こどもが虐待や貧困で苦しむことのない社会をつくりたい

寄付受付開始日:2025/04/18

  • 領収書あり
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こどもの虐待や貧困。「なんとかしたい」というあなたの思いを寄付で形にしませんか

認定NPO法人かものはしプロジェクト

プロジェクト概要

更新日:2026/09/25

カンボジアから、インド、日本へ。「なんとかしたい」を大きな力に変えていく

かものはしプロジェクトは、日本の「こどもの虐待問題」、インドの「人身売買問題」を解決するための活動をしている団体です。

日本では、児童虐待相談対応件数は増え続け、2020年以降は年間20万件※1を超えています。

虐待により、ケガや身体的な苦痛を受けたり、最悪の場合には命さえ奪われてしまうこどもたちがいます。

また、自己肯定感を持つことができなかったり、対人関係に難しさが生じたり、さまざまな精神的症状を大人になっても抱え続けるケースもあり、こどもの人生に長く大きく影響する可能性があります。

こどもが虐待されない、そして虐待された人が回復できる社会をつくる。

そのために、孤立しがちな妊産婦の支援、児童養護施設などを出た若者の巣立ち※2の応援に取り組んでいます。

※1:平成14年から令和4年までの20年間。こども家庭庁発表「令和4年度 児童相談所における児童虐待相談対応件数(速報値)」
※2:児童養護施設や里親家庭を出たこども・若者たちの多くが、経済的な後ろ盾もない中、精神的な不安を抱えながら、社会に出ていくことを余儀なくされている

海外の人身売買問題に取り組んできた、かものはしプロジェクト。

日本のこどもたちが置かれている状況を目の当たりにし、

「こどもが、理不尽な暴力にさらされて、尊厳が踏みにじられているのは、インドも日本も同じ」

「海外でも日本でも、暴力や虐待に苦しむこどもをなくしたい」

2019年から、日本での児童虐待への取り組みを行っています。

■領収書の発行について
・2026年9月25日(金)以降の新規ご寄付分より、領収書の発行が可能です。

・かものはしプロジェクトは、東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、当法人へのご寄付は税制上の優遇措置(寄付控除)の対象です。

・1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。

・お手続きの際に「領収書を希望する」のチェックボックスにチェックを入れてください。お手続きが完了した後での発行希望(再発行含む)への対応はできませんのでご注意ください。

※当法人からの領収書発行時期:毎年1月末頃に、前年1年分(1月1日~12月31日)の領収書を発行いたします。
※領収書の日付は、お客様が寄付手続きを行った日、またはプロジェクトオーナーに入金された日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)のいずれかになります。具体的な日付については、プロジェクトオーナーにご確認ください。

詳しくはヘルプページをご参照ください。

領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
認定NPO法人かものはしプロジェクト
メールアドレス:info@kamonohashi-project.net
お問い合わせフォーム

寄付金の使いみち

かものはしプロジェクトは、人身売買問題の解決、児童虐待の予防と回復の支援、またこれらの問題解決のために社会参画を促す活動などを行っています。

本募金へのご寄付はこのような活動全般に使わせていただきます。

使途の例:
・困難な環境下におかれた妊産婦さんが安心して休める居場所を提供
・困難な環境下におかれた妊産婦さんに支援物資を提供
・パートナー団体とともに、親や家族を頼れない若者への支援提供
・親や家族を頼れない若者支援をしている団体の組織基盤強化の支援

また、一部運営費にも使わせていただきます。

こどもたちが「生まれてきて良かった」と思える社会をつくるために、ご協力いただけると幸いです。

年次報告書・財務

"#StopChildAbuse"
"#Donationdeduction"

活動報告

更新日:2026/10/09

「支援」ではなく「関わり」を。何者でもない私として、あなたの人生に伴走したい(2026年10月9日更新)

