寄付受付開始日:2024/01/02
更新日:2024/03/01
2024年1月1日16時10分ごろ、石川県の能登地方を震源とする大きな地震が発生しました。
気象庁によりますと、この地震で最大震度7(石川県志賀町)を観測し、石川県では建物の倒壊や火災の発生など大きな被害が報告されています。
これを受け、グッドネーバーズ・ジャパンでは情報収集と被災地域への緊急スタッフの派遣準備を開始しています。
皆様からのご寄付は、現地のニーズを調査の上、緊急支援物資の配布、また被災地域での被災家屋等の清掃のためのタオル・雑巾の配布などの緊急支援に活用させていただきます。
グッドネーバーズ・ジャパンは2016年の熊本地震や2019年の台風19号といった大規模災害下において、被災家屋や避難所で活動する災害ボランティアコーディネーション業務を担いました。
その他、東日本大震災や海外のさまざまな自然災害の被災地で活動してきた経験をもとに、【令和6年能登半島地震】の支援を行います。
被災地での活動に、皆さまの温かいご支援をお願いいたします。
皆さまからいただいたご寄付は、グッドネーバーズ・ジャパンが行う【令和6年能登半島地震】における被災者支援のための活動に大切に使わせていただきます。
・緊急支援物資の配布、炊き出し
・ボランティアセンターの運営サポート
・被災家屋等の清掃のためのタオル・雑巾の配布
・その他被災地のニーズに応じた支援
・支援に伴う事務局運営費
※具体的な活動内容は、現地調査を経て決定します。また、現地の状況や被災された方々のニーズに合わせて随時変更の可能性があります。
※現地からの情報は随時当団体ウェブサイトで報告いたします。
更新日:2024/03/01
グッドネーバーズ・ジャパンは自治体や避難所の方々と連携しながら、大きな被害を受けた石川県輪島市での支援活動を続けています。
2024年2月前半には、避難所となっている輪島市の各施設にて中華丼の炊き出しを行いました。
(炊き出し実施場所)
・輪島市地方合同庁舎
・港公民館
・地域生活支援ウミュードソラ
・特別養護老人ホーム ゆきわりそう
2024年2月3日時点で約90名の方が避難生活をしていた輪島市地方合同庁舎には、キッチンがなく、普段は家庭用サイズの電子レンジや電気ポットなどを使って簡単な調理のみをされていました。
また、近隣には車中泊や自宅避難をされている方も多く、約100名の方が炊き出しを受けに来られたり、トイレトレーラーのトイレを借りに来たりしているそうです。依然として断水が続く自宅も多く、水に関する設備が未だ自由に使えない方が多くいらっしゃいます。
避難所で物資や食事の管理をする方たちに少しでも休まる時間を提供するためにも、当団体の炊き出しでは、準備から片づけまでをスタッフが行っています。2024年2月5日に炊き出しを行った港公民館の方からは、「今日は何もしなくていいから助かる」と嬉しい声が聞かれました。
炊き出しの中華丼を食べた方からは「美味しかったです。おなかいっぱいになってから見ても美味しそうだ」と喜びの声をいただき、温かい食事を提供する意義を感じました。
また、2024年2月5日には、河原田公民館への物資支援を行いました。河原田公民館へは、これまで衣料品や掃除用品などさまざまな物資支援を行ってきました。2024年2月3日に改めてヒアリングを実施したところ、調味料などが足りていないとの声が寄せられました。そこでニーズに合わせて、めんつゆ、みりん、鶏がらスープ、ふりかけ、お茶漬けなどをお届けしました。
「こんなに! 助かります」と喜びの声をいただきました。
発災から1カ月半以上が経過し、食料や物資の需要は少し落ち着いてきているものの、断水や避難を余儀なくされる方も多くおり、元通りの日常に戻るには未だ厳しい状況にあります。
グッドネーバーズ・ジャパンは今後、炊き出しや物資支援の他に、仮設住宅を含む応急住宅への電化製品提供の支援や、小学生への学習支援および心のケアを行うプログラムの実施を検討しています。
今後も私たちは一日も早い復旧に向けて、支援活動を続けていきます。
グッドネーバーズ・ジャパンは被災地の行政や避難所で被災された方々へのニーズ調査を経て、大きな被害を受けた石川県輪島市での支援活動を続けています。
今回は2024年1月17日~22日の活動についてご紹介いたします。
2024年1月17日時点で220名と多くの方が避難している輪島高等学校には、不足していると要望があった防寒着・下着類・靴下・手袋・毛布といった衣料品を、お届けました。
また、ガムテープ・スリッパ・冷却ジェルシート・スプーン・ドライシャンプー・45Lのごみ袋・ハンドクリームといった物資や、食事提供の際に不足していると要望があった食品用ラップやアルミホイル計10箱ほど、加えて紙パンツや簡易トイレ、シュラフを各施設に、お届けしました。
(支援物資提供先)
・2024年1月17日:輪島高等学校・鳳至小学校・河原田小学校
