寄付受付開始日:2022/03/02
更新日:2025/01/23
2022年2月24日以降、ロシアによる軍事侵攻が続く中、ウクライナから隣国のポーランドなどに避難した人の数は50万人を超えました(UNHCR、2022年2月28日時点)。
グッドネーバーズのジュネーブ国際協力事務局が、UNOCHA/UNHCRとの会議に参加し情報収集を行っていますが、今後、避難民がさらに増え、厳しい寒さの中で食糧や毛布などの緊急支援物資やさまざまな支援が必要となることが予想されることを受け、グッドネーバーズは第一弾として30万ドル規模の緊急支援を決定しました。
まずは隣国ポーランドやルーマニアにスタッフを派遣しニーズ調査や現地パートナー選定を開始します。
その後活動地域を選定し、子どもや女性を含む最も弱い立場にある人々を対象に、現地パートナーと連携し、食糧、日用品、その他の保護活動を行います。
これに伴い、グッドネーバーズ・ジャパンでも緊急支援募金を開始しました。
支援を必要としているすべての女性や子どもたちのため、どうか、緊急支援募金にご協力をお願いします。
<寄付受付期間延長のお知らせ>
ウクライナでは、2022年2月のロシアの全面侵攻開始から、間もなく三年が経過しますが、未だ681万人が難民、355万人が国内避難民としての生活を余儀なくされています。グッドネーバーズ・ジャパンでは、国内避難民の方々のニーズにあったサポートが行えるよう、ケースマネジメントや心のケア、現金給付などの人道支援を継続しています。また、今後のウクライナの復興につながるよう、女性を中心にした職業訓練の提供などを行っていくため、寄付受付期間を延長いたします。(2025年1月23日更新)
Yahoo!ネット募金によるご寄付は、食糧や日用品など、グッドネーバーズが行うウクライナの避難民支援のための活動に大切に使わせていただきます。
活動報告は随時当団体WEBサイト上で報告いたします。
”#ウクライナ緊急支援”
更新日:2025/03/06
【フェーズ1:命をつなぐ支援】
2022年3月、ウクライナから多くの人が避難したルーマニアに職員を派遣し、現地の団体や避難民に話を伺い支援内容を決定。2022年5月には物資輸送、配布支援を開始し、これまでに370.5トンの食糧や3,220箱の医薬品、7,900箱の越冬物資などを届けました。2023年2月からは、避難民してきた人々が安心して生活できるよう、シェルター支援や孤児院への食事支援も行いました。
【フェーズ2:個々のニーズへの対応】
ルーマニアに避難した子どもたちが教育を継続できるよう、補習校や対面での補習クラスなどを提供し、PTSDなどを予防するための心理社会的支援(心のケア)を実施。また、難民の人たちが必要なものを購入できるよう現金給付を開始しました。
2023年8月からはウクライナのドニプロペトロウスク州でも給付を開始し、2024年3月にはケースマネジメントや心理社会的支援も組合わせ支援を強化。ハルキウ州でも2024年11月から展開しています。
【フェーズ3:復興支援】
人々が元の地域に戻り生活を立て直せるよう、復興に向けた支援も行っています。
2023年3月からウクライナのミコライウ州で4基の給水施設を、2024年からはカホフカ・ダム決壊の影響を受けた地域でさらに1基の修繕を行っています。
また2024年からは、前線に近いヘルソン州にて損壊した家屋の修繕も実施しています。さらに、2025年3月からは新たにミコライウ州において、主に女性を中心とした職業訓練事業を開始予定です。
【おわりに】
3年が経過しするた現在も、ウクライナでは依然として深刻な人道危機に直面しています。
今後も、支援を必要とする一人でも多くの人に、適切な支援を届けることができるようご協力をよろしくお願いいたします。
ウクライナに厳しい冬が到来し、戦争によって避難生活を余儀なくされている人々や高齢者、障害を持つ方々が深刻な課題に直面しています。11月に入り、最低気温が氷点下に達する地域も増え、寒さに備える準備ができていない人々が多くいます。
グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)は、ウクライナで人道支援を行う提携団体と協力し、ドニプロペトロウスク州で越冬支援を実施していますが、日々支援のニーズが増加しています。
毛布やヒーター、暖かい衣類などの物資が求められており、これらは戦前の生活では当たり前に手に入るものでした。しかし、多くの人々は戦争の影響でこうした必需品を失い、十分な冬支度ができないまま厳しい寒さを迎えようとしています。GNJPはこれらの物資を提供しましたが、ストーブに使う薪などの燃料が不足しており、さらなる支援が求められています。