こんにちは。いつも温かいご支援をいただき、ありがとうございます。

今回は、妊産婦支援事業「ふたやすみ」で支援リーダーを務めるAさんの想いと、ふたやすみが大切にする関わりのあり方についてお伝えします。(ふたやすみは千葉県松戸市で運営を行っている、困りごとを抱えている妊婦さん・産婦さんの居場所です。)

かつて病院で「助産師」という肩書を持って働いていたAさんは、ふたやすみに来てその肩書を手放すことになりました。ここでは「助けを必要としている人」と「支援する自分」という役割ではなく、よく声を掛けてくれる近所のおばちゃんのような、ただ隣にいる“一人の人”として、利用者さんと出会い関係性を築いています。

また、ふたやすみでは利用者さんを「お母さん」とは呼びません。社会的な期待や責任を負わせるのではなく、一人の「個」として向き合い、自分の好きなことを大切にしながら自分自身の人生を選び取り、やりたいこと、ありたい姿に希望を持って向かっていけるよう「伴走」することを目指しているからです。

私たちが伴走するうちに、ふたやすみが大事にしている「休んでいい」「自分の気持ちや選択を大事にしていい」「独りで何とかしなくていい」ということを少しずつ取り戻していく利用者さんの姿に出会うことがあります。これからもさまざまな事情の中で頑張っている利用者さんと赤ちゃんに伴走し、何者でもない一人の近所のおばちゃんのように「大きくなったねぇ」とお子さんの成長をともに喜ぶ存在でありたいと、Aさんは話しています。

記事では、現場で妊産婦さんと日々向き合うAさんの想いや「個」として伴走する姿勢をより詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

記事全文はこちら▼
「支援」ではなく「関わり」を。何者でもない私として、あなたの人生に伴走したい。

ラオスの児童買春問題【後編】遠い国の悲劇ではなく、日本と地続きの課題。被害を未然に防ぐために、かものはしが始めたこと(2026年8月17日更新)

いつもあたたかいご支援をいただき、ありがとうございます。

かものはしプロジェクトでは、2025年1月の共同通信による日本人のラオスでの児童買春の実態に関する報道をきっかけに、現地での児童買春問題に取り組み始めました。前編では、ラオスにおける児童買春の実態と、調査を通して見えてきた私たちの「現在地」をお伝えしました。

今回は、これまでの経験や現地のパートナーとの連携を踏まえながら、今後の取り組みと、その先に目指す未来についてお伝えします。

ラオスでの児童買春問題には、日本人が加害者として深く関わっているという重い実態があります。これは決して遠い国の出来事ではなく、私たちの足元にある社会と地続きにつながっている課題です。

こどもの性被害をゼロにするために、被害者の保護や法的な処罰を厳しくするだけでなく、その根底にある、加害者を生み出してしまう社会の土壌そのものを変えていくというアプローチが必要であると、私たちは考えています。

現地でトゥクトゥク運転手に通訳(写真中央)越しにヒアリングするかものはしスタッフ(写真手前左)

外務省、警察庁・警視庁、現地のNGO、性依存症治療の専門家、さらには現地で性産業に従事したことのある当事者の方々など、多くの方々と意見交換を重ねてきましたが、そこで実感したのは、「立場の違う一人ひとりが、それぞれの持ち場で真剣にこの問題に取り組んでいる」という強い熱量です。

私たちは、ラオス国内外で「この状況を変えたい」と願う人たちが、その歩みを止めることなく活動を続けていけるよう、彼らを支え、つなぎ、エンパワーする存在でありたいと思っています。

記事ではラオスでのこれまでの取り組みや目指す未来をより詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

記事全文はこちら▼
ラオスの児童買春問題【後編】遠い国の悲劇ではなく、日本と地続きの課題。被害を未然に防ぐために、かものはしが始めたこと

ラオスの児童買春問題【前編】怒りと焦りの中で見つめた、ラオスで日本人がこどもを買っている現実(2026年7月6日更新)

