ウーカンさんは何度も繰り返します。娘さんは感極まった様子で、父親を見つめていました。
車いすなどの補助具は購入後も体に合うように維持管理が必要で、買い替えにはお金がかかります。ミャンマーを含む東南アジアの途上国において、多くの家庭では、医療費や通院の交通費で精いっぱい、補助具の更新や家屋のバリアフリー化は困難なのが実情です。また、地震の被災地のマンダレーの場合、震災後に物価が2~3割上昇し、食事にさえ困っている状況がみられます。

右半身が不自由な息子を持つ母親ダーインインさん(仮名、68歳)は、家族3人で、スラム街の小さなテントで暮らしています。喫茶店の日雇いで働く33歳の長女の収入だけでは、息子は診療所に行くこともできず、10%の高金利で借金のため、生活は苦しくなるばかりです。
AARの支援チームは、特に厳しい状況におかれた世帯に約2カ月の食料に加え、約5カ月分の衛生用品も配布しています。ダーインインさんは「日本からの支援が負担をどれだけ軽減してくれることか」と感謝の言葉を口にしました。
AARのミャンマー地震被災者支援は2026年4月以降も継続します。被災した一人でも多くの障がい当事者やその家族、地域住民が笑顔を取り戻せるよう、引き続き皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。
ミャンマー中部・マンダレーを襲った大震災(2025年3月28日発生)から1年。AARはこの1年、マンダレー、ザガイン両地域の計5,154人に支援を届けました。特に経済的苦境に陥りやすい「障がい者世帯」には、ご寄付をもとに補助具や物資を届け続けています。
給油に並ぶバイクと車の長蛇の列――。日中は40度近く、1年で最も暑い「暑季」を迎える3月上旬、マンダレーにも、中東危機の影響が見られました。ミャンマーは燃料の約9割を輸入に頼っています。2026年3月初旬から燃料確保策として、日によって決まったナンバープレートの車しか走行できない車両規制が始まり、給油量も制限されています。

市内中心部では、がれきの山が姿を消し、店には活気が戻り、あちこちで新築工事が行われています。しかし、大きな亀裂が残った建物や空き地が所々にあり、郊外では地震で傾いたままの家屋も見られます。
「人生が花のように香るように」
同市内の古い木造2階建てに暮らすドーセインアイさん(仮名)は御年100歳。平均寿命60歳代後半のミャンマーではかなりの長寿です。長寿の秘訣を聞くと「あまり思い悩まず、周りの人たちと分かち合い、日々祈りをささげることです」という言葉が返ってきました。
ドーセインアイさんは、数年前に足を骨折し視力も低下したため、歩行には歩行器が欠かせません。しかし、その歩行器は錆びつき、危険な状態でした。AARが支援した新しい歩行器を受け取ると、彼女はとても喜びました。
若い頃に日本人に出会ったという彼女は、AAR職員が「寄付をくださった日本の方々を代表して、お伺いしました」と伝えると、「日本の方と話せる機会にまた恵まれてよかった。日本の皆さん、本当に感謝します」と職員の手をさすり、祈りの言葉をささげてくれました。
「皆さんの人生が水のように澄み、花のように香り、危険から守られますように」

今後もAARのミャンマー地震被災者支援にご協力をお願い申し上げます。
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ミャンマー中部で2025年3月に発生した大地震では、地震に関する防災知識や備えが不十分だったことが被害を拡大させました。AARは被害が大きく、余震が多く発生しているザガイン市で、災害に備えてもらうための防災の取り組みを行っています。

防災を求める住民の声
ミャンマーでは、日本のように防災意識が高いとはいえず、特に地震に対する備えは、行政も住民も十分ではありませんでした。余震が続く中、被災地では、地震が起きた際の行動や、地震への備えを知りたいという声が多く聞かれ、AARは地域の防災を強化する活動を行うことにしました。
理解しやすい防災リーフレットを制作
防災啓発を行うにあたり、AARの支援チームと提携ボランティア団体は、防災専門家の研修を受けて、住民に伝えるべき知識を学び、誰でも理解しやすいよう、イラストを多く使った防災リーフレットを制作しました。リーフレットには、ミャンマー中部が地震リスクの高い地域であることや、防災教育や避難準備、地域協力の重要性を強調し、具体的な避難行動のほか、非常時に持ち出すべき物を記載しました。

物資配布にあわせた啓発
AARは2025年10月から11月にかけて、ザガイン市で支援物資を1,445人に配布し、この際に制作した防災リーフレットを掲げて、防災啓発セッションも行いました。大人数の集会が禁じられているため、対象者を少人数のグループに分けて、回数を増やして開催しました。
セッションに参加したソエ・ミャッ・ティンギさん(仮名)は、「地震が起きた時は、どうすべきかわからなかった。でも、研修を受けてから重要書類などをまとめ、家族と保管場所を決め、安全対策も共有した」と話していました。
ザガイン市は、郊外で政府軍と反政府勢力の武力衝突が続くなど治安面でも困難が多い地域ですが、AARは、安全に気を配りながら活動を続けていますので、今後もご協力をよろしくお願い申し上げます。
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ミャンマー中部で2025年3月に発生した大地震の被災者の中には、多くの障がい者がいました。地震から3カ月以上がたった7月中旬、特に被害の大きかったマンダレー市、ザガイン市を駐在員が訪れ、障がい当事者や支援者から直接話をうかがいました。そこには、障がいを抱えて災害を生き抜く困難や苦悩だけでなく、日本のみなさんと変わらない障がい当事者への家族の愛情や支援者の深い思いがありました。

