紛争・災害・病気―世界で苦しんでいる人々を救うために
【日本赤十字社　海外たすけあい募金】

「NHK海外たすけあい」募金キャンペーン～赤十字はあなたに代わって世界で紛争や災害、病気に苦しむ人々を支援します～

「NHK海外たすけあい」募金キャンペーンは、今年で38回目を迎えます。皆様からいただいたご支援は、累計265億円に上り、世界159カ国の支援を必要とする人々に届けられました。

赤十字は、世界のあらゆる地域で危機にさらされ支援を必要としている人々へ、「緊急救援」から「長期にわたる継続的支援」まで地域に根差した活動を展開しています。

2011年にシリアで始まった紛争により、国内外に避難した人は1,000万人以上にのぼります。赤十字では、医療支援や救援物資・医薬品の配布、給水支援など、現地のニーズに応じた支援活動を継続しています。

バヌアツは、自然災害リスクが世界で最も高い国といわれ、地震や津波、火山噴火、サイクロン、洪水といったリスクに常にさらされています。バヌアツ赤十字社では、政府と連携し、防災学習を学校カリキュラムに取り入れました。防災教育のための研修などを実施し、多くのユースボランティアが育成されています。

新型コロナウイルス感染予防のための活動として、地域に住むボランティアが中心となって感染予防のための正しい知識を広める活動や、手洗い場の設置を行っています。また、感染患者の救急搬送や隔離・治療支援、感染者やその家族のこころのケアなども行っています。

令和元年度の事業報告書はこちらをご覧ください。