今回は、かものはしプロジェクトが新たに開始した、ラオスでの児童買春問題への取り組みとその「現在地」についてお伝えします。

ラオスでの活動をはじめたきっかけ、それは日本人によるラオスでの児童買春の実態に関する2025年1月の共同通信の報道でした。カンボジアやインドでこどもが売られる問題に向き合ってきた私たちにとって、それは決して見過ごすことのできないものでした。

現地調査を通して直面したのは、この搾取の構造に日本人が深く加担している事実と、「日本人は特に小さい子が好きだから」というショックな言葉でした。一部の日本人の行動が、現地で「日本人」という属性そのものを象徴してしまっている。 これは決して遠い国の悲劇ではなく、私たちの地続きにある「日本の課題」なのだと痛感しました。

そして調査を進める中で突きつけられたのは、経済格差という壁でした。日本とラオスの間にある格差はもちろん、ラオス国内の都市部と農村部の乖離(かいり)も深刻です。貧しい村のこどもたちが家族を支える「稼ぎ手」として都市部へ送り出され、児童買春の渦中に飲み込まれてしまう現実があります。

この繰り返される連鎖を断つため、私たちは足元の「日本人の加害抑止」というアプローチを選択し、2025年12月から「こどもを買わせないプロジェクトinラオス」を開始しています。オンラインやラオス現地での警告発信に加え、性依存症の専門家を招いた勉強会など、児童買春を繰り返す「加害者」が持つ心理、そこに至るまでの背景にもメスを入れ、対症療法ではなく、根源的な「構造」を変える方法を探っています。

記事では、現地調査で見えてきたことやプロジェクトの内容をより詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

ブログ全文はこちら▼
ラオスの児童買春問題【前編】怒りと焦りの中で見つめた、ラオスで日本人がこどもを買っている現実

【東京マラソン2027チャリティ】こどもが虐待で苦しむことのない社会をつくるために、一緒に走っていただけませんか?(2026年5月28日更新)

いつもあたたかいご支援をいただき、ありがとうございます。

この度、かものはしプロジェクトが東京マラソン2027チャリティの寄付先団体として参加することが決定いたしました!

東京マラソンチャリティとは、東京マラソンを通してチャリティ活動を社会全体に広げるための取り組みです。寄付先団体が設定する金額以上を寄付いただいた方の中でご希望の方は、チャリティ活動をアピールしていただくチャリティランナーとして参加することができます。
ランナーではなく、応援したい・支えたいと思ってくださる方も寄付のみで参加できます。

こどもが虐待や暴力で苦しむことがない社会をつくるために、寄付申込およびチャリティランナーとしてかものはしプロジェクトの仲間になっていただけませんか?
ご参加の方法は大きく2つございます。詳細は以下の通りです。

1.ご自身がチャリティランナーとして申し込む
チャリティのご寄付は、20万円以上からのお申し込みとなります。

<東京マラソン2027チャリティ概要>
●大会開催日程:2027年3月7日(日)
●募集期間:2026年6月24日(水)~7月9日(木)
●かものはしチャリティランナー募集枠:152名(かものはし寄付者優先枠20名)

2.CSR活動や福利厚生の一環で、企業・団体として申し込む
企業・団体さまからご寄付いただくことで、社員の皆さまにチャリティランナーとして出走する機会をご提供いただけます。貴社のCSR活動や福利厚生として、ぜひご検討ください。個人の申し込みと同様、チャリティのご寄付は、お1人20万円以上からのお申し込みとなります。

またかものはしプロジェクトでは、感謝の気持ちを込めてさまざまな寄付者プログラムを実施し、チャリティランナーの皆さまを全力で応援します!
お預かりした大切な寄付金は、児童虐待の予防と回復支援をはじめとする活動全体に役立てられます。

記事では、申し込み方法の詳細や過去の参加者の声をより詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

ご寄付やチャリティランナーとして、ご参加いただける方を心よりお待ちしています!

