• WWFジャパンでは、人と自然が調和して生きられる未来を築くために、「地球温暖化を防ぐ」、「持続可能な社会を創る」、「野生生物を守る」、「森や海を守る」の4つの活動を展開しています。

WWFは、地球温暖化を引き起こす二酸化炭素などの排出を抑え、地球の平均気温の上昇を、産業革命以前のレベルに比べて最大でも2℃未満に抑えることを目標にした活動を行っています。

温暖化の影響を最小限に留めるために、WWFはさまざまな影響調査報告や温暖化対策を発表するとともに、世界的なネットワークを活かして各国政府や産業界に働きかけています。

■地球温暖化とWWF
「地球温暖化」は、地球規模の気候の変動をもたらします。陸、海を問わず、世界全体の環境が受ける影響ははかり知れません。
WWFは現在、地球温暖化を引き起こす二酸化炭素などの排出を抑え、地球の平均気温の上昇を、産業革命以前のレベルに比べて最大でも2℃未満に抑えることを目標にした活動を行っています。

■WWFの地球温暖化への取り組み
世界各国にネットワークを持つ気候・エネルギープログラムでは、地球温暖化を引き起こす温室効果ガスの排出量を大幅に削減する国際的な協定を、各国政府と産業界、金融セクター、そして一般市民から引き出すことができるよう、世界各地で活動を展開しています。

WWFは、地球の生態系に配慮し、計画性をもって管理、生産された製品を、世界の消費者に選んでもらうことで、環境の保全を実現する持続可能な社会づくりに取り組んでいます。

いつまでも安心して魚が食べられる、木材が使える、そんな暮らしにするために、WWFは自然資源を枯渇させることなく利用し続けられるような社会の仕組みづくりに取り組んでいます。

■持続可能な社会とWWF
ただ、木を伐らない、という森林保全はあり得ませんし、魚を食べない、という海洋保全もあり得ません。これらの自然の恵みを頼らなければ、人は生きられないからです。
自然が再生する力やそのスピードを考慮しながら、人が利用する規模や速さを管理し、資源を使いきらないよう配慮する「持続可能」な社会を、未来に向け創ってゆかねばなりません。生態系に配慮して生産された製品を、世界の消費者に選んでもらうことで、環境保全が実現されると考え、WWFはそのための制度の整備と、消費者行動の重要さを訴えています。

人間が森林を乱伐したり、海を汚染したり、二酸化炭素を大量放出して地球温暖化を進めたりすると、野生生物は姿を消していきます。野生生物を絶滅から救うことで、広い地球の環境保全をめざす。WWFではそんな活動を目指しています。

密猟や生息地の破壊などによって追い詰められていく生物を絶滅から救うために、WWFは長い経験と国際的なネットワークを活かし、さまざまな保護プロジェクトを行っています。

■WWFの野生生物保護
主要な野生生物の保護活動を成功に導くことは、その種と共生する何千ものあまり知られていない動植物だけでなく、これらの種や生息域に依存した生活を送る人間社会にも恩恵を与えることにつながります。
WWFは設立以来半世紀以上にわたってこのような取り組みを続け、どうすれば生物多様性に負担をかけずに開発を行えるかという具体的な例を追及してきました。
取り組みを妨げる主な問題は二つあります。
一つは、違法で持続不可能な、あるいは規制されていない野生生物の取引。もう一つは、生息域の喪失です。
さまざまな国際会議や各国政府への働きかけを通じた、これらの脅威への取り組みが、WWFの野生生物保護を目指した活動の大きな柱となっています。
また、野生生物保護に関する専門的な知見が集まる国際的組織としてWWFの評価を高めていくことも、このプログラムの目標の一つです。

多様な地球の自然環境は、あらゆる生命の基盤です。WWFは、環境の破壊をくい止め、未来に生物の多様性を引き継いでゆくために、陸域、淡水、海洋などのさまざまな自然の中から、代表的かつ重要な環境を選び、優先的に保全する取り組みを目指しています。

生物が生きていくためには、自然環境を守らなければなりません。WWFは世界中で優先的に保全すべき生態系を科学的に見極め、保全のためにさまざまな活動を展開しています。

■世界の自然を守ろう
現在、保全が求められている森や海の環境の多くは、貴重な野生動植物が息づいていると同時に、深刻な破壊の危機にさらされている場所でもあります。
また、淡水生態系も世界の各地で劣化や消失が進んでいます。上流から下流まで、いくつもの国を通って流れる大河川では、いずれもその「流域」環境を広く捉えた視点での保全活動が必要とされますが、それがなかなか実現せず、水産資源や水資源にも枯渇の心配が及んでいます。
海洋についても同様です、過剰な海洋資源の利用や、環境を改変する開発の促進は、海の環境破壊を引き起こす原因になります。
世界の大陸と大洋に広がる全ての自然について保全活動を行うことは、非常に大変なことです。実際、現在WWFが保全に関わっている自然も全体から見ればほんの一部に過ぎません。しかし、WWFではその保全を地球全体の未来に向けた「挑戦」と考え、今もそのための活動を展開しています。

寄付金の使いみち

今、絶滅寸前の「森の住人」という意のオランウータン (C)WWF-Canon / Alain COMPOST
今、絶滅寸前の「森の住人」という意のオランウータン (C)WWF-Canon / Alain COMPOST

自然保護活動プロジェクトのおもな活動一覧
■ロシア極東地域の森林プロジェクト
■スマトラ・ボルネオエコリージョンの森林プロジェクト
■森林生態系に配慮した責任ある林産物調達プロジェクト
■南西諸島エコリージョンプロジェクト
■水産プロジェクト
■気候変動・エネルギープロジェクト
■日本のエコロジカル・フットプリントプロジェクト
■水田・水路の生物多様性と農業の共生プロジェクト