【シリア人道危機】緊急支援

寄付受付開始日:2025/04/10

  • 領収書なし
[【シリア人道危機】緊急支援]の画像
支援の様子/現地の様子(2025年2月、アレッポ県)

認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

プロジェクト概要

更新日:2026/04/01

人道危機にさらされるシリアの人々への緊急支援

2024年12月初旬のアサド政権崩壊後、周辺国に避難していた約550万人のシリア難民の多くが祖国への帰還を希望し、既に約35万人が帰還したと推定されています※1。

また、政権崩壊以前にもシリア国内には700万人を超える国内避難民がおり、国内避難民以外の脆弱(ぜいじゃく)者を含む合計1,670万人が人道支援を必要としていました。
政権崩壊後を受けて新たに110万人の国内避難民が発生し、2025年3月には前政権の支持者と暫定政権の治安部隊の衝突があり、多くの民間人が犠牲になっています。

14年間の戦争を終えたシリア国内各地では、住居の損壊、電気、水道、教育、保険など基本的なサービスや生計手段の不足が深刻な問題となっています。現在、1,300万人が深刻な食料不安に直面しています※2。​

※1 OCHA(LEBANON: Flash Update #49, Escalation of hostilities in Lebanon, As of 5 December 2024)
※2 IOM(DTM Mobility Snapshot Round 68, 19 December, 2024)

グッドネーバーズ・ジャパンは、シリアにおける深刻な人道危機を受け、緊急支援の実施を決定しました。同国アレッポ県、ホムス県、ラタキア県において、現地パートナーと連携し、食料品、日用品などの緊急支援物資を提供します。

【シリア人道危機】緊急支援募金を開始しました

<寄付受付期間延長のお知らせ>
グッドネーバーズ・ジャパンは、2025年11月末から、子どもたちが安心して学べる環境を整えるべく、学校の修繕事業を行っています。また、地域の人々が修復作業に参加して収入を得る機会をつくり、生活の安定と地域の復興を支えています。シリアの早期回復と子どもたちの将来を守るため、この度寄付受付期間を延長することを決定いたしました。皆様の温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。(2026年4月1日更新)

寄付金の使いみち

Yahoo!ネット募金によるご寄付は、グッドネーバーズが行うシリアの人道支援活動に大切に使わせていただきます。

<活動内容(実施予定を含む)>
・食料品配布
・緊急支援物資配布
・その他現地の状況やニーズに応じた支援 

活動報告は随時当団体ウェブサイト上で報告いたします。

活動報告

更新日:2026/06/03

「自分たちのまちは、自分たちで」シリアで始まった住民主体の復興活動(2026年6月3日更新)

自分たちのまちは、自分たちで シリアで始まった、住民主体の復興活動(2026年5月、アレッポ県)

グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)がシリアのアレッポ県で進めている復興支援プロジェクトの一つ、キャッシュフォーワーク(Cash for Work, CFW)が本格的に動き始めました。

アレッポの住民自身が復興の担い手となり、地域を再建していく最初の一歩として、道路の修繕・清掃活動がスタートしています。

※キャッシュフォーワーク:支援を必要とする人々が地域の公共事業や復興作業などの作業に従事することで賃金を受け取る支援手法

アレッポに根ざした事業の本質
GNJPがアレッポで進めている人道・開発・平和構築事業では、緊急的な物資支援にとどまらず、地域の人々が自らの力で生活を立て直していけるよう、複数の活動を組み合わせた支援を行っています。

この事業の根底にあるのは、「誰がこのまちの未来をつくるのか」という問いです。外部から支援を受けるだけではなく、まちの復興に住民が主体的にかかわり、自分たちの手で変化を生み出すこと。それが、シリアの中長期的な復興への確かな道だと私たちは考えています。

キャッシュフォーワークは、その考え方を体現する活動の一つです。

子どもたちも通学で使うアレッポ市の道路には損傷が目立つ(2026年4月、アレッポ県)
支援内容検討のため活動開始前に、地域住民に復興ニーズを聞き取り(2026年3月、アレッポ県)

住民が担うアレッポの復興
この事業におけるキャッシュフォーワーク(Cash for Work, CFW)とは、地域の復興に必要な道路などインフラの復旧作業を住民自身に担ってもらい、その労働に対して現金を支払う仕組みです。受け取った現金は食料や衣料、子どもの教育など各家庭のニーズに合わせて自由に使うことができます。