記事全文はこちらから▼
【東京マラソン2027チャリティ】こどもが虐待で苦しむことのない社会をつくるために、一緒に走っていただけませんか?

*かものはしプロジェクトは、東京マラソン財団チャリティ RUN with HEARTの寄付先団体です。
*東京マラソン財団チャリティ RUN with HEART 公式ウェブサイト

「支援者を、ひとりにしない」ことが若者の未来を守ること。全国ネットワーク「えんじゅ」が目指す、血の通ったセーフティネット(2026年4月8日更新)


今回は、全国ネットワーク「えんじゅ」が大切にしているコミュニティーづくりと、支援者同士のつながりの意義についてお伝えします。

かものはしが事務局を務める「えんじゅ」は、親や家族に頼れない若者を支援する団体の全国ネットワークです。2025年の年次大会には、全国から133名の支援者が集まりました。支援の現場は、正解がない問いに立ち向かう孤軍奮闘の日々です。

しかし、この2日間で共有されたのは「私たちは一人ではない」というホットなつながりでした。単なる情報交換に留まらず、会場の温度が一段と上がるような熱気に包まれ「困ったときに、あの人の顔が浮かぶ」という関係性の種まきが行われました。

なぜ、「えんじゅ」という地域を超えた連携がこれほどまでに不可欠なのでしょうか。
その理由は、若者が進学や就職で街を移動するという切実な現実にあります。

これまでの支援では、引っ越しを機につながりが途切れてしまい、新しい土地で孤立するケースが少なくありませんでした。えんじゅの真価は、事務局が知らないところで起こる「現場同士の越境」にあります。「あそこのスタッフなら君のことを分かってくれるから大丈夫だよ」と、顔の見える仲間へ温かくバトンをつなぐ。このつながりがあるからこそ、若者がどこへ行っても社会からこぼれ落ちないセーフティネットが機能するのです。

また、このつながりは「支援者自身を孤立させない」ための命綱でもあります。過酷な現場で燃え尽きないよう、弱音を吐き、葛藤を共有できる「心の安全基地」があるからこそ、持続的な支援が可能になります。効率的なシステム以上に、「泥臭い、顔が見える関係性」を築くことで、若者と支援者の双方を守るコミュニティーを目指しています。本当に苦しい時、支援者が最後に頼れるのは「システム」ではなく「知っているあの人」だからです。

「つらいも よかったも いっしょに」

この言葉は2024年に作ったえんじゅのスローガンです。若者に対してだけでなく、私たち支援者自身に向けた約束でもあります。

このスローガンを胸に、私たちはこれからも、「支援者が、支援者であることを誇りに思え、健やかであり続けられるコミュニティー」を育てていきます。

記事では、支援者同士のつながりの意義や支援者支援への想いをより詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

記事全文はこちら▼
「支援者を、ひとりにしない」ことが若者の未来を守ること。全国ネットワーク「えんじゅ」が目指す、血の通ったセーフティネット

【妊産婦支援事業部】迷いながら、一緒に考え続ける妊産婦支援のネットワークを目指して(2026年3月4日更新)

今回は、妊産婦支援事業部が行っている、支援現場での「ネットワーク構築」の活動についてお伝えします。

かものはしは、頼れる先がなく孤立しがちな妊産婦さんとつながり、安心して過ごしてもらうための居場所「ふたやすみ」の運営を行っています。(妊産婦支援事業の活動はこちら)

一方で、日本全国を見渡すと、地域によって支援状況や資源にはばらつきがあり、困難な状況にある妊産婦さんを減らしていくためには、1つの団体だけの取り組みでは限界があります。
「現場での学びや気付きを、他の妊産婦支援団体と共有し、支え合う」その仕組みを全国で育んでいくことが必要だと考え、「ネットワーク構築」の活動にも取り組んでいます。

