2人6脚 人と盲導犬が笑顔で歩く社会へ。
~公益財団法人日本盲導犬協会~
寄付受付開始日:2006/12/22
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寄付受付開始日:2006/12/22
更新日:2021/10/27
公益財団法人日本盲導犬協会は、設立以来半世紀にわたり、盲導犬との安全で快適な歩行を継続的に提供しています。
目の見えない人、目の見えにくい人が、行きたい時に行きたい場所へ出かけられるように、盲導犬の仕事で重要なのは次の3つです。
1. 曲がり角を教える 2. 障害物を教える 3. 段差を教える
盲導犬ユーザーはハーネスから伝わってくるこの3つの情報を感じ取り、頭の中にある地図と自分が今いる場所をてらし合わせながら目的地に向かって歩いています。さらに、近くの目標物(ドアや改札など)まで誘導することもあります。
盲導犬は生き物ですから、食事やトイレ、シャンプーやブラッシングなどの世話が必要です。でも、盲導犬は安全で快適な歩行を提供してくれるだけでなく、手を伸ばせば温かなぬくもりを与えてくれます。盲導犬ユーザーにとって大切なパートナーであり、家族の一員なのです。
1978年(昭和53年)の道路交通法の改正を機に盲導犬に関する実体規定が定められました。車両の一時停止や徐行の義務により、道路通行上も保護を受けています。
盲導犬は、「身体障害者補助犬法」(平成14年10月施行)に基づいて認定された犬で、特別な訓練をうけています。公共施設や交通機関をはじめ、飲食店やスーパー、ホテルなどさまざまな場所に同伴できます。
候補犬の繁殖を始め、盲導犬になるための訓練、さらに引退後の生活にいたるまで私たちは犬の一生に責任を持っています。これらのすべてが皆さまから寄せられる温かいご支援に支えられています。
ドッグフード代やワクチンなどの医療費、訓練に必要な電車やバスの運賃、目の見えない人、目の見えにくい人と盲導犬との共同訓練費用、各種生活面でのリハビリテーション指導、視覚障害の理解や盲導犬の受け入れについて一般市民に対して「心のバリアフリー」普及啓発活動などに大切に使わせていただきます。
■詳細な情報を知りたい方は日本盲導犬協会のホームページをご覧ください。
更新日:2021/10/27
1.盲導犬の育成
目の見えない、見えにくい人にとって、盲導犬は大切なパートナーです。盲導犬は、障害物を教えたり、段差や角を教えたり、安全で快適な歩行のお手伝いをします。
●計29頭の盲導犬を育成し、全国各地の視覚に障がいのある方々へ盲導犬を無償貸与いたしました。
2.各種リハビリテーション訓練
目の見えない人、見えにくい人の生活の質の向上のための「視覚障害リハビリテーション訓練」は、コロナ禍の影響のため、最小限の実施にとどまっています。
短期リハビリテーション訓練では、音声の出るパソコンを使ってインターネットを使用する訓練、白杖(はくじょう)歩行訓練、家事などの日常生活全般の動作訓練など、ニーズに合わせてプログラムを組み、訓練を進めています。
●のべ481人に対し、視覚障害者在宅訓練(白杖(はくじょう)歩行訓練など)を実施、また、盲導犬希望者、在宅指導希望者、短期リハ希望者などに対する事業は、コロナ禍の影響を受け開催数が減少しましたが、オンラインで開催できる内容のものは、オンラインにて開催し必要な助言などを行いました。
3.普及啓発
盲導犬や視覚障害について、理解を深めていただくための盲導犬デモンストレーションや盲導犬の受け入れに関する企業セミナーなどを通して、従来実施していた普及啓発は、コロナ禍の影響で、かなり制限を受けています。新しい試みとして、オンラインでのセミナーを積極的に開催して、コロナ禍においても普及啓発活動を推進しています。
●コロナ禍において、駅前・路上での盲導犬普及啓発街頭活動、百貨店・スーパーでの盲導犬普及商業施設活動、盲導犬学校訪問などの活動は、かなり制限されておりますが、逆にインターネットを通した情報発信や、オンラインセミナーなど、従来になかった形での活動体系を充実させることになり、新しい普及啓発活動を展開することができました。
引き続き、皆さまのあたたかいご協力をよろしくお願いします。
詳しい活動情報は日本盲導犬協会ホームページのニュース&イベントもご覧ください。
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公益財団法人日本盲導犬協会は厚生省(設立当時)の認可を受け日本で最初に設立された盲導犬育成団体です。
盲導犬の育成と視覚障害リハビリテーション事業を通して視覚障害者の社会参加を促進し、視覚障害者福祉の増進に寄与することを目的に事業を行っています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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