「ごはんを食べたい」
困窮するひとり親家庭に向けたフードバンク
(グッドネーバーズ・ジャパン)

寄付受付開始日:2017/11/30

  • 領収書なし
[「ごはんを食べたい」 困窮するひとり親家庭に向けたフードバンク (グッドネーバーズ・ジャパン)]の画像
子どもに「ママ食べないの?」と聞かれ、胸が痛かった

認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

プロジェクト概要

更新日:2024/11/13

詳細はこちら

食べる。それは、おなかもこころも満たすこと。

「ママ、どうしてご飯たべないの?」

これは、食品を受け取りに来たシングルマザーから聞いた、お子さんの言葉です。この家では、食費節約のために お母さんが食事を抜くこともあり、そんなときに、お子さんからこう聞かれたそうです。

厚生労働省の調査[*1]では、ひとり親世帯の貧困率は44.5%と半数近くが相対的貧困の状態です。また、母子世帯の75.2%が「生活が苦しい」と回答しています。

グッドネーバーズ・ジャパンは国内の子どもの貧困問題への取り組みとして、ひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」を、首都圏・近畿圏・九州圏にて展開しています。経済的に困窮する中で子育てをするひとり親家庭に、毎月食品を無償で提供することで、子どもの健やかな成長を支えています。

1世帯分の食品(内容は月によって変わります)
ひとり親家庭への食品配付の様子

グッドネーバーズ・ジャパンが2022年に行ったアンケートでは、グッドごはん利用者の半数以上が年収200万円未満で生活を送っているということが分かりました。さらに元配偶者から養育費が支払われていなかったり、病気などで就業が難しいなどさまざまな困難に直面している家庭も少なくありません。

グッドごはん利用者の経済状況

苦しい家計の中で十分な食費を確保できず、家族全員分のご飯が食卓に並ばない家庭が日本にもあります。自分の食事を抜くか、子どもにもがまんさせるか、悩むひとり親がいます。

「ちゃんとご飯を食べたい。」
子どもたちのこの願いは、子を思う親の願いでもあります。不安を抱えて子育てをするひとり親にとって、差し伸べられる手は心の支えになります。育ちざかりの子どもたちに、食べるのをがまんさせなくて済むように、どうか力を貸してください。

育ちざかりの子どもたちに、食べるのをがまんさせなくて済むように

[出典]
[*1]「2022年国民生活基礎調査」厚生労働省

寄付金の使いみち

皆さまからのご寄付は、食品の調達のほか、運搬費や倉庫の維持費、管理費など、ひとり親家庭を対象としたフードバンク事業「グッドごはん」のために大切に活用させていただきます。

※3,000円のご寄付が1世帯分の食品(約10,000円相当)になります。
※1世帯あたりおよそ10,000円相当の食品を提供しています。
※食品を提供するために1世帯あたり約3,000円の費用が必要です。

●活動報告(公式サイト)の詳細はこちらからご覧ください。

"#childdiner"
"#educationsupport"

活動情報

更新日:2024/11/13

たくさんの「ありがとう」が届いています ~2024年10月活動報告~(2024年11月13日更新)

いつもグッドごはんをご支援いただき、ありがとうございます。先月も、個人・企業の方からいただいた食品寄付をたくさんのひとり親家庭にお渡しすることができました。

【2024年10月の食品配付実績】
・配付世帯数:4,779世帯(首都圏2,177世帯、近畿1,830世帯、九州832世帯)
・配付世帯の子どもの合計人数:8,328人(首都圏3,584人、近畿3,234人、九州1,510人)

皆さまのご支援をしっかりお届けしています

食品を受け取った利用者の方々からのメッセージをご紹介します。

グッドごはん利用家庭から届いたはがき
グッドごはん利用家庭から届いたはがき

・「ありがとうございます。笑顔が増えました。」

・「値上げが続きお米の価格も上がるなか、大変助かっています。いつもありがとうございます。」

・「いただいた食品を家族で美味しくいただいています。ご恩を忘れずに頑張ります。」

・「食糧の支援をいただき、その分、生活の質の向上(衣類の購入、子どもの塾や習い事)に費用をかけることができております。いつも温かい援助をいただき、感謝しております。」

・「いつもありがとうございます。頼れる場所があるという安心感が暮らしの中で支えになります。」

・「貴重なご支援心より感謝いたします。普段は口も利かない思春期の子供たちがわくわくの感情を隠さずに、ご支援をいただいたものを眺める雰囲気が、普段よどんでいる家の中の空気をとても明るくします。」

