寄付受付開始日:2006/02/22
更新日:2024/07/16
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日本では年間1万1千頭(*1)の犬と猫が保健所などで殺処分されています。
私たちNPO法人犬と猫のためのライフボートは、そんな犬猫たちを施設に保護し、新しい飼い主さんを探すことで一頭でも多くの命を救う活動を行っています。
施設には動物病院を併設し、保護動物たちの健康管理やワクチン接種・不妊手術なども行い、安心して新しい飼い主さんと暮らせるようにしています。
一頭ずつ助けていく地道な活動ですが、おかげさまで多くの方のご支援を受けながら救命活動を行ってきました。
この10年間で殺処分は大きく減りましたが、まだまだ多くの不幸な犬猫たちが助けを待っています。一頭でも多くの子を救うために皆様のご支援をお願いいたします。
(*1)2022年度環境省統計
<保健所からの受入>
地元千葉県はもちろん、関東圏を中心に遠くは福井県、静岡県などからも犬猫を保護しています。遠方にはスタッフが高速道路を運転し往復12時間以上をかけることもあります。
<施設での飼育管理>
ピーク時には犬猫合わせて200頭以上の動物をお世話しています。掃除洗濯などの基本的なことから、健康管理や獣医師と連携して動物看護に近い仕事もしています。
<譲渡>
家族の一員として暮らせることに勝るものはありません。当団体では譲渡をして幸せになってもらうまでを救命活動と考えていますので、一定の条件を満たしたご家族のみに譲渡を行っています。
毎月の継続的なご寄付をいただけますと大きな支えになります。
動物たちのフード代、猫のトイレ砂、ワクチン・お薬・不妊手術などの医療費、小屋を快適に保つための冷暖房費、施設の維持管理費用、動物をお世話する人件費など、1頭を保護して新しい飼い主さんにお渡しするまでに多くの費用がかかっています。お預かりするご寄付はこうした費用の一部として使わせていただきます。
詳細は収支報告もご覧ください。
#動物殺処分防止
"#猫の日"
"#animalwelfare"
#dogday
"#popular"
更新日:2024/07/16
いま当団体の施設では100頭以上の犬たちを保護していますが、そのうち8割が少年犬や成犬です。子犬に比べるとどうしても飼い主さんが見つかりにくいため、長い期間施設で暮らすことになります。そんな彼らが少しでも快適に暮らせるように犬舎を増設しました。
今後はドッグランスペースを設けて活用していく予定です。
スペースが広くなることで運動量を増やしたり、相性の良い子同士に分けたりすることがスムーズに行えるようになります。
全国的に子犬の殺処分問題は解決しつつありますので、これからは成犬を保護する機会が増えていく見込みです。多数の犬を保護するためにはこうした改善を続けることが欠かせません。
これからも皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
たくさんの動物を保護していると重大な病気の子に出会うことがあります。
犬のらいちゃんもそんな子たちの一頭です。※動画の中のらいちゃんもぜひご覧ください。
洋服を着てかわいい姿のらいちゃん。でもこの洋服は寒さ対策でもスタッフの趣味でもありません。
らいちゃんを保護したのは約4年前。生後1カ月半齢のとにかくかわいい子犬でした。異変に気付いたのは保護7日目。食事もお水も喉を通らずに吐いてしまうようになりました。
すぐに病院に駆け込み下った診断は「右大動脈弓遺残(みぎだいどうみゃくきゅういざん)」
聞きなれない病気ですが簡単に説明すると、血管のようなものが食道を締め付けてしまう先天性疾患です。手術をしなければ命にかかわるということで、高額の医療費を覚悟して高度医療センターのお世話になりました。
手術は無事に成功したものの食道は正常な形には戻らず、胃に直接ご飯を送るチューブを設置することになりました。
チューブを設置してしばらくは問題なく過ごしていましたが、4カ月齢を過ぎたある日、突然チューブをかみ切ってしまいました。好奇心なのか、やっぱり気になるのか……とにかく命綱であるチューブを守るために試行錯誤した結果、現在のような重装備スタイルが出来上がりました。
その後も食物アレルギーやチューブによる皮膚炎、栄養の吸収不足など、入退院を繰り返すらいちゃん。
