トルコ・シリア地震 緊急医療援助（国境なき医師団日本）

機動力を生かし、地震発生後、ただちに援助活動を開始

内戦、コロナ禍、そして地震……
命の危機にさらされ続けている人々に、一刻も早い医療援助を。
2023年2月6日にトルコとシリアで起きた大地震。緊急医療援助団体である国境なき医師団は、高い機動力を生かし、シリア北西部で地震発生から数時間以内にけが人の治療を開始しました。現在、増え続けるニーズに対応するため、複数のチームを現場に派遣しています。また、最も被害が深刻なトルコ南部ではニーズ調査を行っています（2023年2月9日時点）。

シリア北西部の人々は、長年の内戦やコロナ禍に加えて、最近のコレラ流行などにより常に命の危機に直面し続けてきましたが、今回の地震でさらに追いつめられています。一刻も早く、医療を届ける必要があります。

国境なき医師団の活動資金のほとんどは、皆さまのような個人の方のご寄付に支えられています。そのおかげで、シリア北西部のような国際援助が届きにくい地域でも活動を行うことができています。

厳しい寒さが増す中、命の危機にさらされている人々を助けるため、国境なき医師団では「緊急チーム」募金へのご支援をお願いしています。どうか私たちに力を貸してください。


【主な支援内容】
シリア：
・けが人の治療や救急搬送を実施。2023年2月9日までに、アレッポ県、イドリブ県にて3,465人のけが人を治療しました。
・イドリブ北部にある23カ所以上の病院や診療所に緊急医療用の物資などを寄贈しました。
・施設や移動診療所にて心理的応急処置も開始しました。

トルコ：
・甚大な被害が出ている地域でニーズ調査を進めています。市街地近郊での援助開始を予定しています。

最新の情報は、国境なき医師団ウェブサイトからご確認ください。

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