グッドネーバーズ・ジャパンは引き続き、グッドごはんを利用するご家庭に寄り添いながら活動を続けてまいります。どうか温かい応援のほど、よろしくお願いいたします。

「グッドごはんの支援を楽しみに1カ月頑張って過ごしています」~2024年9月活動報告~(2024年10月16日更新)

いつもグッドごはんをご支援いただき、ありがとうございます。先月も、個人・企業の方からいただいた食品寄付をたくさんのひとり親家庭にお渡しすることができました。

【2024年9月の食品配付実績】
・配付世帯数:4,884世帯(首都圏2,177世帯、近畿1,797世帯、九州910世帯)
・配付世帯の子どもの合計人数:8,439人(首都圏3,614人、近畿3,134人、九州1,691人)

たくさんのボランティアの皆さまに支えられながら活動しています

食品を受け取った利用者の方々からのメッセージをご紹介します。

グッドごはん利用家庭から届いたはがき
グッドごはん利用家庭から届いたはがき

・「いつもたくさんの支援ありがとうございます。物価もあがり、生活もやっとですが、グッドごはんの支援を楽しみに1カ月頑張って過ごしています。いただいたお品はどれも、大切に感謝しながらいただいております。」

・「この数カ月、お米の入手が困難だった時、提供頂いているお米にとても助かりました。厚く御礼申し上げます。」

・「いつもご支援ありがとうございます。物資のみならず、誰かが気にかけてくださるということが本当に有難く、踏みとどまる一因となっています。いつか恩送りをしたい、というのが今のささやかな希望です。」

・「前回、初めて利用させていただきました。食材をいただいた当日に、すぐに夕飯で調理させていただきました。子供たちが美味しいと喜んで食べている姿が印象的です。本当にありがとうございました!」

・「毎月の支援ありがとうございます。定番のものしか買わないので、子供と2人で今月は何かな~? と楽しみにしています。食べたことないものやお菓子は、とても興味深く見ています。こういう反応を見ることができるのもうれしいですね。引き続きお世話になりますが、よろしくお願いします。」

グッドネーバーズ・ジャパンは、おなかはもちろん「心も満たせる」活動を続けてまいります。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。

4,000を超える世帯に食品をお渡ししました ~2024年8月活動報告~(2024年9月17日更新)

いつもグッドごはんをご支援いただき、ありがとうございます。先月も、個人・企業の方からいただいた食品寄付をたくさんのひとり親家庭にお渡しすることができました。

【2024年8月の食品配布実績】
・配布世帯数:4,052世帯(首都圏1,864世帯、近畿1,667世帯、九州521世帯)
・配布世帯の子どもの合計人数:7,076人(首都圏3,175人、近畿2,901人、九州1,000人)

近畿での配布の様子

食品を受け取った利用者の方々からのメッセージをご紹介します。

グッドごはん利用家庭から届いたはがき
グッドごはん利用家庭から届いたはがき

・「8月に役所で知って、初めて利用させていただきました。息子もたくさん喜んで、感謝しておりました。あの時の表情が忘れられません。たくさんいただいた食材で一緒にカレーを作りました。家庭では教えられないことを体験させてあげられたと思っています。」

・「夏休み、いただいたお米やパスタ、お野菜で成長期の男子を食べさせることができました。米不足の現状に不安でいっぱいの中本当に助けられました。ありがとうございました。」

・「全てが値上がりし、お米も売り切れている中、お米や野菜、冷凍食品までいただけたので助かります。ちょうど子供の上靴が小さくなったのでお金が少し浮いた分すぐに買ってあげられそうです。」

・「いつもたくさんの食品をありがとうございます。品薄のお米、高騰しているお野菜をいただけて、大変助かっております。」

・「毎度、本当にありがとうございます。おかげ様で食卓が潤い、子どもも大変喜んでおります。いつか、この恩をお返しできるよう精進してまいります。」

グッドごはんを通じて利用者の皆さんに笑顔を届けられるよう、グッドネーバーズ・ジャパンは引き続き活動に務めてまいります。

グッドごはんをきっかけに、「一人ぼっちじゃない」と思えた息子 ~グッドごはんを継続的に利用する人へのインタビュー~(2024年8月30日更新)

いつもグッドごはんをご支援いただき、ありがとうございます。

グッドネーバーズ・ジャパンは、グッドごはんを利用する家庭に寄り添った支援を行えるよう、利用者の声を聞くことを大切にしています。
今回グッドネーバーズ・ジャパンのスタッフが、高校生のお子さんを育てる利用者の恵子さん(仮名)へインタビューを行いました。

