• 待機児童、病児保育、孤育て、障害児保育、子どもの貧困、赤ちゃんの虐待死。フローレンスは親子の笑顔を守る活動をしています。

  • 概要
  • 活動情報 2017年10月20日 更新

病児保育問題、障害児保育問題、待機児童問題、子どもの貧困問題、孤育て社会、そして赤ちゃんの虐待死問題…

フローレンスでは、子育てと仕事の両立や、家族の笑顔を妨げる社会問題の解決に取り組んでいます。

●病児保育問題

保育園では発熱した子どもを預かってもらえない「37.5℃の壁」があります。保育園に預けることができないと、仕事を休まなければいけなくなり、子育てと仕事の両立を断念してしまう親御さんが多くいます。 本来、免疫をつけて丈夫になっていくために必要なはずの子どもの病気が、親子の笑顔を妨げる問題となってしまっています。
この問題を解決するための糸口となるのが「病児保育」。
発熱した子どもを親御さんに代わって保育・看病をすることで、親御さんは安心して就労を続けることができます。
⇒フローレンスの病児保育 http://byojihoiku.florence.or.jp/

突然の発熱で保育園で預かれない子どもを親に代わって保育・看病する病児保育。ひとり親家庭には安価に提供しています。


●障害児保育問題

新生児医療が発達し、NICU(新生児集中治療室)が増設された結果、超未熟児や先天的な疾病を持つ子どもなど、以前なら出産直後に亡くなっていたケースでも助かるようになりました。
一方で医療的ケアが必要な重度の障害児(重度心身障害児)は増加傾向にあります。

障害児訪問保育アニー「あなたの第二の家族です」

保育園や幼稚園では、医療的ケアが必要な子どもや重い障害をもった子どもは、預かってもらうことができません。
障害児を持つ母親のほとんどは、医療費や療育費など、子育てにかかる費用が必要であるにもかかわらず、預かり先が無いために仕事を諦めているのが現状です。
フローレンスでは、全国初の障害児専門の保育園「ヘレン」と、自宅で障害児を長時間預かる「アニー」の2種類の障害児保育によって、障害児をもつ親御さんの就労を支援しています。
⇒障害児保育園ヘレン http://www.helen-hoiku.jp/
⇒障害児訪問保育アニー http://annie-hoiku.jp/

障害児保育は保育園で預かれない医療的ケアの必要な子どもを保育することで、障害児をもつ親御さんの就労を支援しています。


●待機児童問題

保育園に入りたいのに入れない、仕事に復帰したいのにできない。
日本では都市部を中心に、深刻な待機児童問題が続いています。
保育園が増えない原因のひとつは、保育園を作る場所や予算が無いことです。
空き物件を利用した「小規模保育」なら、待機児童の集中する地域に合わせて保育園を作ることができ、待機児童の解消に一役かうことができます。
この小さな挑戦は国にも認められ、国の制度となり、全国に広まっていっています。
⇒おうち保育園 http://www.ouchi-hoikuen.jp/

空き物件を利用した「小規模保育」は、待機児童解消の一助となり、現在は国の制度となり、全国に広まっていっています。


●子どもの貧困問題(ひとり親支援)

母子家庭の71%は収入200万円未満。
子どものいる世帯の平均に比べ、経済的に非常に厳しい状態に置かれています。
子どもが病気になった時、ひとり親家庭では夫婦で交代で仕事を休むことはできないため、仕事の休みが続き、収入の減少や解雇につながってしまいます。
また、平均年収は一般家庭の2分の1、教育費への支出も2分の1という収入の壁が、子どもの教育格差となり、貧困のスパイラルが起きています。
フローレンスでは、寄付を原資にして、安価に病児保育サポートを提供することで、ひとり親家庭の子育てと経済的自立を支援しています。
また、ひとり親家庭や貧困状態の子どもを助けるため、支援制度を改定するロビイングなども行っています。

