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シリア難民の子どもたちの未来を守るために

寄付受付開始日:2015/09/09

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[シリア難民の子どもたちの未来を守るために]の画像
AARがトルコで運営するシリア難民のためのコミュニティーセンターに通う子どもたちとAAR東京事務局の坂上佐和子(右)

認定NPO法人 難民を助ける会

プロジェクト概要

更新日:2020/05/25

生きる力を取り戻すための支援にご協力ください

シリア危機勃発から9年が過ぎました。AAR Japan[難民を助ける会]は、2012年に隣国トルコでシリア難民支援を開始し、2014年からはシリア国内での支援も実施しています。
現在、トルコ国内には登録されているだけで、約358万人(トルコ内務省、2020年4月9日現在)のシリア難民が暮らしています。

AAR がトルコで運営するコミュニティーセンターに通うシリア難民の子どもたち。センターでは、お絵かき教室などさまざまなイベントの開催を通じて難民の子どもたちの避難生活を支えています

AARはイスタンブールとシャンルウルファ、マルディンで支援活動を実施。難民の方たちへの情報提供や、一人ひとりの状況に応じた個別支援をするほか、シャンルウルファではコミュニティーセンターも運営し、講座やイベントなどを通じて孤立を防いだり、地元のトルコ人との交流促進などを図っています。

障がいのある子どもたち向けのイベントの様子。日ごろ外出する機会の少ない子どもたちは大喜び

紛争により故郷を追われ、帰還のめどがまったく立たない中、異国で子どもたちが将来に希望をもって安心して暮らせるよう、皆さまのご協力をお願いいたします。

寄付金の使いみち

例えば1万円で、1カ月分の生活手当を提供しながら親の就労促進などにより持続的な解決策を探し、シリア難民の子ども1人が学校に通えるようになります。

最新の活動情報は随時AAR公式ウェブサイトで更新してまいります。ぜひご覧ください。

シリア難民の方々のため、皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。

活動情報

更新日:2020/05/25

少年が失ったのは、右目だけではありません

11歳のムハンマドくん(仮名)は、2017年にシリアで跳弾を受けて右目を失明、左目を負傷しました。シリアで右目の摘出手術を受け、家族でトルコに避難してきました。学校に通い始めましたが、目について何か言われるのが嫌で行かなくなり、外に出ることもほとんどなくなってしまいました。何の手立てもなく途方に暮れてた両親に、近所の人が、AARが運営するコミュニティーセンターの利用を勧めました。

シリア紛争により右目を失ったムハマドくん

ムハンマドくんの利用登録を受け、AARは個別支援を開始。当初、ムハンマドくんは常に悲しそうでした。まず、心理的支援が必要と判断し、10度にわたり専門スタッフによるカウンセリングを実施。そして、右目用の義眼と左目用の医療用眼鏡を提供し、通院を続けるための送迎と通訳も手配しました。

義眼を付けたことで、ムハンマドくんは学校に戻ることができ、友達も3人できました。授業はすべてトルコ語ですが、困ったときにはトルコ人の友だちが助けてくれるそうです。一緒に登校する母親に、「早く行こう!」と言って急かすようになったと、ムハンマドくんのお父さんが笑いながら教えてくれました。ムハンマドくんは、「最近は授業が楽しくて、少しずつトルコ語が分かるようになってきた」と話してくれました。将来は、学校の先生かお医者さんになりたいそうです。また、日本に行ってみたいと楽しそうに話してくれました。

AARスタッフに塗り絵を見せてくれるムハンマドくん

いまだにトルコに約360万3千人も暮らすシリア難民は、皆、ムハンマドくんのようにとても大事な何かを失っています。

危機勃発から8年がたっても、その傷が癒えずに苦しんでいたり、一見すると生活を取り戻せたような方たちであっても、多くの方が、母国にいればぶつからずに済んだ壁に日々直面しています。どう乗り越えられるのか、異国ではそれすらわかりません。AARは、難民の方のお宅を一軒一軒回って生活に必要な情報を伝えたり、ムハンマドくんのような方には個別の支援を提供してきました。

こうした支援に加え、難民の人たち同士をつなぐ活動にも力を入れています。私たち外部の支援者は、いずれトルコを去っていきます。その日に向けて、助け合える人間関係をつくり、異国にいながら自分たちの課題を自分たちで解決する方法を身に着けていきます。難民が集まる会合の場で、ある女性がこう声を上げました。「私たちはモノよりもこういう支援こそ必要としていたのよ!」

個別の支援が必要な方にはその支援を提供しながら、将来を見据えてコミュニティーづくりにも力を入れ、先の見えない人々の生活を支えています。

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プロジェクトオーナー

認定NPO法人 難民を助ける会

AAR Japan[難民を助ける会]は1979年に日本で発足した国際NGOです。
現在、シリア難民支援をはじめ、ミャンマー避難民支援や南スーダン難民支援などの難民支援や、障がい者支援、地雷対策などを、世界15カ国で実施しています。

「困ったときはお互いさま」の精神で、特に困難な状況にある方たちに迅速に支援を届けることをモットーとしています。世界各国での緊急支援の経験を生かし、いち早く現場に駆け付け活動しています。

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