寄付受付開始日:2022/09/14
更新日:2022/12/12
パキスタンでは、2022年6月はじめから雨が降り続き、インダス川流域を中心に、大洪水が発生。被害は、国土の3分の1に及び、被災者は3,300万人以上、亡くなられた方は1,200人以上にのぼり、その3分の1が子どもだといいます。
また、8,000平方キロの農地が被害を受け、75万頭以上の家畜が死亡するなど、洪水を生き延びた人々にも、のしかかる影響の深刻さは計り知れません。
なぜ、このような大洪水が起きてしまったのでしょうか。
例年の3倍近くにのぼる降雨があったことに加え、北部の山岳地帯では氷河湖の決壊も多発したとみられることから、地球温暖化の影響が指摘されています。
同時に、森林の伐採や、湿地の開発が長年にわたって続いてきたために、土地が保水力を失っていたことも大きいといえます。
WWFは、被害に遭われた人々の暮らしを立て直し、防災・減災のために欠かせない自然環境の回復を図るため、緊急募金の呼びかけを開始しました。
ぜひご協力のほど、よろしくお願いいたします。
パキスタン洪水緊急支援(寄付)について
お寄せいただいた寄付は、WWFジャパンからWWFパキスタンへ送金し、以下の活動を進めるために使わせていただきます。
1. 洪水による被害の詳細についての調査
2. 農業者1万3,000人を対象とした生計代替手段の支援
3. 洪水が発生しやすい谷で2,200haの森林を回復
4. カイバル・パクトゥンクワ州の14のコミュニティーへの支援
5. 沿岸域の1,000世帯の漁業者の操業再開支援
更新日:2022/12/12
【パキスタン洪水への緊急支援キャンペーン報告】
パキスタンでは2022年6月から数カ月にわたり続いた記録的な豪雨に見舞われ、家屋や家畜が流され、農地や作物、インフラが被害を受けました。過去数十年で最悪とされるこの自然災害によって、国土の3分の1ほどの面積が水没したとされ、1,700人以上が命を落とし、人口の約15%にあたる約3,300万人が影響を受け、同国を危機的状況に追い込む事態となりました。
お預かりしたご寄付は、WWFパキスタンを通じ、被害を受けたコミュニティーを支援するための緊急救援と物資の提供をはじめ、今後に向け計画している下記の用途に役立てられます。
皆さまの温かいご支援、誠にありがとうございます。
・詳細な被害についての調査
・農業者1万3,000人を対象とした生計代替手段の支援
・洪水が発生しやすい谷で2,200haの森林を回復
・カイバル・パクトゥンクワ州の14のコミュニティーへの支援
・沿岸域の1,000世帯の漁業者の操業再開支援
この取り組みには、日本だけでなく、イギリスをはじめとした各国のWWFも力を合わせて支援を行い、気候関連のリスクに備え適応できるよう、気候変動へのレジリエンスを構築する取り組みを進めてまいります。
これから冬を迎える現場では深刻な状況が続いていますが、皆さまのご支援のもと、これからも取り組みを行ってまいりますので、引き続きこの問題にご関心をお持ちいただければ幸いです。
詳しくはこちらをご覧ください。
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WWF(World Wide Fund For Nature)は、世界の約80カ国にネットワークを持ち、100カ国以上で活動している環境保全団体です。1961年にスイスで設立されました。
人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行っています。
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