寄付受付開始日:2020/03/17
更新日:2020/05/18
ここ数年、日本で急激に人気が高まったカワウソ。
その愛らしさに夢中になる人が増える一方で、東南アジアから日本へ、カワウソが密輸される事件も相次ぎました。暴れないよう薬を投与され、スーツケースに詰め込まれて運ばれる中、命を落とすカワウソも少なくありません。
世界中で、さまざまな野生動物が取引されていますが、その目的のひとつが「ペット」です。かわいい。美しい。そう感じる心は大切ですが、その動物が、野生では絶滅の危機にあるとしたら?
さらに、野生動物の多くは、飼育に適さない面を持っています。広い行動圏を持ち、川から草地、海辺まで、さまざまな環境を利用する カワウソ本来の暮らしを、一般家庭で再現するのは不可能です。
好きだからこそ、その動物の危機や、飼育に適さないことにも気づいてほしい。WWFは、カワウソを愛玩動物のように扱う風潮に対して、警鐘を鳴らしています。
カワウソの他にも、ペット目的の違法な取引にさらされているのは、小型のサル、インコやオウム、フクロウ、リクガメ、トカゲなど、挙げればきりがありません。
さらにペット以外の利用でも、ゾウ(象牙)、サイ(さい角)、トラ(毛皮や骨、牙)、センザンコウ(肉やうろこ)などの違法取引があとを絶ちません。「欲しい」気持ちだけを優先させる人がいる限り、密猟や違法取引は続きます。
好きだからこそ、考える。その動物がどこからどうやって連れてこられたのか、絶滅のおそれはないか、購入することでどのような影響が起こるのかを考えたり、売る側に尋ねたりする。そういう人が増えれば、野生生物を違法取引から 守る大きな力が、必ず生まれます。
現在、WWFジャパンのウェブサイトでも、本寄付キャンペーンを受付中です。
WWFジャパンウェブサイトからのご支援につきましては、一度に5,000円以上ご支援くださった方にWWFオリジナルの返礼品をご用意しています。
また、Yahoo!募金からのご支援では領収書の発行は承っておりませんが、WWFジャパンのウェブサイトからのご支援については領収書の発行が可能です。
ただし、WWFジャパンのウェブサイトからのご支援にTポイントはご利用いただけません。
▼WWFジャパンのウェブサイトはこちらをご覧ください。
1.ペット目的での野生動物の違法取引防止
2.日本における象牙の違法取引防止
たとえば……
〇ペット業界の調査:市場の動向や事業者の法令遵守(じゅんしゅ)状況などの調査を行い、ペット業界へ必要な改善策や規制遵守の徹底などを求めていきます。
〇違法事例の分析:ペット取引が目的で起こった密輸事件に関する情報を収集、分析し、違法取引の動向や法執行強化へ向けた課題について政府や政策決定者、業界へ情報共有します。
〇象牙の違法な持ち出しの防止:日本で購入した象牙製品を海外へ持ち出す「違法輸出」をなくすため、訪日観光客に象牙製品を買わないよう呼びかけるとともに、空港など水際での摘発や監視の強化を支援します。
動物たちを過剰利用や違法取引から守るためのWWFの活動に、ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします。
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WWFは、人と自然が調和して生きられる未来を築くため、100カ国以上で活動している地球環境保全団体です。1961年にスイスで設立されました。
現在は、森や海などの生物多様性を保全すること、木材や魚介類など、自然資源の利用を持続可能なものにすること、地球温暖化を防ぐことに力を注いでいます。これらの活動はすべて、WWFのサポーターの皆さまによって支えられています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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