• ミャンマーから命がけで逃げてきた親子(2017/9/28撮影)

ロヒンギャ難民の支援活動にご協力ください。

ミャンマーからバングラデシュに難民として流入しているロヒンギャの数は40万人を超えました。取るものも取りあえず、ほぼ着の身着のまま国境を越え、竹とビニールシートを組み合わせた仮設テントで日々を過ごす人々の窮状(きゅうじょう)は日本でも連日大きく報道されていますが、シャプラニールでも支援活動に取り組むことを決定しました。

難民キャンプにて現地調査中の事務局次長 藤崎文子(写真左)

今回のロヒンギャ難民の問題は非常に複雑な問題ではありますが、難民と化した人々の数がかつてないほど膨大になっていること、それに対し支援の手がほとんど届いていないことを鑑み、人道的見地から、シャプラニールとしても緊急救援に乗り出すことを判断しました。現地で支援活動を始めている団体をパートナーとして、物資配布などの活動を行います。

クトゥパロン難民キャンプの様子

1. 日本のNGOでバングラデシュの先住民族の問題に取り組んでいる「ジュマ・ネット」が現地のNGOと協働して行っている活動へ資金を提供します。その内容は以下の通りです。

■活動対象地域:
バングラデシュ・コックスバザール県、ウキア郡とクトゥパロン郡にある非登録キャンプの約8,000世帯を対象に、食糧配給を実施する
■配布物資:乾燥米、ビスケット、砂糖、塩、水、医薬品
※シャプラニールから提供される資金はこの活動の一部に使われます。

2. 9月末の現地調査の結果、特に乳幼児の間で栄養失調が懸念されており、栄養価の高い食べ物のニーズが高いこと、また衛生環境が悪い中で殺菌能力の高い石鹸(せっけん)などの生活用品の必要性が高いことが分かりました。よって、シャプラニールは以下の追加支援を開始いたします。

■活動対象地域:クトゥパロン難民キャンプ、バルカリ難民キャンプ約700世帯(約4,900名)
■配布物資:食料(乾燥米、ビスケット、粉ミルク)、生活用品(殺菌性の高い石鹸、シラミ取りシャンプー)、仮設テントに必要な資材
■活動パートナー団体:タイ・バンコクに本拠のあるNGO・ARF(Asian Resource Foundation)

無我夢中で逃げてきた女性

「2日前(9月26日)にこの地に来ました。5人息子のうち一人は目の前で殺されました。奥のテントにいる息子たち(いずれも幼児といっていい年齢)と夫と命がけで逃げてきました。ミャンマーでは女性に対するひどい性暴力が行われています。」

今回の緊急救援は、難民の生活状況やニーズは自然災害の被災者と似ているものの、移動を続ける難民がいたり現地の支援状況、支援を取り巻く政治環境も刻一刻と変わったりと置かれた状況が複雑です。

支援に入るタイミングや方法の見極めは非常に難しく、今後も現地状況を確認しながら支援して参ります。なにとぞ、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。

寄付金の使いみち

■活動対象地域:バングラデシュ・コックスバザール県、ウキア郡とクトゥパロン郡にある非登録キャンプの約8,000世帯を対象に、食糧配給を実施する
■配布物資:乾燥米、ビスケット、砂糖、塩、水、医薬品
■活動対象地域:クトゥパロン難民キャンプ、バルカリ難民キャンプ約700世帯(約4,900名)
■配布物資:食料(乾燥米、ビスケット、粉ミルク)、生活用品(殺菌性の高い石鹸、シラミ取りシャンプー)、仮設テントに必要な資材

※現地の状況に応じて活動内容が変更することがあります。
 最新の活動については、公式ウェブサイトで随時ご報告いたします。
 シャプラニール公式ウェブサイト