・2024年1月20日:鳳至小学校
輪島市では多くの地域で依然として水が復旧しておらず、衛生状態を清潔に保つための物資が必要とされています。簡易トイレは、在宅避難をしている人にも使用される予定です。また、お皿での食事提供が難しい環境では、食品用ラップやアルミホイルも重宝されています。
グッドネーバーズ・ジャパンは、被災された方々から不足しているものを聞き取った後、迅速に物資を提供することを目指しています。
「いただいたもので必要ない物を要らないと言いにくいので、ニーズを理解して必要なものだけを持ってきてくれるのはありがたいです」
「物資を発注してもなかなか入ってこない。グッドネーバーズ・ジャパンさんは、2日前にお伝えした物資をすぐに届けてくれるので、本当にありがたいです。」
と、現地のニーズ調査の大切さを改めて感じました。
また、2024年1月20日と22日には、避難所となっている輪島市の各施設にて中華丼の炊き出しを行いました。
(炊き出し実施場所)
・2024年1月20日:港公民館
・2024年1月22日:大屋公民館
2024年1月20日時点で70名ほどが暮らしている港公民館にて炊き出しを行った際には、「炊き出しが来ると食事を準備することを考えなくていいから、座ったり、談笑したり、昼寝をすることができる」と、嬉しい声をいただきました。
2024年1月22日の大屋公民館で炊き出しを行うのは、2024年1月8日に続き2回目です。前回は豚汁とおにぎりを提供しましたが、今回は約40人分の中華丼を提供しました。普段は公民館内で炊き出しがあまり行われず、料理中のいい匂いが避難所に漂うと「何ができてるのかな?」と、久しぶりに楽しい気持ちになったと、喜んでいただきました。また、「ごはんが冷めていることが多いけど、今回は熱々のご飯を食べられて、本当にうれしい。」との声をいただきました。
断水や寒さといった厳しい環境により、被災地では発災から一カ月がたとうとしている今でも、苦しい状況が続いています。
今後も私たちは一日も早い復旧に向けて、引き続き支援活動を続けていきます。
グッドネーバーズ・ジャパンは被災地の行政や避難所で被災された方々へのニーズ調査を経て、大きな被害を受けた石川県輪島市での支援活動を続けています。
今回は2024年1月10日~15日の活動についてご紹介いたします。
不足していると要望があった下着や靴下といった衣料品、掃除用品や使い捨ての食器・キッチンペーパー、食料を避難所となっている輪島市の各施設に、届けました。
(支援物資提供先)
・2024年1月10日:輪島市河原田公民館
・2024年1月12日:JAのと おおぞら天翔河原田
・2024年1月13日・15日:輪島市港公民館
輪島市ではまだ水が復旧しておらず、一部施設では、特にトイレを流す水に困っており、川からくんできているとのことでした。そういった状態で、さらに衛生状態を保つためのトイレの掃除用品が足りていないという話をいただき、お話をいただいた2日後にトイレの掃除用品を届けました。
また、2024年1月10日、12日、14日には、避難所となっている輪島市の各施設にて中華丼の炊き出しを行いました。
(炊き出し実施場所)
・2024年1月10日:輪島市河原田公民館
・2024年1月12日:JAのと おおぞら天翔河原田
・2024年1月14日:輪島市立河原田小学校
2024年1月10日時点で70名ほどが身を寄せていた輪島市河原田公民館では、避難者の方々の多くが高齢者のため、一部の方が有志で日々の食品の準備をしていました。そういった方々に少しでも休息をとっていただくためにも、調理と片付けはスタッフのみで行いました。避難者の方々からは「あたたかいご飯で、体がぽかぽかになりました」と嬉しい声をいただきました。
2024年1月12日時点で80名ほどが避難されていたJAのと おおぞら天翔河原田では、避難している方の80%が高齢者のため、食べやすいように鶏ひき肉を使用して調理しました。こちらの施設のキッチンには80名分の食事を作れる十分な設備がなく、外での調理のために仮設の屋根を立ててくださいました。
2024年1月14日の輪島市立河原田小学校では、多くの方が高齢のため、美味しく召し上がっていただけるように薄めの味付けにし、100食提供しました。「温かいたべものは食べる機会がなかったので大変うれしいです」と喜んでいただきました。
被災地では依然として苦しい状況が続いています。
身体が動かせない・気温が低いといった厳しい環境により、血行不良などの不調を覚えたりする方もおられます。
今後も私たちは一日も早い復旧に向けて、自治体や避難所の方々と連携し、支援活動を続けていきます。
グッドネーバーズ・ジャパンは被災地の行政や避難所で被災された方々へのニーズ調査を経て、被害が大きく、他の支援団体からの支援がまだ行き届いていない石川県輪島市での支援活動を開始しました。
現在、4名のスタッフが被災地に入り活動にあたっています。