インタビューの様子

配偶者からDVを受けて離婚し、ひとり親家庭となった恵子さん。
厳しい暮らしの中、食事や息子さんとのコミュニケーションがうまくいかず、つらい日々を送っていました。
そんな頃にグッドごはんを利用し始め、家庭に前向きな変化が訪れたそうです。

また、グッドごはんで受け取った食品に添えられていた支援者の方々からのメッセージを見た息子さんからは、「あぁ、やっぱり一人じゃないんだな」という言葉も。

こちらの記事で、インタビューの詳しい内容や、息子さんからグッドごはんへのメッセージを掲載しています。ぜひご覧ください。

給食のない夏休み 通常の2倍の食品を配付しました~2024年7月活動報告~(2024年8月20日更新)

いつもグッドごはんへの応援をありがとうございます。
学校給食のない夏休みに家庭で十分な食事を用意できず、つらく苦しい思いをするひとり親家庭がいます。そのような状況を受け、グッドネーバーズ・ジャパンは先月、個人・企業の方々からのお力添えのもと、グッドごはんを利用するひとり親家庭に通常の2倍の食品をお渡ししました。

【2024年7月の食品配付実績】
・配付世帯数:4,576世帯(首都圏2,196世帯、近畿1,835世帯、九州545世帯)
・配付世帯の子どもの合計人数:7,973人(首都圏3,683人、近畿3,216人、九州1,074人)

首都圏での食品配付の様子

食品を受け取った利用者の方々からのメッセージをご紹介します。

グッドごはん利用家庭から届いたはがき

・「先月はとてもたくさんいただき、夏休みで昼食が必要な子供たちにきちんと用意をしてあげられています。私が買うことのないものもあり、子供たちは喜んでいます。」

・「夏休み中も、子供に我慢させることなく食べ物を思う存分食べさせてあげられるのは、皆さんのおかげです。いつも、ありがとうございます。」

・「毎月この日を楽しみに暮らしています。普段買えない食材を受け取るととても幸せになります。本当に助かります。」

・「夏休みに入り、給食がないので3食用意することで食費がかさむため、とても助かっております。」

・「物価がどんどん高くなっているのに、子供の成長と共に食べる量が増えているのでとても助かりました。母子家庭ということで我慢はさせたくないと思うものの限界があるので助かります。」

より多くのひとり親家庭に食品をお渡しできるよう、グッドネーバーズ・ジャパンは今後とも精一杯活動してまいります。

「社会とのつながりを感じることもでき、感謝しています」~2024年6月活動報告~(2024年7月19日更新)

いつも温かいご支援をありがとうございます。先月も、個人・企業の方からいただいた食品寄付をたくさんのひとり親家庭にお渡しすることができました。

【2024年6月の食品配付実績】
・配付世帯数:3,307世帯(首都圏1,576世帯、近畿1,331世帯、九州400世帯)
・配付世帯の子どもの合計人数:5,790人(首都圏2,644人、近畿2,327人、九州819人)

食品を受け取った利用者の方々からのメッセージをご紹介します。

グッドごはん利用家庭から届いたはがき
グッドごはん利用家庭から届いたはがき

・「給料日前はいつもあと1週間乗り切れるかなと不安になりながら過ごすので、こちらでいただく食料品が大変ありがたいです。」

・「物価高で満足に子どもにご飯を食べさせられないかと心配もありましたが、グッドごはんさんからいただき、少し不安もなくなりました。大切に食べさせていただきます。ありがとうございます。」

・「いつも心温まる支援をありがとうございます。社会とのつながりを感じることもでき、感謝しています。」

・「グッドごはんは生きる生命線です。おなかだけでなく心も満たされています。支援してもらえることが当然ではなく、自分も支援する側になれるよう頑張る目標になっています。」

・「いろんなものが高騰している中、子供たちの食事はきっても切り離せないのでグッドごはん様の支援にとても助けられています。」

皆さまのご支援が、多くのひとり親家庭を支えています。引き続き、グッドごはんを応援いただけますと幸いです。

【緊急施策】給食のない夏休み 困窮するひとり親家庭へ、通常の2倍の食品を配布します(2024年7月17日更新)

