• すべての子どもに、進学のチャンスを

  • 概要
  • 活動情報 2019年7月05日 更新

親を亡くした子どもや、親が重度の障がいを負っている子どもに対して、奨学金の給付・貸与を行っています。

遺児家庭の現状
病気、災害、自死(自殺)などが原因で、親を亡くした子どもたち。
親が重度の障がいを負っているために、働けない家の子どもたち。
彼ら、彼女らの家庭の平均月収は、一般世帯平均の半分以下しかありません。

「パートで働くお母さんに、これ以上負担をかけられない……」
そんな思いから進学を諦めようとしている子どもたちにとって、未来を切り開く助けになるのが、「あしなが奨学金」です。

あしなが奨学金とは
高校・大学・専門学校などへの進学を希望する遺児のために、返還不要の給付型+無利子の貸与型を組み合わせた奨学金を出しています。
給付型奨学金には、「生活のためのアルバイトを減らし、勉強や読書、友達づくりに時間を使ってほしい」という願いが込められています。

下の手紙は、ある奨学生が高校卒業時に、あしながさん(本会へのご寄付者)にあてて書いた感謝礼状です。ご寄付をしてくださる方の存在は、遺児にとって精神的にも強い支えになっています。

日本中のたくさんの遺児たちが、ご寄付のおかげで進学できています

みなさまのご支援ご協力をお願い申し上げます。

奨学金以外にも、未就学児から大学生まで幅広い年齢の遺児に対して、
心のケアおよび教育支援を行っています。

心のケア
◇親を亡くした子どもたちを対象に毎年開かれる「小中学生のつどい」には、北海道から沖縄まで全国から子どもと保護者が集まり、遺児に寄り添うための訓練を受けたファシリテーター(ボランティアスタッフ)とともに過ごし、タケノコ掘りや海水浴などのさまざまな活動を行っています。
◇心のケア施設「レインボーハウス」を東京・神戸・仙台・石巻・陸前高田の5カ所で運営しています。各ハウスには遺児の心を癒やすために工夫された部屋があります。

レインボーハウス内の「火山の部屋」でストレス発散


教育支援
◇あしなが奨学生を対象に海外留学研修制度を設けています。
研修生は中国、台湾、ベトナム、フィリピン、インドネシア、ウガンダ、セネガルなどの国々に1年間滞在し、異文化を学ぶ中で大きく成長しています。

ウガンダ研修生と現地の孤児院の子どもたち


◇奨学生のためのサマーキャンプ「つどい」を日本各地で開催しています。「高校生のつどい」「大学生のつどい」では、全国の奨学生が各拠点に集まり、グループワークや進路相談を行っています。

高校奨学生のつどい(御殿場)


◇仕送りを見込めない遺児でも都市部の大学に通えるよう、朝夕2食付きの学生寮「心塾」を東京と神戸に置いています。
心塾では、集団生活や学習カリキュラム(読書感想文や各種講座)を通して、「暖かい心」「広い視野」「行動力」「国際性」の4つの力を身につけることを目標としています。また、地域の行事への参加によって、近隣住民の方たちとの交流もすすめています。

地域のだんじり祭りに参加する心塾生

寄付金の使いみち

Yahoo!ネット募金を通じていただいたお金は、全額を奨学金事業に使わせていただきます。
支援の対象となるのは、全国の病気、災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもと、親が重度の障がいを負っている子どもです。

2018年度の本会の奨学生は5,355名。入学一時金や進学支度一時金を含む奨学金は、すべて皆様からのご寄付によって支えられています。
子どもたちの「学びたい」という思いをこれからも応援し続けるために、ご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。