2024年1月6日と7日には、避難所となっている輪島市の各施設に、水やお茶などの飲料とカップ麺やカップご飯などの食料を届けました。
(支援物資提供先)
・2024年1月6日:輪島市立河井小学校 、輪島市ふれあい健康センター
・2024年1月7日:輪島市河原田公民館
2024年1月7日時点で80名ほどが身を寄せている輪島市河原田公民館では、館長の古谷さんから「カップ麺などは簡単に作れるので嬉しい」との声をいただきました。
さらに、2024年1月8日には、避難所となっている輪島市の大屋公民館にて炊き出しを行いました。
大屋公民館には現在、約60人の方が避難されており、水がまだ復旧していない等、多くの方が困難な状況で避難生活を送っています。その中で、温かい豚汁とおにぎりの炊き出しは大変喜ばれ、「こうやって、作ることから配膳・片づけまでしてくれてありがたいです」「野菜がたくさんで、温かいご飯がうれしいです」といった言葉と共に、「ありがとう」と「あなたたちも気を付けて」との声をたくさんいただきました。
しかし、被災地の状況は依然として厳しく、課題が山積しています。
「水が復旧せず、お風呂に入れていない」
「避難している人の多くが高齢の方で、少ない人数で毎日の食品の管理や提供をしていて大変」といった声が上がっています。
発災から1週間がたち、避難されている方々は、疲労やストレスを抱えておられます。私たちは現地の自治体や社会福祉協議会などと連携を取りながら、適切な支援を続けていきます。
2024年1月4日、グッドネーバーズ・ジャパンの緊急支援スタッフ2名は被災地域のひとつである石川県輪島市に入り、支援活動に向けて準備を開始しました。
能登半島の北西に位置する輪島市は、今回の地震で甚大な被害を受けています。また火災の発生により多くの施設、家屋が焼失しました。現在、救援・捜索活動が続けられています。
輪島市に入った担当スタッフからは次のような報告がきました。
「市内は焼けた匂いが充満しています。
市内を中心にして、電気、ガス、水道がほとんど通じていない状況です。
支援団体もまだほとんど入っておらず、緊急に支援活動の開始が必要です。特に水と食料は、どこの避難所も必要とのことです。」
グッドネーバーズ・ジャパンはここ輪島市にて、すぐにでも必要とされている水・食料等の物資提供と避難所での炊き出しを実施する計画です。
各支援活動は、現地の自治体や社会福祉協議会と連携を取り、実施してまいります。
地震被災地の状況を確認するため、グッドネーバーズ・ジャパンのスタッフ2名が被災地に入りました。
被災地への道中、各地で道路の陥没や家屋の倒壊が確認されました。また、交通規制により被災地域へのアクセスは容易ではない状況です。
甚大な被害を受けた地域の一つ、石川県七尾市にて、避難所となっている社会福祉協議会の建物を視察しましたが、現場ではまだ被害状況の把握もできておらず混乱が続いている模様です。
また、断水により水が足りていない・停電している世帯もあるといった情報もあり、生活に必要な基盤が揺らいでいることが伺えます。
被災地を視察した担当スタッフからは「石川県庁や県および市の社会福祉協議会等に行き調査をしていますが、どこもまだ正確な被害状況を把握できていない状態で、混乱の様子から今回の地震の規模が伺えました。各地のボランティアセンターも立ち上がっておらず、まずは状況把握が喫緊の課題となっています」との報告がありました。
私たちは引き続き現地調査と各自治体・社会福祉協議会等との協議を進め、まずは避難所での炊き出しや緊急支援物資の配布に繋げたいと考えています。
被災地の人々の命を守り、一日も早く安心・安全な生活を取り戻せるよう、皆さまの温かい支援をお願い申し上げます。
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グッドネーバーズ・ジャパンは、世界40か国以上で活動する国際グッドネーバーズ・インターナショナルの一員です。グッドネーバーズは、1996年に国連経済社会理事会(UN ECOSOC)からNGO最高資格である総合協議資格を取得しています。
グッドネーバース・ジャパンは2004年に開設され、現在アジア・アフリカの7か国で、子ども達が笑顔で安心して暮らせるための支援活動を行っています。また、2013年より、公益性の高い団体である「認定NPO法人」として東京都から認可を受け、2017年からは新たに国内の子どもの貧困対策に取り組んでいます。
ビジョン
子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会
ミッション
国内外のパートナーと共に、貧困及び差別の原因や災害・紛争による脅威を取り除く
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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