キャッシュフォーワークの活動の一つとして、まず取り組んでいるのが道路の修繕と清掃です。アレッポ市は長年の紛争により道路インフラに深刻な損傷があり、人々の移動や子どもたちの通学、物資の輸送に大きな支障が生じていました。

この作業に参加するのは地域に暮らす人々です。その光景は、住民たちの手によって少しずつ復興していく過程そのものでもあります。

崩れ落ちた建物や倒れた鉄塔が今なお残るアレッポの町並み(2026年4月、アレッポ県)
キャッシュフォーワークに参加する住民の方々。道路の修繕・清掃を通じて、地域の復旧を担っています。(2026年5月、アレッポ県)

今後の活動について
道路の修繕や清掃といったキャッシュフォーワークはこの事業の出発点にすぎません。今後はアレッポ市の学校の修繕やまちのがれきの撤去や、住民たちが地域の課題について話し合い、地域の結束を高めていく活動など、自分たちのニーズに基づいて選んだ活動へと広げていく予定です。

GNJPは、住民が「支援を受けるだけの存在」ではなく、地域の未来を自ら切り開く存在として歩んでいけるよう、シリアの人々とともに歩み続けていきます。

シリア北西部で子どもと地域を支える支援活動を継続しています(2026年4月13日更新)

グッドネーバーズ・ジャパンは、シリア北西部のアレッポで支援活動を行っています。現在、約2,000人の子どもたちが通う市内2つの学校で、学習机や椅子の設置、トイレの修繕など、子どもたちが安心して学べる環境づくりに取り組んでいます。

あわせて、道路の補修作業を通じて住民に収入を提供する「キャッシュ・フォー・ワーク」事業を実施し、地域の雇用を生み出しています。また、住民同士が交流し、理解を深めるための地域活動も実施しています。

長年の内戦で大きな被害を受けたアレッポでは、いま少しずつ暮らしの再建が進んでいます。子どもが学びに戻り、大人が働き、地域が再びつながる。その一歩を支えるため、引き続きご支援をお願いします。

シリアの中期的な復興を見据え、新しい事業の準備を進めています(2025年11月18日更新)

事業実施予定地域の学校校舎の外に座る子どもたち(2025年9月、アレッポ県)

グッドネーバーズ・ジャパンは、現地パートナー団体と協力のもと、2025年4月から緊急支援を実施しました。6月までにシリア国内三県にて延べ3,916世帯へ食料や衛生用品の配付を行いました。私たちは現在、シリアの中期的な復興を見据えた新しい事業を2025年末に開始するべく準備を進めています。今回はその様子をお伝えします。

復興事業を計画するにあたり、シリアの人道支援の優先的課題(Syria Humanitarian Response Priorities)や、緊急支援を実施した際に集めた現地の関係者や人々の声を参考にして、取り組む活動の分野や内容を検討しています。

今回の事業では、住民の方々に研修を行い、その一環として住民自身が自分たちの地域で実施する活動を企画します。そのため、実際に事業を行う予定の地域の住民の方々と、どのようなことを地域の課題として捉えているのか、その課題をどのような活動で解決につなげることができるのかについて話し合いました。

話し合いの際には、地域のリーダーや働く男女、主婦の方などさまざまなバックグラウンドの方に参加いただき、いろいろな声を聞くことができました。

事前調査の際に地域での課題を話し合うスタッフと住民の方々(2025年10月、アレッポ県)

また、対象地域の学校の修繕も行います。シリアでは、長年の戦争で多くの建設物が荒廃しており、病院や学校などの公共施設も大きな被害を受けています。2024年12月の政変後、約280万人の人々が国内外から故郷に帰還しており戦時中よりも多くの子どもたちが学校に通い始めています。

しかし、戦争の被害や老朽化によって使用できる学校が少なく、残存する学校にたくさんの生徒が通わざるを得ない状況です。また、生徒数の増加に対して机や椅子が足りておらず、生徒が安全・清潔に学校生活を送るための設備や障害がある子どものための設備も不足しています。
UNHCR, Syria Operational Update(23 October 2025)

家具が足りない教室(2025年10月、アレッポ県)

13年以上続いた戦争が終わり故郷に帰還する人々や貧困下で生活を続ける人々とともに、シリアの復興への歩みを進めてまいります。

引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

【シリア人道危機】現地の人々から寄せられたメッセージをお伝えします(2025年10月7日更新)

食料・衛生用品の配付の様子(2025年5月、アレッポ県 )

現地パートナー団体と協力のもと、2025年4月~6月までにシリア国内の三県アレッポ県、ホムス県、ラタキア県にて延べ3,916世帯へ食料や衛生用品の配付を行いました。今回は現地の人々から寄せられた声をお届けします。

