寄付受付開始日:2023/10/12
更新日:2024/10/04
2023年4月15日にスーダンの首都ハルツームおよび国内各地で発生した正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との軍事衝突により220万人以上が国外に逃れ、810万人が国内避難民となっています。
AAR Japan[難民を助ける会]は、2023年4月にスーダンに出張中だった日本人職員が日本に退避した後、ハルツーム事務所の現地職員は安全を確保しつつ調査を続けてきました。当初は首都ハルツームの南にある、ジャジーラ州にて、調査や物資配布に向けて調整を進めてきましたが、RSFが活動予定地であった同州に侵攻したことを受け、活動場所を東部のカッサラ州に変更しました。
現在はカッサラ州で現金の給付を通じた国内避難民支援を実施しています。今後は食料、医薬品、生理用品、生活必需品などの物資配布や、避難民に対する、国連や支援団体からどのような支援が受けられるかの情報提供を行います。また、地雷被害者の被害が増加しているため、地雷対策に取り組む予定です。
国際社会からの支援は足りておらず、避難民の多くが物価の高騰、計画停電による水の供給不足などに苦しんでいます。スーダンの人口の約40%が食料不安に直面すると推測されています。
AARは武力衝突を逃れて困窮する人々に食料、生活必需品を届けます。スーダン紛争緊急支援へのご理解・ご協力をよろしく願い申し上げます。
<寄付受付期間延長のお知らせ>
2023年4月に始まったスーダンでの軍事衝突は解決する見通しはたっていません。現在もスーダン国内だけで810万人※を超える避難生活を余儀なくされており、今後も支援活動に取り組む必要があるため、寄付受付期間を延長いたします。(2024年10月4日更新)
※国際移住機関(IOM)、2024年9月時点
スーダン紛争における被災者への緊急支援活動に活用させていただきます。
<想定している使いみち・支援活動の例>
・食料、飲料水、衛生用品などの物資配布
・現地調査など支援調整費
※現場での調査を基に、必要とされている支援を届けていきます。
※指定された緊急支援活動に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合は、次なる緊急支援などに活用いたします。
※約5%を支援を届けるための管理運営費に活用させていただきます。
最新の活動情報は随時AAR公式ウェブサイト、SNSをご覧ください。
更新日:2024/10/04
緊急支援物資配布の準備を進めてきた、スーダン東部カッサラ州にて、2024年7月に食糧や生活必需品などの物資配布を避難所8カ所で行いました。カッサラ州には、2024年7月末時点で約24万人の国内避難民が避難しており、その数は増加の一途をたどっています。
AARは新たに同州に逃れてきた人々にも物資を提供できるように、政府の人道支援委員会などと調整を行いながら、これまでに、主食となる小麦粉、コメ、レンズ豆、調理用油などのパッケージを451世帯2,400人に、水くみや洗濯に使うバケツやタライのほか、石けんや生理用ナプキンなどの衛生用品を含む生活必需品を86世帯454人に届けました。
戦闘が激化する首都ハルツームから避難してきたノウラさんは、AARから支援物資を受け取り、「今回AARからもらった食料はこれまでのどの支援よりも量が多く、しばらくは食料の心配をせずにすみます。本当に助かりました」と話します。
正規軍とRSFの武力衝突は、西部ダルフール地方や南部にも拡大しています。現地では食料不足や治安の悪化が深刻化しており、人口の半分以上にあたる2,600万人超の人々が食料不足に直面しています。
引き続き支援物資の配布を行うとともに、現金の給付や支援情報の提供、地雷対策などにも取り組んでまいります。引き続きのご支援をよろしくお願いします。
レポートはこちらとこちら
ジャジーラ州にて、調査や物資配布に向けて調整を進めてきましたが、準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」が活動予定地であった同州に侵攻したことを受け、活動場所を東部のカッサラ州に変更しました。
現在、カッサラ州で避難民の最新のニーズや支援状況について調査し、食糧や生活必需品などの緊急支援物資を配布するための準備を進めています。
情勢の悪化により再避難を強いられるなど、避難民は不安な日々を過ごしています。引き続きのご協力をお願いいたします。
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AAR Japan[難民を助ける会]は1979年に日本で発足した国際NGOです。
自然災害などでの緊急支援、難民支援や、障がい者支援、地雷対策などを、世界17カ国で実施しています。
特に困難な状況にある方たちに迅速に支援を届けることをモットーとしています。世界各国での緊急支援の経験を生かし、いち早く現場に駆け付け活動しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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