【令和5年台風2号緊急支援】障がい者を中心とした被災者支援
（AAR Japan）

ご支援に感謝申し上げます（2023年8月29日更新）

AAR Japanはサーキュレーターを購入のうえ、社会福祉法人沼津市社会福祉協議会にそれらを貸し出し、被災家屋の床下を乾燥させるために活用していただきました。
同社会福祉協議会の担当の方からは「被災者宅の乾燥を促進することにより、カビ・異臭の発生などを防ぎ、健康被害が出ることを抑制し、被災者宅の再建も促進することができました」と報告いただきました。

また、被災者の方や復旧に関わるボランティアさんから、以下の感想をお寄せいただきましたのでご紹介いたします。

・「被災した方のお宅を少しでも早く復旧するために大変助かりました」（ボランティアさん） 
・「送風機を借りることができ、ボランティアさんからも乾燥を進める事ができると聞いて安心できました」（被災者の方）
・乾燥を進める事が重要なのだと、改めて知ることができました。

皆さまからいただいたご支援は、復旧のための支援活動に活用させていただきました。ご支援に心より感謝申し上げます。

サーキュレーターを貸与（2023年7月28日更新）

静岡県では、大雨により大きな被害を受けました。台風2号により、静岡県内（静岡市、浜松市を除く）では、200カ所を超える場所で被害があったことが報道されました。

AARは災害ボランティアセンターの立ち上げに伴う不足品を支援するために、沼津市社会福祉協議会へ家庭用サーキュレーター5台を貸与しました。

サーキュレーターは、被災家屋の床下を乾燥させるために活用されています。

静岡県内で大雨被害状況を調査（2023年6月9日更新）

2023年6月2日の大雨により静岡県内の広範囲で土砂崩れや浸水被害が発生しました。AAR緊急支援チーム2名が6月5日～6月7日、浜松市、静岡市、沼津市、富士市、磐田市の各市役所や社会福祉協議会を訪問し、障がい福祉施設や高齢者施設の被災状況と支援ニーズを調査しました。

沼津市では社会福祉協議会による沼津市災害ボランティアセンターの開設準備に同行。富士市では2022年の台風15号よりも被害は少なかったものの、「昨年と今回の2度被災した住民に対する丁寧な対応が必要」との声が聞かれました。台風15号の際にAARが支援をした福祉施設からも相談が寄せられています。引き続き、復旧支援に向けて関係団体と調整してまいります。