寄付受付開始日:2023/11/27
更新日:2024/10/09
命の危機にさらされ続けている人々に、継続した医療援助を。
2023年10月7日以降、イスラエルとハマスの衝突が激化し、ガザ地区での人道状況が著しく悪化。長年、パレスチナで医療・人道援助団体を続けている国境なき医師団は、ガザ地区の病院にて直ちに負傷者の受け入れ・外科治療を開始しました。女性や子どもを中心に患者が増え続ける中、国境なき医師団のパレスチナ人スタッフは病院にとどまり、懸命に治療を続けています。また、外科などの医療活動を支援するため、約35人の国際スタッフもガザ地区で援助活動に当たっています(2024年10月8日現在)。
パレスチナ・ガザ地区の人々は、長年の占領・封鎖下で心身の危機に直面し続けてきましたが、今回の衝突激化でさらに追いつめられています。現地では燃料も医薬品も不足しており、医療体制が崩壊しています。
国境なき医師団は「独立・中立・公平」の立場で活動することを信条とし、紛争当事者の一方の側に立つことはありません。それをかなえてくださるのが、皆さまのようなお一人お一人からのご寄付です。活動資金のほとんどを民間の皆さまからの寄付でまかなうことで、いかなる権力にも影響を受けない活動が可能になっています。
命の危機にさらされている人々を助けるため、国境なき医師団では「緊急チーム」募金へのご支援をお願いしています。どうか私たちに力を貸してください。
【主な支援内容】
パレスチナ:
・国境なき医師団は、1989年より活動。ガザ地区では外科治療や理学療法、健康教育などの包括的なケアを実施。ヨルダン川西岸地区では基礎医療や心のケアを行ってきました。
最新の情報は、国境なき医師団ウェブサイトからご確認ください。
<寄付受付期間延長のお知らせ>
パレスチナの危機的な人道状況と膨大なニーズに最大限対応すべく、国境なき医師団は現地にとどまり、医療・人道援助活動を続けてきました。ガザ地区では絶え間ない攻撃に加え、長引く避難生活や衛生環境の悪化によって、栄養失調や感染症の流行が懸念されています。
主要な病院が次々と破壊され機能を停止する中、わずかに残る医療施設が人々の命を守る「最後の砦(とりで)」となっています。また、ヨルダン川西岸地区でも暴力や医療への妨害が頻発。移動制限によって医療施設に来られない人々のための移動診療や救急医療のニーズが急増しています。
国境なき医師団は、すべての紛争当事者に即時かつ持続的な停戦を求めるとともに、これからも危機に瀕する人々の一番近くで活動を継続します。パレスチナに引き続き医療・人道援助を届けるため、寄付受付期間を延長いたします。(2024年10月9日更新)
■領収書の発行について
国境なき医師団日本は認定NPO法人であり、当団体へのご寄付は、税制優遇措置(寄付金控除)の対象です。
1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
※手続き完了後の領収書要/不要の変更や再発行はできません。
※領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
例:2月15日にお客様が寄付手続きをされた場合、領収書の日付は3月末日頃になります。
※領収書のお届けは、当団体が入金を確認した後になるため、最短でも寄付の受付から2カ月程度かかります。
※Vポイントによるご寄付の場合は、領収書発行の対象外ですのでご留意ください。
詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
<お問い合わせ先>
特定非営利活動法人国境なき医師団日本
メールアドレス:corporate@tokyo.msf.org
皆さまからのご寄付は、「緊急チーム」募金として受けたまわり、パレスチナおよび、イスラエルとパレスチナにおける衝突の影響を受ける近隣諸国での緊急援助に大切に使わせていただきます。
なお、十分な資金が集まった場合など、そのほか世界各地の「緊急チーム」の活動のためにも役立てさせていただきます。
▶「緊急チーム」募金とは
自然災害、紛争の激化、感染症の大流行など、一度に多くの人々の命が危険にさらされる緊急事態に即座に対応するため、国境なき医師団には高度な専門性をもつ「緊急チーム」があり、チームの活動を支えるための「緊急チーム」募金へのご協力を通年でお願いしています。
【例えば、あなたのご寄付でできること】
・4,400円で:避難民51人に3カ月間の医療を提供できます。
・10,000円で:3家族に簡易シェルター用の資材を提供できます。
・30,000円で:包帯1セット50枚入りを提供できます。
※為替による変動があります。
どうか私たちとともに、命を救う力になってください。
【私たちの活動をもっと知りたい方は、以下もご参照ください】
▶国境なき医師団ウェブサイト
▶活動報告書
