• ケニアでは、生理用ナプキンは当たり前に手に入るものではありません

  • 概要
  • 活動情報 2017年11月17日 更新

行きたいところへ行けない、女の子を悩ませる問題

生理用のナプキンが買えず、学校や外に行くことができない。
途上国の女性を悩ませている問題の一つです。ケニアでは、仕方なく古い服や毛布を代用する場合もありますが、不衛生であることはもちろん、きちんと機能しないこともあります。
そのため女の子は毎月不快な思いをして生活しなければなりません。中には男の子たちのひやかしの言葉に傷ついて、生理中は全く学校に行かず家にこもってしまう子もいるのです。

【女の子が自由になるために】
グッドネーバーズがケニアのある学校で行った調査では、女の子の半分以上が「生理中は学校に行かないことがある」と答えました。学校を休む日が多くなると成績にも影響します。ナプキンを毎月受けとることができれば、周りの目を気にして学校を休んだり、不快な思いをすることがなくなり、いつも通り生活することができます。

学校へ行ってきます!
生理中は学校を休まざるをえない女子生徒も

アフリカの女の子たちのナプキン事情

アフリカでは平均的な家庭でも、生理用ナプキンを買うことは容易ではありません。 例えばウガンダのキーマッサ村の月平均世帯収入は約30,000シリング(約1,000円)ですが、使い捨て生理用ナプキン(7個入り)の価格は約3,000シリングで生活費の1/10を占めています。そのため女の子たちは生理用ナプキンを買うことをあきらめるしかありません。

古い布やバナナの葉、わらなどが生理用ナプキンとして使われています。この心許ない手当てでは、月経血が見えないか不安で、学校に行ったり、外出できないこともあります。

【ウガンダの女の子、14歳のバーバラ】
学校で初潮を迎えたとき、バーバラは服を腰に巻いて慌てて家に帰ってきました。その日から、学校は生理中に行くことができないところになりました。

慌てて家に帰った初めての生理の日

バーバラの生理が始まったとき、祖母は古い布をわたすしかありませんでした。祖母自身も古い布、捨てられた服、わらのようなものをナプキンの代わりにしてきたからです。

おばあちゃんからわたされたのは、古い布

「使い捨てナプキンは高くて買えません。これが私たちができる唯一の方法です。私もそうだった… 。今もそう… 。(バーバラの祖母)」

おばあちゃんも心苦しい

生理中も健康で自由な生活を送ることは、女性の当然の権利です。しかし、アフリカの女の子たちは、そのような自由さえありません。

グッドネーバーズはアフリカの各地でリプロダクティブヘルス・ライツ(性と生殖に関する健康・権利)の啓発と併せ、生理用ナプキンの配布や再利用可能な布ナプキンの普及などを行っています。
ちゃんとしたナプキンがあれば、生理中も普段通り学校に行き、生活できる。一人で悩むことも、隠れることもなくなります。

2015年には700人の女の子たちに配布しました

2015年はムクル地域の3つの学校で、700人の女の子を対象に9月から11月の3カ月間にわたり生理用ナプキンを提供しました。配布時にはナプキンの使い方や捨て方も説明しているほか、普段から性教育やリプロダクティブヘルス・ライツの啓発など、女の子の権利を守るための活動を実施しています。

小・中学校でナプキンを配布します

寄付金の使いみち

45,000円で女の子100人にナプキンを3カ月分提供できます。

グッドネーバーズ・ジャパンでは、給食や学用品、健康診断に浄水器など、途上国における地域開発に必要なものを「ギフト」として現地に届ける『グッドギフト』を実施しています。
本募金プロジェクトにご寄付いただいた金額は、グッドギフトのひとつである、『女の子に自由を! 生理用ナプキン』へのご寄付として、現地にお送りします。(2017年のグッドギフトの報告は、2018年3月以降にウェブサイトにて掲載されます)。

■グッドギフトについて(公式ウェブサイト)