配付後のアンケートでは、以下の回答をいただきました。

【食料配付について】
99%の世帯が「食料支援により空腹・栄養ニーズが満たされた」

【衛生用品の配付支援について】
98%の世帯が「衛生的ニーズが満たされた」

【支援全体について】
95%の世帯が「支援により心理的状態が改善した」
92%の世帯が「支援によりストレスと心配が軽減した」

配付時に登録情報を確認している様子(2025年5月、アレッポ県 )

また、以下のメッセージも寄せられています。

「今シリアでは仕事もなく、生計を立てる手段がありません。子どもたちに食べさせるものがなく、親としてとても恥ずかしい想いをしていました。わが家に支援物資が届いたのを見て子どもたちの顔に満面の笑みが浮かび、親としても言葉に表せない喜びを感じました。ありがとうございました。」

「私は主人を亡くし、4人の小さな子どもたちを育てるために仕事をしています。食費や養育費に加えて、精神的な障害をもつ子どもの治療のためにお金もかかるので、仕事で稼いだお金では全く足りず、家賃を3カ月分滞納していました。この支援のおかげで、働いたお金を家賃に充当することができ、家も失わずに生活をすることができました。子どもたちも私も本当に嬉しく、いただいた支援に心から感謝しています。」

支援物資の配付の様子(2025年5月、アレッポ県)

2025年現在、約100万人が国外からシリアに、国内でも約185万人が故郷に帰還しました。そのため、戦争で破壊された水道・電気・道路・保健施設・学校などのインフラ再建が急務となっています。

学校に通う子どもたち(2025年9月、アレッポ県)

グッドネーバーズ・ジャパンは、安心して暮らせる生活を取り戻すため、シリアの人々とともに歩み続けまいります。皆さまの継続的なご支援をお願いします。

シリアの人々に食料支援が届くまで(2025年8月12日更新)

シリアの人々に食料支援が届くまで

グッドネーバーズ・ジャパンは現地パートナー団体であるSenedとBasmeh & Zeitoonehとの協力のもと、アレッポ県、ラタキア県、ホムス県の延べ3,916世帯(22,043人)に食料や衛生用品セットを配付いたしました。食料支援では、現地の援助団体間で調整された基準に基づき、一日の最低カロリー水準を満たす食料を各世帯に配付する内容となっております。

配付した食料セット(2025年6月、ラタキア県)

配付される食料セットには、パスタや米などの炭水化物、豆類などのたんぱく質、缶詰の野菜、そしてシリアの人々の生活に欠かせないお茶なども含まれ、現地の食文化に配慮した構成となっております。品質管理のため、何百・何千単位で届く支援物資についてランダムサンプリングによる賞味期限や品質の確認を実施し、万が一問題があった場合の連絡先も同封しております。

2025年5月の食料配付の様子

配付対象者は、現地の援助調整機関や他団体との調整により事前に選定されます。ラタキア県では2025年3月の衝突により生計手段を失ったり家屋被害を受けた住民を対象とし、アレッポ県では障害者、低所得・無所得世帯、高齢者世帯など脆弱性(ぜいじゃくせい)の高い家庭を優先的に支援するなど、各県の状況に応じた対応を行っております。

衛生用品配付の様子(2025年5月、アレッポ県)

この緊急支援を通じて、シリアの人々の命をつなぐための重要な支援を届けることができました。GNJPは今後もシリアの復興と再建に向けて、現地の人々との歩みを続けてまいります。

引き続き支援を求めています

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動報告」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
167,664
残り日数
あと 104
2026/09/30 18:00 まで
寄付人数
332

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • PayPay
    PayPayで1円から寄付できます。※期間限定ポイントはご利用いただけません。
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プロジェクトオーナー

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認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

グッドネーバーズ・ジャパンは、世界40カ国以上で活動する国際グッドネーバーズ・インターナショナルの一員です。グッドネーバーズは、1996年に国連経済社会理事会(UN ECOSOC)からNGO最高資格である総合協議資格を取得しています。

グッドネーバース・ジャパンは2004年に開設され、現在アジア・アフリカの7カ国で、子どもたちが笑顔で安心して暮らせるための支援活動を行っています。また、2013年より、公益性の高い団体である「認定NPO法人」として東京都から認可を受け、2017年からは新たに国内の子どもの貧困対策に取り組んでいます。

ビジョン
子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会
ミッション
国内外のパートナーと共に、貧困および差別の原因や災害・紛争による脅威を取り除く

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