【日本赤十字社】
国内外で苦しんでいる、ひとりでも多くの人を救いたい

「人間のいのちと健康、尊厳が守られる」世界へ

2020年7月、熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で発生した集中豪雨は、河川の氾濫による浸水被害や土砂災害など甚大な被害をもたらしました。日本赤十字社は発災直後から救護班などを被災地に派遣し、避難所での巡回診療や救援物資の配布などを行いました。

また、直近では、梅雨前線等の影響により、2021年7月、東海地方や関東地方では記録的大雨となり、特に静岡県熱海市においては土石流により人的・住家の被害が発生しました。
静岡県支部や静岡赤十字病院、伊豆赤十字病院などから救護班や心のケア要因を派遣し、県内各地の避難所等で被災された方への救護活動や健康観察、こころのケアを行いました。

2017年8月にミャンマーで発生した大規模な暴力から逃れ、隣国のバングラデシュで避難民として生きる人は86万人以上、その8割が女性と子どもたちです。日本赤十字社はバングラデシュ赤新月社とともに救援活動を行い、避難長期化を見据え、地域の医療者や避難民ボランティアの育成を主軸とした保健医療支援を行っています。

また、日頃から、自身の安全や身近な大切な方を救えるよう、救命・応急手当などの講習会や、学校教育を通じて防災や国際人道法に代表されるような赤十字が大事にする考えなどの普及に努めています。

日本赤十字社のさまざまな活動を日本赤十字社公式YouYubeチャンネルで公開しています。