紛争・災害・病気―世界で苦しんでいる人々を救うために
【日本赤十字社 海外たすけあい募金】

「NHK海外たすけあい」募金キャンペーン～赤十字はあなたに代わって世界で紛争や災害、病気に苦しむ人々を支援します～

「NHK海外たすけあい」募金キャンペーンは、2019年で37回目を迎えます。皆さまからいただいたご支援は、累計258億円に上り、世界157カ国の支援を必要とする人々に届けられました。

赤十字は、世界のあらゆる地域で危機にさらされ支援を必要としている人々へ、「緊急救援」から「長期にわたる継続的支援」まで地域に根差した活動を展開しています。

2011年にシリアで始まった紛争は今もなお続いており、国内外に避難した人は1,000万人以上に上ります。赤十字では、医療支援や救援物資・医薬品の配布、給水支援など、現地のニーズに応じた支援活動を継続しています。

地球規模の気候変動はさまざまな人道危機をもたらします。昨年度はアフリカ地域で洪水が頻発する一方、干ばつが深刻な食糧危機をもたらしました。そのほかにも、インドネシアで発生した地震やモザンビークのサイクロンなど、世界ではさまざまな災害が発生しています。

赤十字では災害発生直後の救援活動だけでなく、次の災害に備えるための防災知識の普及やボランティアの育成などの支援を行っています。

アフリカ地域では、HIV感染者や貧困層の家庭への訪問看護とケアなどの支援を行っています。また、保健課題を改善するため、感染症対策の知識普及や生計支援を通じた貧困解決にも取り組んでいます。

平成30年度の事業報告書はこちらをご覧ください。