寄付受付開始日:2025/04/23
更新日:2025/04/22
2025年3月にミャンマーで発生した大地震により、深刻な被害を受けている保護活動の現場と、その地域のコミュニティーを支援するため、WWFジャパンでは現在、日本で支援を呼びかけています。ミャンマーでの希少な野生動物の保護と、人と自然の共存に向けた活動を、一日も早く再開するため、ぜひ皆さまのご協力をお願いいたします。
ミャンマーの震災により、自然保護活動も大きな打撃を受けています
2025年3月28日、ミャンマー中部マンダレー付近を震源地とする、マグニチュード7.7の大地震が発生し、地域の暮らしと人命に、甚大な被害をもたらしました。
WWFミャンマーが保全に協力して取り組んでいる、マンダレーを中心としたエーヤワディー川流域での絶滅危惧種イラワジイルカの保護活動や、淡水生態系の保全を行なっているインレー湖の現場でも深刻な被害が発生。パートナーである現地のイルカ保護活動家や漁業者たちも、住居や仕事、衣類などの生活必需品を失いました。
被災者の救済と環境の保全を両立するために
ミャンマーでは近年、政情の不安や台風などによる自然災害により、何百万人もの人々が家を追われ、経済や資源も逼迫(ひっぱく)。各地で緊張が高まる中、さらに今回の地震が大きな被害をもたらすことになりました。
各国による支援も行われていますが、仮設住宅のための森林伐採、プラスチック廃棄物の増加などが、新たな環境問題につながることや、さらなる被害の悪化を招く事態も懸念されます。災害や政情不安が原因で、これまで継続され、成果を挙げてきた、希少な野生生物の保全をはじめとする、さまざまな活動やその成果が、無に帰してしまうケースも少なくありません。
WWFミャンマーでは今、人々と環境の両方を守る、持続可能な救援活動を展開することで、従来の取り組みを回復・促進し、災害へのレジリエンス(対応・回復する力)を強化することを目指しています。
被災されたミャンマーの人々を支えるため、そして一日も早い保全活動の再開を実現するために、WWFジャパンも日本からこの取り組みの支援を開始しました。ぜひ皆さまのご協力をお願いいたします。
皆さまのご支援は、WWFミャンマーが自然保護活動で協力している、地域コミュニティーの緊急支援に活用させていただきます。
●寄付の用途(2025年4月時点で実施・予定しているもの)
・地域コミュニティーへの浄水装置や太陽光発電設備などの提供
・破壊された村落での家の再建に必要な資材の購入支援
・漁具や舟を失った漁業者への漁網の購入のための資金の提供
・地震で浮上し、湖面を覆った貝殻 の撤去費用とその作業に従事した住民への報酬
・湖での貝殻と水質の調査。および地域への聞き取り調査
・被災現場の人たちがニーズに合わせて自由に使える支援金の提供 など
※上記の他、緊急に必要とされる対策に活用させていただきます。
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WWF(World Wide Fund For Nature)は、世界の約80カ国にネットワークを持ち、100カ国以上で活動している環境保全団体です。1961年にスイスで設立されました。
人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行っています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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