【レバノン人道危機】緊急支援(グッドネーバーズ・ジャパン)

寄付受付開始日:2025/01/06

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がれきの上で抱き合う人々(2024年11月28日、レバノン)

認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

プロジェクト概要

更新日:2025/01/06

人道危機にさらされるレバノンの人々への緊急支援

中東・レバノンにおいて2023年10月以降に始まったイスラエル軍とヒズボッラー等との間の攻撃の応酬は、2024年7月以降急激に激化し、レバノン南部や首都ベイルートの市街地を中心に地上侵攻や空爆による甚大な被害が発生しています。

2024年11月27日にイスラエル政府とレバノン政府の間で停戦が合意されてからも、各地にて攻撃が続いており、本危機による死者は4,000人以上にのぼります。100万人以上が国内避難民(IDP)となっており、うち約79万人が一時避難所からの帰還を試みているものの、家屋が破壊されてしまった人々が多数おり、食品、家財道具や生活用品などの支援が急務です。

特に大規模な攻撃の対象となった南レバノン県では全分野における支援ニーズが高く、またベッカー県などの山岳地帯では厳しい冬を乗り越えるための支援が必要です。

グッドネーバーズ・ジャパンは、危機発生直後から遠隔での調査や現地で活動する援助機関との調整を行い、人道支援を開始しました。レバノンの人々の命と生活を守るため、食料や日用品の支援、また越冬支援に取り組んでまいります。

【レバノン危機】人道支援を開始、食料と生活用品の配付を行いました 

寄付金の使いみち

Yahoo!ネット募金によるご寄付は、グッドネーバーズが行うレバノンの人道支援活動に大切に使わせていただきます。

提携団体と共に、危機的状況が続くレバノンにおいて、食品・食事、日用品、生活物資を届けます。また特に山岳地域において冬季には厳しい寒さが予想されるため、越冬支援物資の配付も行います。

また現地の状況を踏まえ、必要な支援を行ってまいります。

活動報告は随時当団体ウェブサイト上で報告いたします。

活動情報

更新日:2025/04/11

【レバノン危機】戦争の影響を受けたレバノンの人々に食料と越冬支援を届けました(2025年4月11日更新)

物資配付の様子(2025年2月20日、ナバティエ県)

レバノンでは2024年9月末から国内全土にわたって空爆や地上侵攻が激化し、11月には100万人以上の国内避難民が発生しました。グッドネーバーズ・ジャパンは、危機発生直後から遠隔での調査や現地で活動する援助機関との調整を開始し、戦争の影響を受けた人々への支援を行っています。

【食料品と灯油の引換券の配付を行いました】
2025年1月より、ベカー県とナバティエ県において862世帯へ食料品を、1,063世帯へ灯油の引換券の配付を行いました。現在レバノンでは、戦争中に国内の他の地域や近隣国に避難していた人々が元住んでいた地域へと帰還していますが、そこには壊れた住居や家具や生活用品が残っていない家が待っています。

物資配付の様子(2025年2月20日、ナバティエ県)

また、レバノンの冬は寒く、特にベカー県などの山岳部では0℃近くまで冷え込む日も多くあります。人々を冬の寒さから守るため、暖房のための燃料を受け取ることができる灯油の引換券の配付を行いました。

灯油の配付を行うスタッフ(2025年2月22日、ナバティエ県)

【停戦後も続く空爆のなかでの支援活動】
本事業では、2025年1月に現地の行政や他の援助団体との調整のもとに対象者の選定を行いましたが、1月下旬からナバティエ県で攻撃が相次いだため、スタッフや裨益者(ひえきしゃ)の安全を優先して活動を一時見合わせざるを得ない状況となりました。

その後、2025年2月下旬に安全が確保できたタイミングで配付を行いました。また、外出に不安を感じている裨益者(ひえきしゃ)や高齢者、障害のある方には、戸別訪問による配付も実施しました。

戸別訪問をするスタッフ(2025年2月21日、ナバティエ県)

【おわりに】
緊急の食料配付、越冬支援を経て、グッドネーバーズ・ジャパンはレバノンの人々が復興に向かっていけるよう、新たな支援を計画しています。

停戦後も攻撃が続くレバノンの人々が少しでも安心して生活をすることができるよう、支援を続けてまいります。みなさまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いします。

【レバノン危機】人道支援を開始、食料と生活用品の配付を行いました(2025年1月6日更新)

レバノンでは2024年9月末から空爆や地上侵攻が激化し、2024年11月には100万人以上が国内避難民となり、56万人以上がシリアへ避難しました。[*1]

【食事、食料セット、生活用品を届けました】

生活用品配付の様子(2024年11月20日、山岳レバノン県)

グッドネーバーズ・ジャパンは危機発生直後から遠隔調査や現地団体との連携を開始し、2024年11月には延べ980世帯に食料や生活用品を支援しました。現地提携団体Basmeh & Zeitooneh(B&Z)と協力し、300世帯に食事、340世帯に食料セットや生活用品を配付しました。

本危機においては、多様なニーズを抱える避難民に効果的な支援を届けるため、国際機関やNGOなどの援助機関が政府と連携し、支援の重複を防ぐ取り組みが進められています。
グッドネーバーズも調理設備の有無に応じた食事や食料セット、マットレスや寝具などの生活用品を提供し、効果的な支援活動を実施しています。

【停戦後も続く攻撃と今後の支援 】

ベイルート県での物資配付準備の様子(2024年11月21日、ベイルート県)

2024年11月27日、イスラエルとレバノンの両政府は停戦に合意し、約80%の国内避難民が帰還を進めています。しかし、停戦後も空爆が続き、住居を失った人々も少なくありません。現在も約17万人が一時避難所で生活[*2]し、基本的な支援が必要です。特に山岳部では冬季の寒さが厳しく、越冬支援が急務となっています。

グッドネーバーズ・ジャパンは、国内避難民への食料や越冬物資の支援を継続するため、準備を進めています。引き続きあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

[*1]OCHA(LEBANON: Flash Update #49, Escalation of hostilities in Lebanon, As of 5 December 2024)
[*2]IOM(DTM Mobility Snapshot Round 68, 19 December, 2024)

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プロジェクトオーナー

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認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

グッドネーバーズ・ジャパンは、世界40カ国以上で活動する国際グッドネーバーズ・インターナショナルの一員です。グッドネーバーズは、1996年に国連経済社会理事会(UN ECOSOC)からNGO最高資格である総合協議資格を取得しています。

グッドネーバース・ジャパンは2004年に開設され、現在アジア・アフリカの7カ国で、子どもたちが笑顔で安心して暮らせるための支援活動を行っています。また、2013年より、公益性の高い団体である「認定NPO法人」として東京都から認可を受け、2017年からは新たに国内の子どもの貧困対策に取り組んでいます。

ビジョン
子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会
ミッション
国内外のパートナーと共に、貧困および差別の原因や災害・紛争による脅威を取り除く

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