かものはしは今回、他団体とともに「妊産婦等支援ネットワーク形成全国フォーラム(以後、全国フォーラム)」を実施しました。この全国フォーラムは、全国で妊産婦支援に関わる実践者、行政機関、児童福祉施設、医療機関等の関係機関を対象に、次の3つを目的として企画しました。

1.共有する:妊産婦支援の課題を分かち合う
2.つながる:分野や地域を超えたつながりをつくる
3.考える:これからの妊産婦支援のあり方を一緒に考える

プログラムでは、妊産婦支援現場の実践報告やケース共有、参加者同士の対話を行いました。

これまでの現場では、「他地域の取り組みを知る機会がない」「行政や医療との連携に一人で悩んでいる」といった悩みが、多くの支援者から寄せられていました。しかし、今回のフォーラムを通じて、「明日もママや赤ちゃんのために頑張ります」「同じ悩みを持っている人が全国にいると分かっただけで、少し気が楽になりました」など、参加者の方々からは温かい感想をいただきました。

支援者同士がつながり、安心して悩みを共有できること。
その積み重ねが、巡り巡って妊産婦さんへのより良い支援につながっていくのだと実感しています。

妊産婦さんが、支援につながることをためらわない社会。
そして、支援者自身も孤立せず、支え合いながら活動を続けられる社会。

その実現に向けて、これからも現場の声に耳を傾けながら、支援の輪を丁寧に広げていきたいです。

記事全文はこちら▼
迷いながら、一緒に考え続ける妊産婦支援のネットワークを目指して

【年次報告書をもっとわかりやすく。解説動画を公開しました!】(2026年1月20日更新)

新年、あけましておめでとうございます。
2025年は、私たちの活動にあたたかいご支援をいただき、誠にありがとうございました。
2026年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて今回は、2025年6月に発行いたしました「2024年度版年次報告書」の魅力をたっぷり詰め込んだ解説動画をご紹介します。

▼2024年度版年次報告書はこちら
annual_report_2024(PDF)

今回の年次報告書のテーマは、「リアリティと人間味」です。
「支援のプロ」としてだけではなく、現場で一人の人間として悩み、もがくスタッフのありのままの姿をお伝えしたい。そんな想いを込めて制作しました。

動画では、編集長・制作メンバー・デザイナーの3名が、報告書の詳しい内容に加え、報告書には書ききれなかったストーリーを本音で語っています。

・制作の裏話を聞きたい!
・解説を聞きながらじっくり読んでみたい!
・かものはしのことをもっと深く知りたい!
と感じている方など、どなたにも楽しんでいただける内容です。

ぜひお気軽にご覧ください!

▼ブログ全文・解説動画はこちら
年次報告書をもっとわかりやすく。解説動画を公開しました!

※下記リンクから過去の年次報告書もご覧いただけます。
年次報告書・財務

【アフターケア事業部・越智萌へのインタビュー】「助けて」と思いながら働いていた私が、今、支援者を支える理由(2025年12月16日更新)

毎年夏に「わっかっか」で行くデイキャンプにて若者と海で語り合う姿。写真左・越智。

今回は、日頃より私たちの活動を応援してくださっている皆さんに、チームを支えるスタッフのことをもっと知っていただきたく、インタビューの一部をご紹介します。

今回ご紹介するのは、長きにわたり若者支援の現場で経験を積み、2025年5月からかものはしに参加している、アフターケア事業部(児童養護施設などを出た若者の巣立ちを応援する事業)スタッフの越智萌(おち もえ)さんです。

■長年現場で働いてきた越智さんが、なぜいまかものはしに?
かものはしに参画するまで、香川のアフターケア事業所の生活相談指導員として7年間働いてきました。その中で、まだ声が届かないこどもや若者がたくさんいることや、現場がひっ迫し、若者に対して十分な支援を届けきれない現実があることを知りました。

