• 子どもに「ママ食べないの?」と聞かれ、胸が痛かった

  • 概要
  • 活動情報 2019年3月26日 更新

食べる。それは、おなかもこころも満たすこと。

「ママ、どうしてご飯たべないの?」
これは、食品を受け取りに来たシングルマザーから聞いた、お子さんの言葉です。この家では、食費節約のために お母さんが食事を抜くこともあり、そんなときに、お子さんからこう聞かれたそうです。

「日本の子どもの7人に1人が貧困」
これはニュースでも大きく報じられてきました。学校なら1クラスに5人はいる計算ですが、この問題は、ひとり親家庭ではより深刻です。
厚生労働省の調査では、日本国内のひとり親家庭の子どもの2人に1人にあたる50.8%が貧困状態にあります[1]。相対的貧困と言われる、年間172万円未満で暮らす親子が、あなたの近所にもいるかもしれません。(親ひとり、子ひとりの家族の場合)

子どもが「おなかすいた」と言っているのに、食べさせてあげられないことがありました

家族全員分のご飯が食卓に並ばない家庭が日本にもあります。自分の食事を抜くか、子どもにもがまんさせるか、悩むひとり親がいます。

ひとり親家庭の26%が、「生活が大変苦しい」と答えています。[2]
例えば子どもたちが楽しみにしている大型連休や夏休み。しかし、学校が休みに入って給食がなくなると、低所得層とそうでない子どもの栄養格差が広がる恐れがあります。東日本の小学五年生を対象にした調査[3]よると、年収が下位三分の一のグループでは、給食のない週末は「お昼ご飯にアイス一本」、「夕食抜き」などのケースも。
栄養不良は子どもの集中力を低下させ、生活や学習面など、身体的な成長以外にも影響を及ぼします。

「ちゃんとご飯を食べたい。」
子どもたちのこの願いは、子を思う親の願いでもあります。

カゴいっぱいの食品を渡しています

私たちは、「グッドごはん」という取り組みで、国内のひとり親家庭を対象に、無料で食品を配布しています。育ちざかりの子どもたちに、食べるのをがまんさせなくて済むように、どうか力を貸してください。

育ちざかりの子どもたちに、食べるのをがまんさせなくて済むように

[出典]
1.「平成28年国民生活基礎調査」厚生労働省
2.「大田区子どもの生活実態に関するアンケート調査報告書」
3. 新潟県立大 村山伸子教授らの調査による

都内と周辺地域のひとり親家庭※を対象に、月に一度、無料で食品を配布しています。配布内容は主に、企業や個人から寄付されたお米やレトルト食品、調味料、時には野菜や牛乳など。週末の食品配布には、多くの働くママが食品を受け取りにグッドネーバーズ・ジャパンの事務所を訪れます。

食品の受け取りに来た母子

【グッドごはん利用者より】
・今まで私が夕食を我慢したりして、食費を少しでも減らせるように頑張っていましたが、私自身も食べられるようになりました。子どもに「ママごはん食べないの?」と聞かれると胸が痛かったですが、今では「おいしいね。」と会話しながら食べています。

・子どもは一人で育てると自分で決めましたが、現実はかなりきつく大変です、誰にも相談できず、子どもに申し訳なく、一日一日をただ乗り切る生活でしたが、こちらの支援を知り、人の温かさを感じました。

・いつもボランティアの方々が優しい笑顔で暖かく迎えてくださるのでうれしいです。受け取りの日は、私がたくさんの食料品を抱えて帰るのを、子どもが遊びにも行かず待っているくらい楽しみにしています。

2,000円のご寄付でその4倍額相当の食品を提供できます

※「ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。
これまでに、のべ1,527世帯に食品を提供しています。(2018年12月末時点)

寄付金の使いみち

2,000円でカゴいっぱいの食品 1世帯分を提供できます。
(例えば2,000円で、8,000円相当分の食品をわたすことができます)

食品そのものは主に寄付でいただいておりますが、その運搬・管理などには費用が必要です。
いただいたご寄付は、食品の運搬や在庫管理など、「グッドごはん」事業の運営のために使わせていただきます。

「グッドごはん」について(公式サイト)