寄付受付開始日:2022/08/05
更新日:2022/10/07
北陸から東北地方にかけて2022年8月3日以降続く記録的大雨によって、各地で河川の氾濫や洪水被害が発生しています。被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
AAR Japan[難民を助ける会]は甚大な被害を受けた新潟県、山形県に緊急支援チームを派遣し、情報収集と合わせて被災者支援を開始しています。これまで、緊急支援物資の配布や炊き出しを行ってきました。被災地が元の生活を取り戻すには、まだまだ時間がかかります。支援活動にどうぞご協力をお願いいたします。
職員派遣に際しては、新型コロナウイルス感染の予防策を十分に講じます。
令和4年8月大雨で被災された方や福祉施設への緊急支援物資の配付などに活用させていただきます。
▼想定される支援物資の例
衛生用品、浸水した床を乾かすための業務用扇風機、掃除用具、栄養補給品、その他必要な電化製品など
※支援地域の状況・ニーズに合わせて、支援活動を実施いたします。
最新の活動情報は随時AAR公式ウェブサイトで更新してまいります。ぜひご覧ください。
更新日:2022/10/07
皆さまからお寄せいただいたご支援は、以下の活動に活用されました。
【2022年8月】
・福祉施設への緊急支援物資の配布(水タンク、洗浄機など)
・2,035食の炊き出しをご提供
【2022年9月~】
・障害福祉施設を訪問しニーズ調査を実施。施設の利用者の中でご自宅が被災した方に対し、生活再建に当たり必要な生活用品(家財、家電など)の支援を進めています。
災害が発生した時に迅速に動き支援を届けることができるのは、皆さまの一人ひとりのお力があってこそです。改めて感謝申し上げます。
「来てもらって助かった」
「やっぱり温かい食べ物は最高!」
「今までありがとう。今は、余裕がなくてこれしか言えなくて」
2022年8月7日から開始した新潟県村上市小岩内地区での炊き出しは、2022年8月16日をもっていったん終了しました。最終日は昼食に、うな丼とすまし汁127食を提供しました。調理を手伝っていただいた地元のボランティアさんからの差し入れ、なすの漬物も添えました。
最後の炊き出しと知った多くの方々がご挨拶にいらしてくださいました。
10日間で計2,035食を、被災された方だけでなくボランティアとして活動される方々にも提供することができました。調理をお手伝いくださった地元の方やボランティアの方々、そして緊急募金にご寄付をお寄せくださった皆さまに心より御礼申し上げます。
土石流が発生して家屋が倒壊するなどした小岩内地区では10日以上がたった現在も撤去作業が続いています。今後も大雨の予報が出ており、二次災害も懸念されています。被災地が元の生活を取り戻すには、まだまだ時間がかかります。AARは現地のニーズを見極めながら支援を継続してまいります。
NPO法人ピースプロジェクト(代表:加藤勉AAR理事)とともに昼食・夕食の炊き出しを行い、連日の猛暑の中、自宅の片付けに追われる被災住民の皆さんにご好評いただいています。
栄養バランスや味に配慮して調理したメニューは、冷たい素麺、うな丼、具だくさんカレー、豚肉生姜(しょうが)焼きと酢の物など。住民の皆さんからは「家の片付けで食事の準備をする余裕がないので、本当に助かっています」「行政から提供されるのは弁当、おにぎりなど炭水化物系が多いので、炊き出しの食事は味も満足です」「氷や梅干入りの素麺は本当においしくて思わずお代わりした」などの声が寄せられています。
AARは新潟県村上市小岩内地区の公民館で、2022年8月7日からNPO法人ピースプロジェクト(代表:加藤勉 AAR理事)とともに炊き出しを実施しています。小岩内地区では、大雨に伴う土石流の被害により一部の家屋が倒壊し、住民の方々は復旧活動に追われています。
2022年8月8日は、昼はソーメン、夜は肉じゃが風スープを約100食分提供。また、2022年8月9日の昼は、行政から被災された方々へおにぎり1人2個の支給があり、AARは野菜がたっぷり入ったカレースープを約90食分提供しました。
炊き出しを受け取った住民の方は、「足が悪い人がいるから、いただいた炊き出しを配って回っています」と話し、住民の皆さん同士でも助け合っている姿が見られました。
「あっという間に地区全体が冠水し、私たちの事業所も床下浸水しました。本当に恐ろしかったです」。4日未明に大雨特別警報が発令された新潟県村上市の荒川下流域。社会福祉法人「青空会」が運営する障がい福祉サービス事業所「すずかけ」で、荒尾和志施設長は話します。ここは障がいがある約40人が利用する地域の大切な施設です。
すずかけを2022年8月6日に訪ねると、職員総出で汚泥の除去や施設の清掃に追われていました。AARは被災状況を確認したうえで、そうした作業に役立つ高圧洗浄機2台を提供しました。また、同市の災害ボランティアセンター、土砂崩れで大きな被害を受けた小岩内地区の自治会に浸水した床上・床下の乾燥に使う大型扇風機を計4台届けました。
2022年8月7日にはAARの協力団体であるNPO法人ピースプロジェクト(代表:加藤勉AAR理事)とともに、村上市内で炊き出しを開始し、昼食にソーメン60食を提供しました。被災者の皆さんには他に弁当も配られていましたが、うだるような暑さの中、氷入りソーメンは「するっと食べられるのがいい。元気が出ます」と3杯もお代わりする人もいるなど好評でした。
引き続き、AARは現地のニーズを見極めながら支援を実施してまいります。
レポートはこちら
緊急支援チームの大原は、甚大な被害を受けている新潟県村上市にある、荒川支流と日本海からほど近い「社会福祉法人愛宕福祉会 未来ワークサポートさかまち」に本日到着しました。
同施設では、床上ぎりぎりのところまで浸水したとのことで、障がいのある利用者の皆さんの事業が早く再開できるよう、職員の皆さんが必死に準備されていました。
村上市では一部で断水も続いており、この施設では職員の皆さんが2リットルのペットボトルを使い、水の出る自宅などから施設へ水を運んでいました。AARが200リットル用の水タンクを提供すると、「自衛隊の給水機からも施設運営に必要な十分な水を入れてもらうことができそうです」と喜んでくださいました。
施設の職員・利用者の方々の中では幸い人的被害はなかったものの、利用者の中には自宅が水没してしまった方もいます。AARは引き続きこの施設への支援を行うとともに、避難所や被害を受けた高齢者の方のためのグループホームなどでの調査を進めていきます。
緊急募金へのご協力を、引き続きお願い申し上げます。
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AAR Japan[難民を助ける会]は1979年に日本で発足した国際NGOです。
緊急支援、災害支援、障がい者支援、難民支援、地雷対策などに取り組んでいます。国内外16カ国で活動してします。特に困難な状況にある方たちに迅速に支援を届けることをモットーとしています。世界各国での緊急支援の経験を生かし、いち早く現場に駆け付け活動しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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