だからこそ、現場から少し離れたところから、若者を支えられる社会をつくる仕組みづくりのために働きたいと思い、かものはしのアフターケア事業部に参画しました。

現在は主に、親や家族に頼ることができない人たちをサポートする団体の全国ネットワーク「えんじゅ」にて、加盟事業所へのサポート業務を担当しています。

■これからの活動で大切にしたいことを教えてください。
「若者をひとりにしないためには、支援者がひとりにならないこと」

私はこれがとても大切だと感じています。支援者が孤立してしまえば、若者も一緒に孤立してしまうからです。支援する側が安心していられること、誰かとつながっていられることは、決してぜいたくではなく、支援の土台だと思います。

これからも、あたたかくつながれる人が少しずつ増えていく社会であってほしいと思います。そして、「ひとりじゃない」と感じられる関係を育てていきたいです。

記事では、越智さんがアフターケアに関わる上での思いをより深く知っていただけますので、ぜひご覧ください。

記事全文はこちら▼
「助けて」と思いながら働いていた私が、今、支援者を支える理由 アフターケア事業部・越智萌へのインタビュー

2025年も、皆さまのあたたかいご支援のおかげで、活動を力強く続けることができました。本当にありがとうございました。
寒さも本格的になってきましたので、どうぞお身体にお気をつけてお過ごしください。

【ソーシャルコミュニケーション事業部ってどんなところ?】「なんとかしたい」の思いをつなぐ対話と実践(2025年10月30日更新)

今回は、ソーシャルコミュニケーション事業部の活動とその思いについてご紹介します。

私たちソーシャルコミュニケーション事業部(以下SC事業部)は、「『あなた』に伝えて『わたし』を増やす」というミッションを掲げています。ここで言う「わたし」とは、社会に関心を持ち「自分にもできることがある」と信じて、寄付やボランティアなどの小さなアクションを起こす人のことです。

「だれもが、尊厳を大切にし大切にされている世界」の実現に向けて、SC事業部では一人ひとりが持っている「なんとかしたい」という思いを大切にし、できる人ができる範囲でアクションを積み重ねていけるような場づくりを続けています。

そんな取り組みのなかで私たちが大切にしてきたのが、(1)背景や気持ちを考える余白、(2)対話、(3)小さなアクションの力の3つです。

例えば、困窮する若者を何とかしたいと思っていても、Aさんは「本人の頑張り不足で、困窮者対応は国や行政の役割」と考え、私は「社会の問題で市民の力で解決したい」と考えるなど、視点が異なることがあります。しかし、考え方が違うからと相手を否定し合うのはもったいなく、目指す社会からも遠ざかります。大切なのは、Aさんが当事者の背景を想像し、私も異なる考えに至る社会的背景を考えてみることではないでしょうか。

今まで歩んできた道のりや関心、立場は違うけれど、「なんとかしたい」という気持ちは共通しているということは少なくないです。意見交換は大変ですが、自分と異なる考え方の理由を考え、歩み寄りながら一緒にその思いを広げていきたいと考えています。

@Tommy

そして対話と実践の場として現在私たちが注力しているのが、全国活動報告ツアーです。2024年度は大阪・福岡・横浜で開催し、他団体との協業でかものはしの課題を多面的に伝えたり、当事者やその周囲の人になりきる寸劇ワークショップや参加者同士の対話の時間を持ち、ともに考えを深める場をつくりました。

ワークを経てイベントの最後には「なんとかしたい」のメッセージを参加者の皆さまに書いていただいているのですが、「社会をよくしていきたい、そのために自分にできることをやっていきたい」という前向きな声があふれ、「社会にはまだまだ可能性があふれている」と希望を感じ勇気をもらっています。

イベントの終わりには、参加者の「なんとかしたい」思いを書いてもらっています!

