寄付受付開始日:2020/01/20
更新日:2020/06/19
2019年の夏から燃え続けてきたオーストラリアの火災は、降雨によって鎮火した地域もありますが、2020年2月上旬時点で、まだ燃え続けている場所もあります。これまでに焼失した総面積は、推定12万平方キロ。北海道の面積の1.4倍以上に相当します。
火災は森林だけでなく、草地やサバンナ、半砂漠といった多様な自然に広く及び、コアラ、フクロムササビ、オオカンガルー、オクロイワワラビー、ブーラミス、テリクロオウム、ワキグロクサムラドリ、ワライカワセミなど、多くの野生生物の被災が確認されています。さらに、昆虫や両生類、魚類などへの被害も含めれば、その影響の大きさは計り知れません。
40年にわたって、オーストラリアの野生生物と自然環境の保全に取り組んできたWWFオーストラリアは現在、火災で傷ついた野生動物の治療にあたっている獣医師組織の支援や、火災による野生生物や自然環境への影響調査などに取り組んでいるほか、鎮火後については広範囲での自然再生を計画しています。
オーストラリアの野生動物保護と、その生息地の回復のために、ぜひ募金にご協力ください。
WWFオーストラリアは、野生生物と自然環境の回復のために、3,000万豪ドル(約22億5,000万円、1豪ドル=75円として計算した場合)規模の基金の設立をめざしています。みなさまからいただいたご寄付は、全額をWWFジャパンよりWWFオーストラリアに送金することにより、この基金に含まれ、以下の活動に使わせていただくこととなります。
1. 野生生物の保護
動物医療の専門機関が行う緊急医療活動を支援するとともに、火災による野生生物とその生息地への影響調査を行い、回復計画につなげるための準備を進めます。
2. 生息地の回復
被害を受けた野生生物の生息地の回復、森林破壊の停止、生息地の接続性の確保、先住民のコミュニティーや農村を対象とした火災管理技術向上を図ります。
3.長期的な対策
気候変動(地球温暖化)の防止、野生生物の絶滅の防止、サステナブルな資源の利用を実現していくための活動を継続していきます。
更新日:2020/06/19
ご報告
オーストラリアの森林火災へのご支援をいただき、誠にありがとうございました。WWFジャパンは、皆さまからお寄せいただいた募金のすべてを2月中旬と5月末に2度に分けてWWFオーストラリアに届けました。この寄付金は、WWFオーストラリアを通じ、被災した野生生物の保護や生息地の保護・回復に役立てられています。
WWFオーストラリアの活動についてはこちらをご覧ください。
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WWFは、人と自然が調和して生きられる未来を築くため、100カ国以上で活動している地球環境保全団体です。1961年にスイスで設立されました。現在は、森や海などの生物多様性を保全すること、木材や魚介類など、自然資源の利用を持続可能なものにすること、地球温暖化を防ぐことに力を注いでいます。これらの活動はすべて、WWFのサポーターの皆さまによって支えられています。
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