グッドごはん 夏休み・緊急施策

グッドネーバーズ・ジャパンはこの夏、フードバンク事業「グッドごはん」を通じて、困窮するひとり親家庭の子どもたちに普段の2倍の食品を配布する緊急施策を実施します。

【「子どもが1日2食以下」の割合 学校給食のない長期休みは約3倍に増加】
当団体がグッドごはん利用者に行った、子どもの長期休み期間中における食事状況に関するアンケート調査(2024年3月実施)より、学校給食のない長期休み期間に1日3食を食べられない子どもが普段の3倍以上にも増えるということが明らかになりました。

子どもの1日の標準的な食事回数

回答者からは、下記のような悲痛な声が上げられました。
・「子どもたちに食べさせるため、自身は長期休み中は仕事中に食べる小さなおにぎり一つに留めています。子どもたちも1日一食の日が多くなり、おなかが空いて寝られないと言われる日も……子どもが死んでしまわないか、こわいです」
・「値段の事を考えてしまうとお米でおなかいっぱいにしてもらうしかできず、栄養のバランスは二の次になります。長期休みの時は家で食べる分、親は1食抜きその分を子供に回しています」

【夏休み緊急施策・普段の2倍の食品をひとり親家庭の子どもたちに】
最も長い休暇である夏休みは、普段から困窮するひとり親家庭にとって、非常に苦しい期間になると予想されます。先述のアンケート調査では、回答者の52.1%が「(グッドごはんに)長期休暇期間中に配布食品の量を通常の倍にしてほしい」と回答しています。この状況を受け、私たちは「夏休み期間中、普段の2倍の食品をひとり親家庭に配る」という緊急施策を行うこととしました。

通常、グッドごはんでは、毎月1世帯当たり買い物かご1つ分の食品(約10,000円相当)を配布しています。これを、この夏は2倍の買い物かご2つ分に増やします。

※写真は、配布予定内容の一例です

給食のない夏休みに十分な食事をとれず、おなかを空かせる子どもたちを取り残さないため、緊急の対策に取り組んでまいります。

「毎日お弁当を持たせることができるようになりました」~2024年5月 活動報告~(2024年6月24日更新)

皆さまからの温かいご支援により、首都圏・近畿・九州の50カ所以上の拠点にて、毎月食品配付を実施しております。
先月も多くのひとり親家庭に食品をお渡しすることができました。

【2024年5月の食品配付実績】
・配付世帯数:3,728世帯(首都圏1,799世帯、近畿1,507世帯、九州422世帯)
・配付世帯の子どもの合計人数:6,530人(首都圏3,065人、近畿2,629人、九州836人)

首都圏での食品配付の様子

食品を受け取った利用者の皆さんから、たくさんのコメントが届いています。

・「いつもたくさんの食材や日用品をいただきありがとうございます。物価上昇、電気代上昇で削るのは食費になってしまうので大変助かっております。」

・「ご支援ありがたいです。高校生になりお弁当持参がとても負担に感じていましたが、食支援を受け毎日お弁当を持たせることができ、私も職場にお昼を持参できるようになりました。」

・「2人でいただいた日の夜ご飯を一緒に悩める楽しみが増えました。」

・「いつも気分をリフレッシュできたり、おなかを満たす食材をありがとうございます。フルタイムパートの母に代わり、子どもが学校帰りに寄って楽しく嬉しい時間のようです。」

・「子供が高学年になり、たくさん食べるようなったので、お米や食品が助けになり有難いです。物価高で大変ですが、いつも頑張らなきゃという気持ちにさせてもらっています。ありがとうございます。」

食支援を必要とするひとり親家庭の助けになれるよう、グッドネーバーズ・ジャパンは今後とも活動に励んでまいります。

九州でグッドごはんが始まりました!(2023年12月21日更新)

2023年10月から九州での食品配付を開始しました。現在、佐賀県鳥栖市に倉庫を構え、佐賀県・福岡県を皮切りに九州での活動を広げていくことを目指しています。

九州に構えたグッドごはんの新倉庫

【九州での活動を始める背景】
九州の子どもの貧困率は鹿児島県の20.6%、福岡県の19.9%と国全体よりも高いという調査結果があります[*1][*2]。

その背景の一つには、ひとり親世帯率の高さが挙げられ、九州のひとり親世帯率は1.76%[*3]と、日本全体の1.30%を上回っています。

さらに、九州で食支援を行う団体や行政機関へのヒアリングの中で、「九州には食品メーカーが少ないので、企業による食品寄付が足りていない」「ひとり親家庭など個人に直接届ける食支援インフラに強化の余地がある」といった九州固有の課題も見えてきました。

