寄付受付開始日:2024/12/10
更新日:2025/01/09
内戦が続いていた中東シリアで2024年12月8日、反政府勢力が首都ダマスカスを制圧し、アサド政権が崩壊しました。今後、トルコなどの近隣国に避難していた難民がシリアに帰還することが見込まれる一方で、長引く内戦の影響により、安全な住まいや生活環境を確保できず、食料や医療サービスなどの基本的なニーズが不足することが懸念されています。
AAR Japan[難民を助ける会]は現地の協力団体と連携して現地情勢と帰還民のニーズの調査を行い、食料や物資を配布する緊急支援を行う予定です。AARはシリア危機が始まった2011年以降、シリア国内で現地協力団体とともに障がい者支援などさまざまな分野で活動を行ってきた実績があります。
祖国に戻ったシリア帰還民や国内避難民の生活再建のために、多くの支援が必要とされています。AARのシリア帰還民支援へのご協力をお願い申し上げます。
シリアに帰還する難民への緊急支援活動に活用させていただきます。
<想定している使い道・支援活動の例>
・食料、飲料水、テント、衛生用品などの物資配布
・貧困世帯や障がい者など特に支援が必要とされる世帯への支援
・現地調査など支援調整費
※現場での調査を基に、必要とされている支援を届けていきます。
※指定された緊急支援活動に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合は、次なる緊急支援などに活用します。
※約5%を支援を届けるための管理運営費に活用させていただきます。
最新の活動情報は随時AAR公式ウェブサイト、SNSをご覧ください。
更新日:2025/01/09
13年間続いた内戦がアサド政権崩壊によって終結したシリアでは、圧政から解放された喜びの声が聞かれる一方、食料価格が高騰するなど混乱も広がっています。AAR Japanは2014年から同国内で支援活動に取り組んできた経験を生かし、現地協力団体と連携して緊急支援の準備を急いでいます。
内戦終結の一方で、現地では食料価格の高騰など混乱が生じています。北西部イドリブ県とアレッポ県では、主食であるパンの価格が2024年11月27日から12月9日までに実に9倍に値上がりしたと伝えられるなど、市民の暮らしを著しく圧迫しています。
今後、国外からシリア国内に戻る人々が増えるとともに、そのような混乱が拡大する可能性もあります。今のところはトルコやレバノン、ヨルダンなど国外からの帰還民は少数にとどまっており、混乱も起きていませんが、UNHCRは、現在近隣国に避難している600万人のうち、2025年1月から6月の間に100万人が帰還すると予想しています。
「世界最大級の人道危機」と言われたシリア内戦は終結したものの、人々の困難はこれからも続きます。AARは国内避難民と帰還民への支援の準備を現地団体とともに進めています。シリア緊急支援へのご協力をよろしくお願い申し上げます。
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AAR Japan[難民を助ける会]は1979年に日本で発足した国際NGOです。
自然災害などでの緊急支援、難民支援や、障がい者支援、地雷対策などを、世界17カ国で実施しています。
特に困難な状況にある方たちに迅速に支援を届けることをモットーとしています。世界各国での緊急支援の経験を生かし、いち早く現場に駆け付け活動しています。
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