避難所では暖房が不十分なため、高齢者や小さな子どもを持つ家族は冬を乗り越えるために不安を感じています。戦争の影響で基本的な生活必需品が手に入らなくなり、支援の必要性はますます高まっています。しかし、資源は限られており、特に農村部の薪不足が深刻で、支援の手が届かない場所では越冬が命に関わる問題となっています。
ウクライナは3度目の冬を迎え、支援の必要性が年々増していますが、国際的な支援は減少しており、人々の生活はさらに厳しくなっています。GNJPはこうした状況に寄り添い、少しでも多くの人々に支援を届けていきたいと思っています。寒さに立ち向かうためには必需品が不可欠です。皆さまからのご支援よろしくお願いいたします。
グッドネーバーズ・ジャパンは、ウクライナ東部のドニプロペトロウスク州にて、現地団体The Tenth of April と協力して、「ウクライナ東部ドニプロペトロウスク州における脆弱(ぜいじゃく)世帯を対象にした現金給付、保護、心理社会支援複合事業」を実施しています。
戦争により多くの人々が避難生活を余儀なくされ、経済面や住居、医療などさまざまな困難に直面しています。本事業では、とりわけ弱い立場に置かれている人々のニーズに応えてリスクから守るため、「現金給付」と「ケースマネジメントを通じた保護」を行っています。
【保護のための現金給付】
現金給付を受けることによって、裨益者(ひえきしゃ)は安全な居場所を確保したり、必要な医療や法的支援を受けられたりと、差し迫った脅威に対処することができます。また、戦争で紛失した証明書などを再発行したり、さらなる暴力や搾取を防ぐための専門的なサービスを利用したり、子どもに教育を受けさせたりと、個々の状況に合わせた支援を受けることができます。
【ケースマネジメントを通じた保護】
ケースマネジメントではケースワーカーが個人を訪問し、どのような保護を必要としているか話し合い、それぞれの状況に合った行動計画を立てるお手伝いをします。こうしたサポートは、現実的な解決策を提供するだけではなく、裨益者(ひえきしゃ)の心の支えにもなっています。
私たちは、みなさまのご支援と現地団体の協力により、ドニプロペトロウスク州でより多くの厳しい立場にある人々に支援を届けることができています。毎日のように空襲警報や砲撃にさらされる前線に近い地域で活動するスタッフも厳しい状況の中で、戦争の影響を受けた人々のために全力を尽くしています。
改めて温かいご支援に感謝を申し上げますと共に、引き続き一緒に支えてくださいますようお願い申し上げます。
グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)は、ウクライナ東部ドニプロペトロウスク州を対象に「ウクライナ東部ドニプロペトロウスク州における脆弱(ぜいじゃく)世帯を対象にした現金給付、保護、心理社会支援複合事業」を新たに開始しました。
【現金給付】
この事業では最大600人を対象に、個々のニーズに応じた金額を給付します。また、保護ニーズが高いと判断された人に対し、医療費、補助器具購入費、緊急避難費など各家庭の問題を解決するための現金を支給します。スタッフはその過程を見守り、現金が適切に使われるように促します。
【ケースマネージメント】
GNJPは、戦争の被害や避難による影響を受けた人々が、交通機関や治療薬などの社会サービスへのアクセス問題を抱えている現状に対応するために、500人を対象にケースマネジメントを実施しています。ケースワーカーと対象者が一緒に課題やリスクを特定し、目標を設定します。そして、定期的に状況を確認し、状況に応じた必要なサービスや書類の取得やサービスを利用するための費用を提供します。
【心理社会支援(PSS)】
紛争の影響で多くの人が精神的苦痛を抱えています。GNJPはドニプロペトロウスク州で1,200人に対し、以下の心理社会支援(PSS)セッションを提供します。
1.子ども向けのアートを使ったトラウマケアのグループセッション
2.大人向けの個人セッション
3.大人向けのグループセッション
これらのセッションはシニア心理士とジュニア心理士が協力して行い、さまざまなニーズに対応します。
【終わりに】
この新プロジェクトでは、半年間にわたりドニプロペトロウスク州に避難した人々を支援する予定です。
引き続き、皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
※本事業は、ジャパン・プラットフォームの助成を受け実施しています。
グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)は2023年8月から、ジャパン・プラットフォームの助成を受け、ウクライナ東部ドニプロペトロウスク州で現金給付支援を開始しました。
【なぜ、現金給付支援?】