これらの課題を解決するために、九州に新しく倉庫を開設して「グッドごはん」によるひとり親家庭への食品配付を開始することにしました。

【九州地方での配付スタート】
現在、佐賀県鳥栖市に倉庫を構え、九州地方における食品配付を開始しています。
2023年11月は、佐賀県鳥栖市と佐賀市、福岡県久留米市にて128世帯に配付を行いました。
既に多くの九州グッドごはん利用者さんから、子どもたちからのイラストや感謝のメッセージが記されたはがきが届いています! 下記は、そのうちの一枚です。

九州在住の利用者から届いたメッセージはがき

2023年12月には、福岡県福岡市での配付も予定しています。
皆さまからのご支援を、少しでも多くのひとり親家庭に届けられるよう、引き続き活動に取り組んでまいります。

[出典]
[*1]日本の子どもの貧困率は11.5% 「2022年国民生活基礎調査」厚生労働省
[*2]「子育て貧困世帯20年で倍39都道府県で10%以上」毎日新聞ウェブ
[*3]2020年国勢調査から、一般世帯総数に対するひとり親世帯数(他の世帯員がいないもの)の割合をグッドネーバーズ・ジャパンにて算出

2022年もご支援ありがとうございました~ご寄付の成果~(2022年2月3日更新)

生鮮食品を受け取るグッドごはん利用者

皆さまからの温かいご支援により、2022年は延べ15,502世帯のひとり親家庭に食品を配付することができました。誠にありがとうございます。
皆さまのご支援によって可能になった、2022年の成果をぜひご覧ください。

【配付拠点の増設】
より多くのひとり親家庭に食品を届けるため、配付拠点の増設に努めました。2022年1月時点では東京大阪合わせて17カ所でしたが、12月には28カ所まで増設することができました。
これにより、ひと月の配付世帯数を、約1,000世帯(2022年前半)から約1,800世帯(2022年12月実績)にまで増やすことができました。

【新倉庫の開設】
2022年11月、より多くのひとり親家庭を支援するため、現在の品川区・大阪市の倉庫に加えて、板橋区に新たな食品倉庫を開設しました。

板橋倉庫開設

板橋区は利用者からの要望の多かった東京北西部に位置し、配付場所としても機能することで、多くの利用者のアクセス改善につながりました。またこの倉庫は、現在所有している倉庫の中で最も広く、4トントラックからの搬入も容易な造りです。このため、今まで断らざるをえなかった大口の食品寄付を受け取れるようにもなりました。

こうした拡充により、今までアクセスの問題で支援を受けられなかった家庭にも食品を届けられるようになりました。依然として増え続ける食品支援の需要に応えるため、食品を寄付してくださる企業・個人の皆様を募集しております。

食品を寄付していただける方はこちら

【配付食品の質の向上】
グッドごはんでは、ご寄付いただいた食材を、主食や副菜、飲料など種類ごとに分け、配付時にバランスよく含まれるよう調整しています。2022年は、利用者の皆さんからの、子どもの食事の栄養面を心配する声を受け、野菜や果物などの生鮮食品を多く配付いたしました。

食品などの物価高騰が続き、グッドごはんを利用するひとり親家庭の暮らしが厳しさを増す中、生鮮食品を受け取った利用者からは喜びの声が多く上がりました。

利用者の声1
利用者の声2

2023年には、新設した板橋倉庫へ大型の冷蔵庫などを設置し、より安定した生鮮食品の受け入れと配付が可能になる予定です。

少しでも多くのひとり親家庭が安心して暮らせるよう、今後も支援を継続してまいります。応援をよろしくお願いします。

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
14,982,826
寄付人数
25,480

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • Vポイント
    Vポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

[認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン]の画像
認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン

グッドネーバーズ・ジャパンは、世界40カ国以上で活動する国際グッドネーバーズ・インターナショナルの一員です。グッドネーバーズは、1996年に国連経済社会理事会(UN ECOSOC)からNGO最高資格である総合協議資格を取得しています。

グッドネーバース・ジャパンは2004年に開設され、現在アジア・アフリカの7カ国で、子どもたちが笑顔で安心して暮らせるための支援活動を行っています。また、2013年より、公益性の高い団体である「認定NPO法人」として東京都から認可を受け、2017年からは新たに国内の子どもの貧困対策に取り組んでいます。

ビジョン
子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会

ミッション
国内外のパートナーとともに、貧困および差別の原因や災害・紛争による脅威を取り除く

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