支援の方法や大きさに正解はありません。「だれもが、尊厳を大切にし大切にされている世界」は、一人ひとりが、できるときにできる範囲で少しずつアクションにつなげていくことで作っていけると思います。

私たちはこれからもみなさんの「なんとかしたい」という思いを大切にしながら、活動を続けていきます。

記事全文はこちら▼
「なんとかしたい」の思いをつなぐ対話と実践

【2024年度活動報告】妊産婦支援事業:希望を紡ぐ場所「ふたやすみ」(2025年9月29日更新)

今回は、妊産婦支援事業「ふたやすみ」の2024年度活動報告をご紹介します。

千葉県松戸市に誕生した妊産婦の居場所「ふたやすみ」は、2024年1月に開設しました。
開設以来、本人や行政機関からの相談が寄せられ、2024年度は35件にのぼりました。相談内容は、経済面の課題、単身での妊娠・子育て、発達特性、家族関係など多岐にわたり、複数の課題を抱える方が多いのが現状です。

1年間で9人の妊産婦の方々と17人のこどもたちに関わり、自宅訪問、日中の居場所、宿泊の3つの形で、サポートを行いました。妊産婦さんがリラックスできる環境づくりや生活必需品の提供、家事のサポートに取り組み、延べ約450回の訪問や居場所の利用がありました。

一方で、人手不足により支援できないケースや、夫婦間のトラブル、難民背景を持つ家庭など、産前産後では区切りがたい課題と向き合うこともありました。一人ひとりへの思いが強まるほど、どこまで支援を広げるべきか、という問いは深まり続けます。
妊産婦やこどもたちが希望を持って人生を歩み続けるには、「ふたやすみ」を超えた社会とのつながりと多くの人の支えが必要です。

記事では、2024年度の「ふたやすみ」の活動内容や実績をより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。また、年次報告書では2024年度のかものはしプロジェクト全体の歩みを知っていただけます。

「ふたやすみ」は、すべての妊産婦とそのこどもたち、そして私たち一人ひとりが自分らしく生きられる社会の実現に向けて、歩みを続けます。


記事はこちら▼
【2024年度活動報告】妊産婦支援事業:希望を紡ぐ居場所「ふたやすみ」

年次報告書(ウェブ版)はこちら▼
1年間の活動をまとめた年次報告書

【対面イベント】児童養護施設でのこどもたちの日常に触れる 映画『大きな家』上映会&ミニトーク開催のお知らせ(2025年8月6日更新)

今回は、第33回日本映画批評家大賞〈ドキュメンタリー賞〉を受賞した、映画『大きな家』の上映会をご案内します。

みなさんは、「児童養護施設で暮らすこどもたち」と聞いて、どんな日常を思い浮かべますか?
映画『大きな家』は、施設での日常や巣立ちの瞬間、その後の姿までを丁寧に記録した作品です。こどもたちのリアルな姿を、映画を通してぜひ感じていただけたらと思います。

かものはしプロジェクトでは、児童養護施設を退所した若者たちが、社会のなかで孤立せず安心して暮らしていけるよう、退所後の支援(アフターケア)に取り組んでいます。
今回の上映会では、映画を通して当事者の思いに触れた後、アフターケア事業部担当スタッフの村田から、支援の現場での声や活動についてもご紹介します。

18歳で“児童養護施設”を出る若者の現実を知りたい方、こどもや若者の支援に関心がある方におすすめのイベントです。

映画をきっかけに、児童養護施設で暮らすこどもたちの現実に触れ、「自分にできること」について一緒に考えてみませんか?

みなさんのご参加を、心よりお待ちしています!