ウクライナでは戦争の長期化により、多くの人々が経済的に困窮しています。多くの国内避難民が預貯金を使い果たしており、特に前線近くの地域では生活費の増加や収入の減少が深刻です。現金給付は、各家庭や個人が最も必要とするものにお金を使えるため、多様なニーズに対応できます。
【現金給付支援でどんなものが買える?】
現金給付支援では、1人あたり月3,600UAH(約14,000円相当)を3カ月分支給しています。ウクライナの物価は日本の半分程度であるため、食べ物、家賃、教育費、画材など受け取る人に合った用途で使用できます。
【本当に困っていることにお金が使われるの?】
現金給付に対してギャンブルやお酒に使われるのではと懸念を持つ方もいらっしゃると思いますが、戦争地域では多くの人が生活費に充てています。GNJPはお金の使い方をモニタリングし、問題がある場合はカウンセリングや治療施設に紹介しています。
【今後の支援について】
GNJPは、戦争の影響を受けるウクライナの人々に対して、状況に応じた支援を行っています。緊急期には物資を提供し、市場が回復しつつある今は現金給付を行っています。GNJPはその場所とタイミングに最も適した支援を提供し、侵攻前のような生活に戻れるようサポートしています。
引き続きのご支援、よろしくお願いいたします。
2022年2月のロシアによるウクライナへの軍事侵攻から2年以上がたちますが、被災地は現在も厳しい人道危機下に置かれています。
冬はマイナス10度を下回ることもあるウクライナ。多くの人が暖房設備が整っていない避難所やインフラ設備が十分に復旧していない地域での生活を強いられており、厳しい寒さに備えることも容易ではありません。
そこでグッドネーバーズ・ジャパンは、前年に引き続き、2023年~2024年の冬にかけ、ウクライナ国内で最も支援ニーズが高い東部および南部の地域において、避難生活を送る方々の生活を守るため越冬支援を実施しました。
防寒衣料(手袋・靴下・保温下着)や携帯用ガスコンロ、カセットガスなどを用意し、2024年1月末時点でザポリッジャ州、ハルキウ州の495世帯に届けました。
支援物資を受け取った方からは「携帯用ガスコンロとカセットガスのボトルはありがたい。温かい食事を食べたい時、炭やまきよりも手軽に使える」という声が上がりました。
グッドネーバーズ・ジャパンは、引き続き人道危機下にいる人々への支援を継続してまいります。
皆さまの温かいご支援を引き続きよろしくお願いいたします。
冷え込みが厳しくなってきた日本ですが、戦禍のウクライナも厳しい冬を迎えています。
特に寒さが本格化する1月と2月には、日中の最高気温は0度を下回ります。
そのような中、多くの人が暖房設備が整っていない避難所やインフラ設備が十分に復旧していない地域での生活を強いられています。
また、ロシア側は年末年始にかけて攻撃を強めており、連日ミサイルや無人機による攻撃が続いています。
シェルターへの避難を余儀なくされる人々が冬への備えを万全にし、命を守ることができるよう、しっかり支援を届ける必要があります。
グッドネーバーズ・ジャパンは、2022年5月より戦争の被害を受けたウクライナの人々への支援を行ってきました。
この冬も2022年同様、冬を乗り越えるために必要な物資を詰めた越冬支援ボックスを届けます。
2023年12月、ボックスの梱包(こんぽう)作業が行われました。
このボックスの中には、寒さをしのげる防寒衣料(帽子、手袋、靴下、保温下着)やキャンドル、ライター、燃料などが詰められています。
ボックスは、必要としている方々に届けられます。
2023年で二度目となる戦争下の冬。
ウクライナの人々が安心して冬を越し春を迎えることができるよう、皆さまの温かいご支援をお願いいたします。
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
グッドネーバーズ・ジャパンは、世界40カ国以上で活動する国際グッドネーバーズ・インターナショナルの一員です。グッドネーバーズは、1996年に国連経済社会理事会(UN ECOSOC)からNGO最高資格である総合協議資格を取得しています。
グッドネーバース・ジャパンは2004年に開設され、現在アジア・アフリカの7カ国で、子どもたちが笑顔で安心して暮らせるための支援活動を行っています。また、2013年より、公益性の高い団体である「認定NPO法人」として東京都から認可を受け、2017年からは新たに国内の子どもの貧困対策に取り組んでいます。
ビジョン
子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会
ミッション
国内外のパートナーとともに、貧困および差別の原因や災害・紛争による脅威を取り除く
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
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