うまく成長してくれるのか心配は尽きませんでしたが、多くの方の力を借りながら今年4歳の誕生日を迎えることができました。最近では口から少量のお水なら飲めるくらい症状が良くなってきています。
治療のため一人っ子生活が長く、人なれ・犬慣れがあまり進んでいないらいちゃんですが、同じく大病を乗り越えたレグナのことは大好きで一緒に仲良く過ごしています。
活動の医療費を支えてくださる支援者の皆様に、感謝の気持ちを込めてご報告させていただきます。
日本全国の保護活動が活発になったことで多くの犬猫が救われるようになりました。しかし依然として残っている課題が一般家庭への譲渡が難しい子たちの保護です。
特に、怖がりで人なれが困難な成犬や、エイズや白血病のような難しい病気を持っている成猫の譲渡は難しいものがあります。そうした子たちは施設で生涯お世話をしますが、施設にも広さや人手の限界があります。
そのような状況の中、少しでも動物たちが快適に暮らせるよう、譲渡のチャンスが増えるよう、さまざまな工夫をしています。
犬のためのウッドデッキを作成しました
昼の間、成犬たちはフリースペースで数頭一緒に過ごしていますが、使っているうちに敷いた板がボロボロになってしまいます。
実際のところ本人(犬)たちはあまり気にしていないようですが「少しでも楽しそうに見えれば譲渡のチャンスも増えるはず」そう思ってDIYウッドデッキを設置しました。その様子を動画でご紹介します。
成猫のフリースペースを増設しました
人間に対してはシャイな猫たちでも、猫同士では思いのほか仲良くできるようです。そんな猫たちの良さを引き出すべく、フリースペースを増設しました。
正式名称「ふれあいルーム」現実には「ふれあえない」ことも多いお部屋ですが、こちらも動画でご紹介していますのでぜひご覧ください。
2021年度は犬274頭、猫549頭の合計823頭に良いご縁がありました
これまで通りの保健所からの保護と譲渡活動も続けています。詳細はウェブサイトをご覧ください。
犬の保護活動について
全国的に保護犬が当たり前になったことで子犬や元飼い犬の殺処分は大きく減っています。
しかし殺処分を無くすためには、譲渡が非常に難しい野犬の問題を解決する必要があります。今でも特定の地域では野良犬の集団が住み着き、人間が保護できないまま繁殖している実態があります。そうした子たちは非常に臆病で人なれが容易ではありません。
こうした状況を見据えた第一歩として、当団体でも臆病な成犬の保護と譲渡にチャレンジしてきました。おかげ様で2020年度は過去最多の 80 頭を超える譲渡をすることができました。
PRのために開始したインスタグラムは約 2 年間で3,000 人以上の方々にフォローしていただいています。写真や動画で「かわいい」と思うことと、実際に引き取ることの間には大きなハードルがありますが、小さなチャンスの積み重ねだと考えて継続しています。
猫の保護活動について
猫についても犬ほどではありませんが、成猫やハンディキャップのある子は譲渡が難しい現実があります。
こうした子たちにも目を向けてもらうために『ハンディキャップのある猫との暮らし方』というコンテンツを公開しています。実際に障害や持病を持つ猫と暮らす里親さんへのアンケートを実施し、その内容を公開しているものです。
障害をものともせず元気に暮らす猫たちと、それを温かく見守る里親さんの言葉に多くの方からの共感をいただくことができました。
新型コロナへの対応について
来客制限などで譲渡も滞り、苦しい1年間でした。しかし、来客が少ないことで里親さんへのヒアリングにより多くの時間を割けるようになりました。また仕事の仕方や時間の使い方などを見直すきっかけにもなりました。心配なことはたくさんありますが、転んでもタダでは起きない精神で今後に活かして参ります。
詳しい活動報告は当団体のウェブサイトもご覧ください。
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私たちライフボートは2001年の創業以来約20年間、保健所で殺処分される犬猫の保護と新しい飼い主探しをひたすら行ってきた団体です。おかげさまでこれまでに2万頭を超える命を救うことができました。
ずっと続けてきた活動をよりレベルアップさせることはもちろん、社会の変化に合わせて新しい取り組みにもチャレンジいたします。ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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