◆映画『大きな家』上映会&ミニトーク 概要◆

【日時】2025年8月17日(日)9:30~12:30
【会場】YCC代々木八幡コミュニティーセンター・ホール(小田急線・代々木八幡駅より徒歩6分)
【参加費】無料
※会場の定員に限りがあるため、2025年8月14日(木)までにお申込みをお願いいたします

▼イベントの詳細・お申込みはこちらから!
【参加無料】映画『大きな家』上映会&ミニトークこの夏、知ってほしい。18歳で“巣立つ”こどもたちの児童養護施設での日常。

【アフターケア事業】親や家族を頼れない若者に「ひとりじゃない」と思えるつながりを届けるために(2025年7月16日更新)

児童養護施設等を巣立った若者を支える活動(アフターケア事業)について、ご紹介します。

現在日本には、18歳になると支援制度から離れ、一人で生活を始めなければいけない若者たちがいます。その多くは、虐待や親との離別といったつらい経験を背負い、社会的養護のもとで育った若者たちです。また、虐待などを経験しながらも保護されずに大人になった若者への支援が不足しているという課題もあります。

■若者を支える「アフターケア」という取り組み

こうした困難な家庭環境で育った若者たちを支える活動が、「アフターケア(退所後支援)」と呼ばれています。支援内容は、病院に行くときに一緒についていくこと、家を探すときの下見、申し込みの手伝い、雑談や食事を通じた居場所作り、LINEでのこまめな連絡など、多岐にわたります。

■全国の支援者をつなぎ、連携して若者を支える全国ネットワーク「えんじゅ」

ただ現在、児童養護施設等の数が1,105カ所に対して、アフターケア事業所の数が58カ所と少ないという課題があります。また、多くの支援団体は孤軍奮闘している状況であり、限られたスタッフで現場の負担が大きくなっています。

そこで、団体同士をつなぎ、情報共有や連携を促進するため生まれたのが全国ネットワーク「えんじゅ」です。2024年からは、かものはしプロジェクトがその事務局を担い、調査研究、研修、政策提言、広報などを行っています。(※事務局を担うことになった経緯はこちら)

「えんじゅ」に加盟する団体の皆さまと一緒に、多くの若者にさまざまなつながりが保障され、安心して生活ができる社会になるために必要なことを考え、若者支援に取り組んでいます。

これからも、「困ったときは頼っていい」と思えることが当たり前になる社会にしたい、親や家族を頼れない若者に「ひとりじゃない」と感じてもらいたい、そんな思いを持ちながら活動を続けていきます。

記事では、より詳細なアフターケアの現状や取り組みについて載せておりますので、ぜひお読みください。

記事全文はこちら▼
【アフターケア事業】親や家族を頼れない若者に「ひとりじゃない」と思えるつながりを届けるために(前半)

引き続き支援を求めています

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動報告」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
792,962 円
寄付人数
1,934 人
継続寄付

6 人が支援しています

活動を支える大きな力になります

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • PayPay
    PayPayで1円から寄付できます。※期間限定ポイントはご利用いただけません。
  • Yahoo!ウォレット
    クレジットカードで100円から寄付できます。
  • Vポイント
    Vポイントを使って1ポイントから寄付できます。

プロジェクトオーナー

認定NPO法人かものはしプロジェクト

かものはしプロジェクトは、「こどもが売られてしまう問題」を解決するために2002年に活動を開始しました。
2002年からはじめたカンボジアでの事業は2018年に終了し、2012年からはインドでこの問題に取り組んでいます。
2019年からは日本国内の「こどもの虐待」問題への取り組みを開始しました。
インドでも日本でも、「こどもが虐待や暴力で苦しむことがない社会をつくる」ために、私たちは活動を続けます。

公式リンク(外部サイト)

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。

団体のプライバシーポリシー

特定非営利活動法人かものはしプロジェクトのプライバシーポリシーは、https://www.kamonohashi-project.net/privacypolicy/をご覧ください。

なお、Yahoo!ネット募金に関し、LINEヤフー株式会社より提供を受けた個人情報については、次の目的の範囲においてのみ利用します。
・寄付金に関する領収書の送付(当団体がYahoo!ネット募金での寄付者に対して領収書発行を行う場合)
以上

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