「地震が起きた時、3人の娘は仕事で家にいませんでした。私は怖くて、ベッドの上で何もできずにいました」。マンダレー市の郊外、木造2階建ての質素な自宅で、右半身まひの障がいがあるドゥムムさん(仮名、70歳)が震災当日の様子を話してくれました。ほぼ寝たきりのドゥムムさんは、歩行器を使い、慌てて帰宅した娘に助けられて外に逃げることができたそうです。
「地震の時は本当に心配だった。でも、こうして生きていてくれるだけで十分。他に何も望むものなどありません」と、ドゥムムさんの娘たちは口をそろえました。「私たちをここまで育ててくれた母の面倒を見るのは、当たり前のことです。大変だなんて思ったことは一度もありません」。
一家の収入は、3人の娘たちが近所の人たちの衣服を洗濯して得るわずかなお金だけ。支援物資である現金を手渡すと、丁寧に感謝の気持ちを伝えてくれました。また、日本は第二次世界大戦中、ミャンマー(ビルマ)に侵攻した歴史があります。「子どもの頃、日本は怖いと思っていたけれど、あなたたちは違う世代だから信じられますよ。本当に来てくれてありがとう」。ドゥムムさんからは、優しく声をかけられました。

マンダレー市の知的障がいや身体障がいのある児童約20人が利用する障がい児福祉支施設も訪問しました。借金をしながら、私費を投じて施設を運営するドゥティーダさん(仮名、42歳)の顔は悲しげでした。資金難に震災が追い打ちをかけ、来年以降、賃料を支払うめどが立たなくなりました。
「地震で、ビルの内壁や台所がひび割れしまいましたが、直すお金もありません。子どもたちやスタッフのためにも新しい場所を探すしかありませんが、もうこれ以上借金もできません」と、涙をこらえきれませんでした。
「障がい者には、誰もがいつなってもおかしくない。ひとごとではないんです」と、ドゥティーダさんは話します。「障がい者だから、ではなく、支援を必要とする人や子どもを助けたいと思うのは、人の道ではないでしょうか。人として当たり前のことをしたいだけなんです」
ミャンマー地震の被災地は非常に厳しい状況が続いています。特に障がいのある方々は、困難な生活をおくっています。AARは、「誰も取り残さない」復興のため、障がい者や困窮世帯への支援に注力しています。AARのミャンマー地震被災者支援へのご協力をよろしくお願い申し上げます。
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ミャンマー中部で2025年3月に発生した大地震から間もなく4カ月、AAR のヤンゴン、パアン両事務所の日本人駐在員2人が、初めて被災地のマンダレー、ザガイン地域に入りました。町中では復興作業が進められていますが、今なお余震が続き、人々の生活再建には程遠い状況です。AARミャンマー駐在代表の山本慶史が現地から報告します。

ヤンゴンから北へ空路で約1時間半、マンダレー市内は、たくさんのバイクや三輪タクシーが往来し、商店や市場もにぎやかで、一見すると活気を取り戻したかのように見えます。
しかし、道路の両側には崩壊した建物の解体で出たがれきの山が連なり、改築に使う土砂や建築資材が積まれたままです。車の窓を開けると、街全体で進む復旧工事のためか、ほこりっぽくて目が痛く感じました。学生が多い地区にある食堂では、売り上げが半分に落ちたままだといい、人々の商売への影響が今も続いています。
この地震では死者3,700人、負傷者5,000人超の人的被害がありました。その後の余震も計200回を超え、被災者は今も不安の中にいます。

「家族思いで、とても優しい夫でした。こんな形で別れが来るなんて」。マンダレー郊外の集落にあるコンクリート造り民家に住むドーシュエさん(仮名・50歳代)は、涙ながらに話しました。病弱だった夫は地震発生の混乱の最中、心臓発作で帰らぬ人となったといいます。
AARが緊急支援として2025年5月に給付した現金は、食品の購入や子どもの教育費に使ったそうです。「夫が生前、家族に教えてくれたビンロウ売りを今は次女が継いで生計をつないでいます。自宅を修復する余裕はありませんが、亡き夫のためにも残された家族で頑張るしかありません」。

2階建ての自宅に住んでいたマンダレー市内のドーイさん(仮名・60歳代女性)は、がれきの山と化した自宅を前にむせび泣きました。「親戚からおカネを借りて解体するのが精いっぱい。建て直す余裕はとてもありません」。庭の片隅にビニールシートで仮設の屋根を作り、木板を並べた台をベッド代わりに寝ているそうです。
震災前は仕立屋を営んでいましたが、地震でミシンが壊れ、収入は途絶えました。AARが届けた現金は、神経痛の医療費に使ったといい、「日本の皆さんに支援していただき、本当に感謝しています。収入も家も失ってしまい、先が見えません。どうか、引き続き私たちを助けてください」と手を合わせました。
マンダレー滞在中、震度5前後の余震を何度か経験しました。地震発生から4カ月近くたっても、被災者は余震におびえながら、壊れたままの自宅や近所の僧院、屋外の仮設テントなどで不安な夜を過ごしています。
被災地の人々の生活再建にはまだまだ多くの支援が必要です。AARのミャンマー地震被災者支援へのご協力をよろしくお願い申し上げます。
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認定NPO法人 難民を助ける会
AAR Japan[難民を助ける会]は1979年に日本で発足した国際NGOです。
自然災害などでの緊急支援、難民支援や、障がい者支援、地雷対策などを、世界18の国と地域で実施しています。
特に困難な状況にある方たちに迅速に支援を届けることをモットーとしています。世界各国での緊急支援の経験を生かし、いち早く現場に駆け付け活動しています。
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・ 寄付金に関する領収書の送付(当団体がYahoo!ネット募金での寄付者に対して領収書発行を行う場合)
以上