●孤育て社会

核家族やマンションが増えたことにより、子育てを一人で抱え込んでしまう、孤育て問題があります。
地縁のない家族が集まる都市特有のこの問題に、フローレンスは子育て支援施設「グロースリンクかちどき」を作りました。
様々な年代の地域住民を巻き込み、地域コミュニティを作ることで、地域全体で子育てをする豊かな地域づくりを目指します。
⇒グロースリンクかちどき http://growthlink.jp/

グロースリンクかちどきでは、地域コミュニティを作ることで、地域全体で子育てをする豊かな地域づくりを目指します。


●赤ちゃんの虐待死問題

日本では、2週間に1人、生まれたばかりの赤ちゃんが虐待により亡くなっています。
その背景に潜んでいるのは、望まない妊娠をした女性たちでした。
経済的貧困や精神障害などの問題を抱えている中での妊娠、DVや性犯罪の被害による妊娠など、予期しない妊娠をし、中絶できる時期を過ぎてしまい、望まないまま出産を迎えてしまう。
その末に、生後間もない赤ちゃんを遺棄してしまう事件が起きてしまったり、虐待につながってしまうことも少なくありません。
生まれた赤ちゃんを虐待死から救うキーワードは「特別養子縁組」です。
望まない妊娠をした女性と、不妊等で赤ちゃんを望む夫婦を仲介することで、赤ちゃんを虐待死から救う「赤ちゃん縁組」を始めました。
⇒フローレンスの赤ちゃん縁組 http://akachan-engumi.jp/

望まない妊娠により育てられない赤ちゃんと、子どもを望む夫婦が特別養子縁組をすることで、赤ちゃんを家庭で育てることができます。

2016年度活動実績

寄付で支えていただいている主な事業

●病児保育事業(ひとり親家庭支援)
2008年4月より、寄付を原資に安価に病児保育を提供する「ひとり親家庭支援」をスタートしました。皆様からの寄付により、のべ920人(2017年10月時点)をサポートしてきました。
クリスマスには病児保育のひとり親支援プランを利用の全ご家庭、お子さん一人ひとりに「サンタクロースからのクリスマスカード」と親御さんへのメッセージを送り、30名以上のお子さんからお礼のお手紙をいただきました。

ひとり親家庭から届いたサンタクロースへのお手紙
ひとり親家庭から届いたサンタクロースへのお手紙

●障害児保育事業部
「障害児保育園ヘレン」は2016年7月に豊島区巣鴨に、2017年2月に世田谷区経堂に新たに 開園し、「障害児訪問保育アニー」は 4区(北、板橋、文京、目黒)で新たにサービスインしました。2事業で合わせて41名の医療的ケア児、重症心身障害 児のお預かりを実現しています。2017年度は江東区、渋谷区で新規開園を、「障害児 訪問保育アニー」は3区(中野、江東、中央)で新たにサービスインを予定しています。

障害児保育園ヘレンは2017年7月に1周年を迎えました!

●赤ちゃん縁組事業部
2016年度は産んでも育てられないと悩む妊婦の相談援助活動、養親希望者向け説明会に注力。その結果、初年度ながら3人の赤ちゃんの特別養子縁組のマッチングが成立しました。また、複数の団体で「日本こども縁組協会」を結成し、政策提言を通じて「養子縁組あっせん法」成立(2016年12月)に貢献しました。2017年度は企業等の助成も決定しており、困窮している妊婦の生活支援、養親希望夫婦向け研修の実施など支援の拡充に挑戦していきます。

2016年度会計報告

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寄付金の使いみち

その時々に最も必要な社会問題を解決する取り組みに使用します。

<現在最も寄付を必要としている事業>

●障害児保育問題
障害児保育園の開園に必要な医療機器の購入や、訪問型保育スタッフの研修に使用します。
寄付金が10万円集まれば、吸引器やパルスオキシメーターなどの、医療機器を用意することができます。
寄付金が70万円集まれば、訪問型保育スタッフの研修ができ、お子さん一人のお預かりを開始することができます。

●赤ちゃんの虐待死問題
赤ちゃんが温かい家庭で育つことができるよう、特別養子縁組を行います。特別養子縁組に至るまでには、相談員の育成が重要です。いただいた寄付金は、相談員育成のための、研修費用に使用いたします。