• 障がいのある娘を抱えて避難民キャンプにたどり着き、途方に暮れるミャンマー避難民のアスマさん(2017年11月10日)

  • 概要
  • 活動情報 2017年11月17日 更新

今すぐ支援が必要です。ミャンマー避難民への緊急支援を実施します。募金にご協力お願いします。

2017年8月にミャンマーのラカイン州北部で、イスラム系少数派からなる武装勢力とミャンマー治安部隊の衝突があり、それを契機にわずか2カ月の間に60万もの人々が隣国バングラデシュに逃れる事態となっています。膨大な避難民が一気に流入したことで、バングラデシュ側では住居、食糧、医療、その他あらゆる面で支援がまったく追いついていません。避難民の多くを占める子どもたちは栄養不足に陥り、トイレや清潔な水の不足から感染症も懸念されるなど、人々は非常に厳しい避難生活を送っています。

AARではこうした方々へ支援物資の配布などを行うべく、緊急支援チームを現地に派遣しています。

ひとりでも多くの方に支援を届けるため、どうか皆さま、募金にご協力をお願いいたします。

AAR Japan[難民を助ける会]の緊急支援チームは現在、バングラデシュ南東部コックスバザール県の避難民キャンプで、調査と支援物資配布の準備を進めています。
巨大な避難民キャンプには、竹材を組んでビニールで覆っただけの粗末なテントが見渡す限り密集して建っています。避難民の家族はこの狭いテントの中で煮炊きをし、ゴザを敷いて寝ています。着の身着のまま逃げて来たので家財道具はありません。不定期に配給されるコメ、食料油、わずかな野菜などが生命の糧ですが、女性たちは「家族に食べさせるには足りないが、お金を持っていないので市場で何か買うこともできない」と訴えます。

「現金がなく何も買えない」と訴える避難民の女性たち(2017年11月11日)

小高い丘陵を切り開いて造られたキャンプは高低差があり、人々はテントの間を縫うように急坂の路地を上り下りしていますが、雨が降ればぬかるんで歩けず、乾燥すれば砂ぼこりが立つ不自由な状況です。トイレの不足を訴える声も多く、そのトイレも井戸と近接して掘られているなど衛生環境は劣悪で、膨大な人数が密集して暮らしていることもあって、医療関係者は大規模な集団感染の発生を懸念しています。

井戸で水をくむ親子。トイレが近くに設置されているなど、衛生環境の改善が急がれる(2017年11月11日)

AARはこの状況を改善するため、現地協力団体とともに、夫や両親を失い、女性だけ、あるいは子どもだけの世帯などに、衛生用品や生活必需品を配布するため準備を進めています。さらにトイレの建設なども検討しています。

皆さまの緊急募金へのご協力を重ねてお願いいたします。

ミャンマー避難民の女性に話を聞くAARの古川千晶(中央)と大室和也(左)(2017年11月7日)

寄付金の使いみち

ミャンマー避難民の多くを占める子どもたちは栄養不足に陥り、トイレや清潔な水の不足から感染症も懸念されるなど、人々は非常に厳しい避難生活を送っています。
AARではこうした方々に支援物資の過酷などを行ってまいります。
詳細は随時AAR公式ウェブサイトで更新してまいります。