国境なき医師団は、活動と財務の透明性と説明責任を重視し、監査法人による厳正な監査を経た財務報告を含む『年次活動報告書』を、公式ウェブサイトにて公開しています。
更新日:2024/10/09
激しい攻撃の影響を受け、ガザ地区の多くの医療施設が稼働の停止を余儀なくされています。それに伴い、人々が医療を受けることは著しく困難になっています。
MSFでは現在、約700人の現地スタッフと約35人の国際スタッフがガザ地区内10カ所の医療施設で活動。外科治療や創傷ケア、理学療法、妊産婦と小児のケア、基礎医療、心のケアなどを行っています。
主な活動実績
・負傷者の治療 3万6,000件以上
・入院患者の受け入れ 1万件以上
・産前ケア 1万2,000件以上
・仮設病院の建設 2カ所
※ガザにおいて、2023年10月~2024年8月21日
2023年10月以降のガザ地区における活動について詳しくは、以下もご参照ください。
▶ガザ、紛争激化からの1年
パレスチナ・ガザ地区の人道状況が悪化する中、国境なき医師団は膨大なニーズに最大限対応すべく、傷の処置や産後ケア、基礎医療などの医療活動に取り組んできました。
この半年の間に、攻撃によって壊滅的打撃を受け、退避を余儀なくされた病院や診療所も少なくありません。
しかし、2024年3月現在、国境なき医師団はパレスチナ・ガザ地区にとどまり、活動を続けています。病院や診療所での医療活動を中心に、ガザ各地で下記のような取り組みを行っています。
■ガザ北部
アル・アウダ病院では国境なき医師団スタッフが中心となって自発的な医療活動を続けています。また、ガザ市の国境なき医師団診療所でも現地スタッフが可能な限り傷の処置を行っています。
■ガザ中部
アル・アクサ病院において、整形外科手術や再建外科手術、傷の処置、理学療法、健康促進、心のケアなどを提供しています。
■ガザ南部
ラファのインドネシア仮設病院において包帯交換や理学療法など負傷者の術後ケアを提供する一方、エミラティ産科病院で産後のケアや妊娠中の合併症の対応に当たっています。また、アル・シャボウラ診療所やマワシ地区の診療所2カ所では、一般診療や予防接種、産前・産後ケア、傷の包帯交換、心のケア、5歳未満の子どもと妊娠中・授乳中の女性の栄養失調のスクリーニング検査などを実施しています。
医療活動に加え、ガザ南部ラファでは、およそ10カ所で1日あたり計24万リットルの清潔な水を提供しています。
■ヨルダン川西岸
現在はヘブロンとナブルス、ジェニンの3地区で活動しています。心のケアや移動診療を行うほか、医療施設や病院に対して、医療や緊急対応、患者のトリアージ(※)に関するトレーニングなどを実施しています。
2023年10月7日以降は、国内避難民のガザの人々や日常的な暴力にさらされているヨルダン川西岸の住民に、救援物資や衛生用品キット、食料の小包の配布も行いました。
(※)重症度、緊急度などによって治療の優先順位を決めること。
2023年11月7日、日本人3人を含む国境なき医師団の外国人スタッフ22名がエジプトへ退避しました。
2023年11月14日には、外国人派遣スタッフと現地スタッフ計15人からなるチームが、ラファ検問所を通りエジプトからガザ地区へ入りました。外科などの医療活動を支援しました。
ガザ地区では、国境なき医師団の医療活動がいまも続けられています。
医療活動中の医療従事者やスタッフが攻撃されるなど、非人道的な行為が起こっています。
水や燃料の不足は2023年10月7日以降続いています。
国境なき医師団は、すべての紛争当事者に対し、即時かつ持続的な停戦を訴えています。
こうした活動は、国境なき医師団の活動に共感してくださる皆さまの寄付によって支えられています。ご支援、誠にありがとうございます。
最新の活動ニュースは公式ウェブサイトをご覧ください。
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世界約70カ国で年間900万人以上に医療を提供する、民間の国際援助団体です。「中立・独立・公平」な立場から誰からも干渉や制限を受けることなく、最も医療の足りない場所で医療・人道援助活動を行います。
1971年に設立し、1992年には日本事務局が発足。1999年にはノーベル平和賞を受賞しました。
国境なき医師団の活動資金は、9割以上が民間からの寄付。皆さまの支援に支えられています。
一人でも多くの方が、私たちとともに行動してくださることを願っています。
このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。
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・寄付金に関する領収書の送付(当団体がYahoo!ネット募金での寄付者に対して領収書発行を行う場合)
以上
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